原初

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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2007年09月27日(木)
ところがどっこい大嵐。


待望のユーベル最新刊。まだこの間の全部読んでいないくせに又してもしこたま買ったら店員さんの顔に見覚えが。そう思い見つめているとあちらも訳知り顔のにんまり。あれおれ常連!?(じゃなきゃなんだというんだ)
ところで犬ゲルってば4巻完結って本当ですか。すっげー続刊楽しみにしていた口なんですが。本当なんでしょうか!!
取り敢えず新刊情報なのでネタバレも無きにしも非ずです。

・ユーベルブラット 6巻
取り敢えず横文字表記のものは横文字で表記すべきなんでしょうが己の活動限界を知っているのでやめました(どっかでコピペすりゃいいだけの話じゃん)。後述のイフリートも同様に。
ケインツェルの、例えば誰もが当たり前に享受するものではなくて、又期待していたものではなくて、言葉にしてしまえば師としての、そんな単純な、けれど親にも近い感情を、懐いたところがぐっとくるポイントでしょうか。エロスとしては勿論その後の『修復』ですがw
復讐の一つを果たしたと同時にそれは本当の始まりに過ぎず、そしてそれを始めてしまったからこそこれからどうしていくつもりなんだろうと不安に思う事も多々あるんですが、取り敢えず、グレンにまで辿り着ければいいと思います。後個人的にヴィド何処行ったとか思います(笑)。
確かに長髪おじんだけど! ケインツェルのがすきですよ。アシェリートももちっと髪が長ければ(黙れ)。

・乙男 3巻
矢鱈と兄上様がはまっているのがやや複雑な気分にもなりますがまぁいいでしょう。
花ゆめ本誌に出張してきた回があったんですがその事実を忘れていて、あれなんだこれ見た事あるぞデジャヴ? 暫く悩んだ事は秘密です秘密。又ダブり買ったかと焦ったよいや焦った。
取り敢えず少しは進展したって事でいいのかな? ん?

・紳士同盟† 8巻
潮と千里先生が案外とあっさり進んでしまった気が。真栗とかが長かったというのも事実でしょうか(笑)。
やっと出て来たぜ学園長! いや学園長自体だとは考えていませんでしたがぜってーなんかあるとは誰も彼もが思っていた事でしょうから。畜生いいなぁシュトラール!
で、怒涛の灰音編。個人的には好みですが結構ありきたりっちゃそうなんでしょうか。最近見るともなしに見る機会の多い昼ドラとか好みそうな。取り敢えず、よっ! 高成久しブリー!

・山本善次郎と申します 2巻
幼児メイン、ホームドラマ的要素から愛してるぜベィベ★のイメージが強く透過されます。
でもいいよね、善次郎蝶恰好いい。そうさ好みさ文句あんのかコノヤロー!
後速水君も好みですが。ショタじゃないわよ。どちらかと言えばおじんスキーなのですがね。きっと親仁臭いって事よ(サイテー)。

・イフリート 3巻
最近兄上様がはまってる気がする第二弾。いや自分もすきですが。
まだその段階ではないからか、特殊な力を持ちつつも使用シーン以外ではそれらが表立つ事は無く、主にギャグで消化される程度なのでそんなに重たくは無いです。っていやまぁ、断罪者の話なんだからそれは嘘なんじゃないか。あくまで主観。ね。
個人的には消防士の裁かれる者でありながら救われているというのが笑える。いい結果ですが、第一声はいいじゃなくて、笑えるのね。うっかりこいつが友達にでもなるのかなと思っていたから余計。

・夜桜カルテット 3巻
実はいまいち判り辛いよなと兄上様と微妙な感想を懐いていたんですが(酷)、おまけ頁の言葉に甚く賛同してしまう。以下感想じゃなくてその賛同の意を。
新しいキャラクタというのは必要に応じて(これから起こる事件に関わりがあるとか)出す傾向が強いですが、初登場前にだって其々の生活があって然るべき、知られざる過去があって然るべき、まぁそれは当たり前ですが、だからその場その場だけでなく、まだ関わりが無い段階でもちらっと背中とか見えたっていいじゃないって。
要約するとそんな事を(寧ろ長くしただけやも知れませんが)。これは自分も似たような事を懐いているのでなんか親近感。単純だな。でもだからといってキャラクタ多ければいいってもんじゃないんですがね。あ、これ自戒ですから。他意はない。
感想としては、マフラー萌え萌え。そんなところで如何でしょうか。如何でしょうってあんたそんな。


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