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戯 言ノ源
―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰
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2008年10月13日(月) ■ |
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上手く笑って、あげられないけど。 |
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何故なんだか知りませんが突然職場の先輩から人生における死生観や幸福論についての質問メールが届いていて、うっかり長文で返す辺り本当に中二ですねでも熱意を持って禅問答に挑むのは我が人生における喜びの一種でもあります。 と同時に何某か悩ましい問題でもあるのかと思い巡らせつつ、え、たまには心配の一つもしますよ。いや、でも心配というと違うか。興味という程あざとくもないんですが、んー、なんというのだろうこういうのは。 所謂何か悩んでいるなら相談乗るよみたいなあれに近い感じがしますが、かといって社交辞令という軽さではなく本当にこのようなオンボロに、話をわざわざしてくれるというそこになんだろう、一種の信頼とかなんかちょっとまた違うけど繋がりを感じてしっかり一言一句伺いますよ。 解決は求めていないだろうし大体相談というのは己の中に出ている答えを後押しして欲しくて情報収集しているみたいなもんですが、確かに人に話すだけで楽になると言うのも一つのパターン。自分は話すと纏まるのでノッてくるタイプですが。 寧ろ一度心の声とかを改めて胸中で文章にする場合なんだこの二度手間最初から出来ないのかってそうして考えてる文がまたタイムロスだよなぁみたいな一人芝居を悶々繰り広げますが。 で、相手の意見を取り出しては持論を展開し、疑問を提示しながらもこれといった、仮説程度しか答え染みたもののない、という大変面倒この上無い長文で何度かやり取りする内。 ……あれ、ひょっとしてこれ若しかしたらなんだけど自分から何か悩んでますオーラだとか世を儚んでますサインとかに見えて声掛けてくれたんだろうかとか。また例によって深読みし過ぎでしょうか。その可能性も無きにしも非ず。 いや、つまり就職や就学ではなく退職するという事が、引っ掛かったのやも知れないなと。 まぁ別にそうしてわざわざ気にして頂いたのなら恐縮ですがね。全くただの思い違いでも構いませんがね。 いちいち何時代にどの人が何を言ったと、哲学者の名前を知って満足し己が知性に溢れていると勘違いしている愚者の類いではなく、きちんと己の意見を表現力豊かにディスカッションして下さるので寧ろ楽しいんですがね。 ……あれかなぁ、なんか某疑惑の社長みたいにならないよう要注意人物扱いされてたらなんか微妙だなぁ。 あ、因みに自分は省が殺ったという見解よりは氏の名前を殺し別人として生きるという司法取引に近い感じだったりしてとか空想を巡らせております。 所詮対岸の火事、他人の不幸はにんにくの味ってやつです。えごめん聞いた事ない。
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