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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2006年12月20日(水)
謀ったかのような、ハカリゴト。


そろそろ恒例かキャッチフレーズに近くなってきましたが、それでも思ってしまうのはそれとも不満の内?
特に水曜日辺りにそう思う事が多いようです。嗚呼又、いつの間にか一週間だと。
急かされる事も無く或いは故に、頻繁に思ってしまうのはどうにも、好い気分ではないのですが。
どうしてでしょうかね。もう歳ですかね。一応まだ若い身空なのですが。しかし心はオヤジです。
それは認めてしまうそうです。振り切ってもほどけない因果の鎖ってやつです。そこまで重いのか。
たまには、それはたまには、もう何年経ってるとか、一つの事象から思う事もあるでしょう。
無いのです何も。思い返すだけの杞憂も切羽詰まった危機感も。何もないからこそなのかもと、何度か思い返してみる事はあれど、それが答えなのだとしたらもう本当にどうしようもない。

以前はそれこそ、何ヶ月ぶりか日曜日に感じる事が多かった。当社比。水曜日に移ったのも当社比。
けれど実際は、日毎週毎そんな事ばかり考えている。そんな状態が、たまらなくいやだ。
理由の思い当たらない行動がいやだと言っているのだから、解消する為の答えも思いつかない訳で。
いつにもまして貧困な頭で、じゃあどうすればいいのか、どうしたいのか、どうにかしたいのか。
最後が問題です。したいのか、判らない。変えたい気はするけれど、打破を望んでいるのだろうか。
本当に? 原因も思い当たらないのに? 季節外れの五月病とか皆目検討付かない答えかもしれないのに? 大体それって答えに入るのだろうか。ただ、逃げているだけじゃないのか。それとも、逃げ出したい。何からだろう? 堂々巡りな、問いさえ薄れてくる、そんな、堂々巡りな。
例えば新しい何かがあったなら、夢中になって興味を惹かれれば、変わるのかもしれない。
夢でもいいし恋でもいいし、嗚呼但し後者の場合は完全夢物語妄想の領域っぽいですが。
痛い痛いぞそれは。想像妊娠とか最終的にはしそうな感じです。危ない。
面白い事、楽しい事、没頭して日日の感覚さえ無くして形振り構わず突き進みたいもの。
あればこんな事にはなっていないのだから見つけてみれば何かしら変化が訪れるのかもしれない。そして、ないのかもしれない。訪れる事も、そも新しい何かを見つける事さえ、出来ないのかもしれない。

さみしい、とふと気付く時は大抵孤独の為じゃない。一人ぼっちでいる事は、結構すきなのかもしれないし。何も無い自分に、どうしようもなくたまらなく、何も無い自分の中で自分を見つけた時とか。でも劣等感の中でじゃない。似ているけれどそうじゃない。何も無い自分を誰かと比較したのではない。
何かがあった時代の自分と比較している訳でも無く、何かがあった時代がある訳でも無く、ただ、何も無いのだと、認める事。諦める事。受け入れる事。その作業が、たまらなく、きっとさみしい。
どうして何も無いんだと責めるのではなく、だったら新しい何かを見つけようと云うんでも無く、求めるよりは、そういう自分を、見つけて、許さなくちゃならない。そんな自分を、許す事なんて。そんな、自分を許すなんて。馬鹿馬鹿しい。くだらない。むなしい。くやしい。だけど、だから、きっとさみしい。
自覚して、許容した先、外界から取り入れる行動に若しか至れたなら、喪失感ではない、元々無いのだから。だけど足りない、生まれつき足りないのかもしれない、取って代わるものじゃなくて初めからそこに納まるべくしてか初めは歪でも形を整えてか、埋まるもの、見つけてゆかなくちゃいけない。
そういうものを面倒だと感じる自分がいる。気後れや、怠惰も含めて。そういう自分が、きっと又、さみしい。足りないって判っているのに、だから求めてさみしがるのに、怠って勝手に喚く自分が、どうしたくもないのだからどうにもならない自分が、腹立たしくってもどかしい。そういう感情が、きっとさみしい。
見つけるものは、それでもきっと人の中なんだろう。夢でもいいし、恋でもいい。憧れや新鮮味、知らないものに触れる未知数の未来、泥沼にはまっていく荊棘だっていい、見つける作業を怠るそれは、恐れかもしれないし、億劫もあるだろうし、そこでも一人ぼっちな気がして、既にさみしがっているのかも。
追い立てられる危急でもないけれど、漠然と悟りながら先ず受け入れられなくて、諦められなくて、認められなくって、何も始まらない。もどかしがっているのに許さない自分がいるのはどうしてだろう。
また、来週も思ってしまうのだろうか。次もその次も? そうやって決定付けられていくものが人一倍窮屈でいやがっているのに、感情さえ維持出来なくって左右されて振り回されて。みじめったらしいですそれは。情けない。それこそ許せない。許したくなくなる。先ず、何を許す事から始めるべきなのか。許すって何だろう。えらそうな言い方。何を許したいんだろう。何を、許して欲しいんだろう。自分に。
もうすぐ年も明ける。区切りを迎えてもまだうずくまっているんだろうか。もう数日経ったと、思い返す事しかしないのだろうか。そんな未来予想図が打ち立てられてしまう、行動パターンが気に食わない。
何か、見つかるといいのに。何かが、来てくれればいいのに。未だ最後には、他力本願で夢見てる。


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