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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2008年06月02日(月)
そして君は高らかに笑うのだ。


生まれてこの方政治ドラマなるものを見た事が無いのでこれがそれらと同様なのかそれともかなりの異色なのかは判りかねますが、CHANGEはどうやらコメディのようです。次回予告がそれをより強調している。
この時間帯の連ドラといえば如何に打ち切りであっても最低9話はやるであろうという予想の中早々に総理になってしまってこれから転げ落ちるまで以外何をやればいいのかしらと思っていたんですが。嗚呼、そりゃあまぁ一話ぐらい業務してるとこ見せないとね。盲点だった。お前どんだけ節穴なんだ。
所謂理想論だの青臭いだのをこれでもか主張されていますね。全くの政治ド素人の自分であっても、例えばそんな懸案一つ一つに時間を掛けていたらとても回し切れないし且つそれに着目したのなら他のだって同じくらいちゃんと見てるのかよとか思わないでもありませんが、こっちが引くくらい率直に馬鹿正直にどうよってな気概がないと話としては面白くないやも知れませんね。
現代ものだからと言って現実に即してなくちゃいけないとか整合性ばかりではなく、例えば手塚ゾーンが発生するテニス漫画があるんだから、飛び抜ければオリジナリティと呼ばれるんですよ。おやなんだか揶揄っぽくなった。
実際には無理、幾らなんでも流石に在り得ない、それらを楽しむのが架空な訳ですから、そこから或いは現実で生きていく為のヒントも沢山生まれて来る訳ですから、概ね楽しいコメディだと思います。特に阿部たんと深津さん。やっぱり目当ての二人が目当てなまんまかよ!
何故そう穿ってしか物事を見れないのか。気に入ってますが、あだであるとは理解もしています。しかしもっと穿って見ていると指摘される、ネプリーグは別の読み方ばっかりするんだぜ。出来ない時は無言なんだぜ。いいじゃないか楽しいじゃないか! 因みに出来ないは九割他に読みようの見当たらない漢字なんですがきっと何処かには探せばあるのやも知れないと思うと是が非にでも探検したい。その労力もっと別の事に割こうぜ!


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