原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2006年08月07日(月)
片手に勇気を。


やっべぇ、オクタン面白ぇ! そんな読後一発目の感想です。
割と前にいつもの如くジャケ買いして放置プレイだったのですが、ふと目に入り、ふと手に取る。
或いは銀魂の小説版を書いた人だといえば判るかもしれませんがそれって結構限られていてしかも
自分が認識して発しているのはかなり特定の一部というか一人です。総攻撃(何)。
高校生探偵というと某組織に薬を飲まされた体は子供頭脳は大人が浮かびますが、
あの辺の読んでいても見ていてもちっとも判らないミステリーでは無くお手頃でした。
というと難なんですが仕掛けの方は割と単純で、高校生ならこれくらいがいいよな、
というとやっぱりなんか下に見ているというか下等扱いしているというかで難なんですが。
正直ミステリー詳しく無いからという理由以外にもあれはちっとも判る気がしません。
そんな某サンデーの漫画は置いといて、初回で読みながら推測、動機や犯人が
自分なぞが理解出来る程度の、という点を取るとそういう嗜好としてはどうかと思いますが
読んで行く内に思っていても、エ、まじ、そういう展開行く? おれが穿ってるだけじゃね?
的方向にどんどん流れていくのは大変美味しくいえ楽しく感じました。
別に予想が的中しているからでは無くストーリーの方向性そのものが自分の趣味にあっていたと。
最後の方のトリックとか動きも細部に渡って矢張り定番というか何処かで見たよねというか
ミステリーのドが付く初心者でも組み立てていけてしまう分軽いというかいっそ現実味が無くて
ファンタジー含めてない? とか、それこそ自分のそういった方向の知識が無いからですが。
後絵を見ていてもイケメンに思えないのは致命的なのか自分が悪いのか此処でも。
常日頃穿った視点を持っている自分は案外ミステリーとか合うのかも知れませんが
こういっちゃなんですが、ぐらいけなしてないけど簡単過ぎるトリックオンパレードの
オクタンを読んでそう思うのは随分思い上がっちゃいねいかい? と。
分類を何処に置くのか知りませんが逆にそういった誰にでも判り易いものだからこそ
ストーリーに入っていけるというのであれば話自体は好みでしたので成功です。うん。自分には。
いーなー、黒幕の名前が頓に引っ掛かるけれど何故ってそれは言えないお約束。
ちまちま出てくる奴がこうなるかなー、と思い初めて冒頭思い続けて終盤、
本当自分好みなのか現代っ子好みなのかいいよね、こういう展開!(拳握らない)


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