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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2004年12月31日(金)
締めくくりか、それとも。

哀しくて泣いたりはしない。
寂しくて泣いたりもしない。
だってそういう空気、慣れていたりもするから。
もしかしたら、すきだったりもするから。
それとも慣れる為にすきになったのか。
からっぽが楽しくて、薄暗いのが綺麗で、真っ暗なのが少し笑えてきて。
誰かといる事で出来る無は時折怖かったりもする。
けれど、誰か達といる事で出来る無は、きらいじゃない。
複数人数なら無が生まれても不思議ではないという妥協案かもしれないけれど。
共に歩んできたんだもの。
喰らわれるならそれもまた一興で。
逆に飲み込んでしまうつもりなら…
それもまた、一興で。

予定外な事への対処は順応性があまり無いけれど、
予想外の出来事は、面白かったりもする。
どうせなら楽しんだ方が、いいだろう。
それでも迷ったら、先ずは一服。
大分落ち着く自分に、嫌気を差す事は覚えに無い。
それでいいじゃないか。
それでいいから、そう思う。
ふとした事で落ち込むとか、どうでもいい事で浮上するとか。
単純で、けれどそこに至る経緯はあまりに複雑。
でも、難解なものの方が面白いでしょう?

さぁ、だから。

またどっかを向いて、そこにいる人達を見て。
莫迦にした風に笑って。莫迦みたいに笑って。
己の莫迦さ加減をしっかりと、刻み付けて。
またこれからを、生きてみようか。

それが、今日で最期を迎える二千四年という終末に、思う事。


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