原初

羅列 回帰



―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2004年04月15日(木)
君はまだ何もしていない。

 占いは、結果を見て楽しむのが大好きです。
 が、しかし。
 私が占いをやるきっかけとなる某氏と、大抵被りまくるので、最近ではどれだけ被るかが気にになります。
 で、今回も、ちょこーとやってみて。
 ま、違った部分だけ抜粋しますと(笑)。
 私は特殊性なんだそうです。詳しくは下記。



  特殊性の人は普通の人と性格が少し異なります。細かい所はコンピュータで調べないと分かりません。生まれた日によって特殊性の成分とその強弱が異なります。
下に出ている「特殊性の有名人」を見ても間接的には分かりにくいでしょう。ここでは特殊性の傾向を説明します。

[例]海のタイプに特殊性が強く出た場合。
 本来は外面思考なので服装などを飾るのに熱心ですが、特殊性の人は意外と知性を磨いたり、芸術に力を入れたりする事が多いようです。
 でも悪く出た場合は体裁や見栄を張って、ナカナカ本心を明かしません。 例えば夫婦や恋人同志の仲が悪くなっても「上手くいってます」など繕う事があります。
 自分のプライドを維持するために細かい神経を使うでしょう。

 特殊性の平均的説明は、普通の人より感受性が鋭くなったり、鈍くなったり、一日の中でも時間的に変化があり、その周期も人によってまちまちでです。
 何週間もそのような状態が続く事もあり、要するに情緒が不安定になりやすいようです。
 時には鋭い集中力で電話が鳴る1秒前に「電話がかかってきた」と感じる人も居ます。
 科学的にはそんな事は考えにくい事です。きっと電話が鳴る前に電話機の中でリレーが何か微小な音がその時に聞こえているのでしょう。
 ただ不思議なデータですが、特殊性の人が好きになる相手は特殊性の人が多いようです。鋭い感性がお互いに「安心だよ」と、不思議なサインを送っているのかも知れません。
 感性を活かした「芸術」など特殊性に向いています。




 後はBさんと全部同じです。書く事無い…(笑)
 何故こうも被るのか……運命を感じるわ!(え)
 ちなみに、私も恋愛面は大外れだと思ってます。
 それと色は、青と黒と銀が好きです。緑は似合う気があんまりしません。ていうか持ってな(以下略)


 こっから先は全部……ていうかこの日記全部続くぞブラッドさん宛私信! もうバレバレだろうから名前出しちゃえ(笑)。


 確かに、私はルカっちも嫁に欲しいですが。
 あなたも是非お嫁に欲しいです。
 むしろ婿入りさせて下さい(きぱ)。
 例え厳しい姑戦争があったとしても、私負けない!!
 ていうか養子に欲しいかも(え)。
 この際本当に妹として、否、姉として欲しいわー。
 しっかりものの頼れる姉御、って感じ出てますもの。
 そらもう、私なんかよりびしばししてそうですしー。

 ああそれと、またまた素敵小話が載っていてすごい嬉しかったですv
 益々気になるのだけれど……今月終わりまでには、何話か見れそうです。
 ご期待に沿えるか分かりませんが、多分て言うか絶対なんか書き出しそうです(笑)。
 はよ見たいなー…こういう時身分を手っ取り早く証明出来る物を持っていない自分が悔やまれます。





 +++++++++++++++++++++++





























































「例えばさ、君欲しいものとか無い訳?」

 いきなり紡がれたのは、予想していないものだった。
 彼は相変わらず外を眺めているし、その言葉もどうでもいいように取れた。

 何処か引っ掛かりがあるような気もしないでもないけれど、所詮は毎度のお遊びなのだろう、と。

「いーっぱいあるわよ! この間ショーウィンドウに飾られていた服とかー、新しい装飾品。違うタイプが欲しくなっちゃってv あ、それと煙草v もー切れそうなのよねー。」
 それは本当だし、全部本音。
 きゃらきゃらと他にも続けてみても、聞いておきながら彼は至って無反応。
 別に気に留める事もなく、一通り述べてからカップの紅茶を啜った。




 何拍かの間が合って、彼は視線だけをよこしてくる。
 まさしく刺す様なそれは、光の加減も相俟ってとても美しいものだった。
「何よぅ。」
「そんな答えが欲しいとでも?」

 物事を理解しようにも、そこには差というものがある。
 例え彼女が言葉を飲み込んでも、それは彼の意味とは違うのだ。
 簡単な事だ。しかしそれでも彼は理解を求める。
 常より口数が少ないのは、恐らく起きたてのせいだろう。

「大体さ、君服なんて山程持っているだろ? 無意味じゃないか。ただの無駄遣いだね。百歩譲ってそれらが必要だとしても、最後のものは絶対的にいらないね。」
「それはジュエルの価値観でしょう? 私にとっての煙草は、そうっ! 無くてはならないものなのよ!!」
 大袈裟に熱弁する彼女から、今度は呆れた風に視線を外して。
 結局それも、理解の相違に変わりない。



 彼が言葉を発する前と同じ、沈黙が訪れた。







「ああ……一個言い忘れが。」

 思い出した風に彼女は唐突に声を上げた。
 その時彼は既に、朝食の準備に取り掛かろうとしているところだった。
 それだけの時間の流れから、彼女がどの何に対して言い忘れがあったのかを把握するのには模索が必要だ。
 しかし彼が答えを見つけ出す前に、彼女は続きを述べる。
「欲しいもの。たまらなーく欲しいもの。多分これが一番ね。」
 言いながら彼に近寄り、後ろから抱きしめた。


「ジュエルの愛v 何を置いても欲しいものだわvv」


 彼女は至って無邪気に言い放つ。
 背中に頭をくっつけている事から彼の再三の呆れた感情を表した顔は見る事は出来ないでいるが、恐らくそれくらいは軽く予測の範疇だろう。
「へぇ。君にとって忘れるようなものが、一番なんだ。」
「ああんっ、冷たいー。愛を頂戴よぉ。」
「じゃあ取り敢えずそのへばり付くのやめてくれる? さもなきゃ君の分の朝食は抜きだ。」
「あ゛あ゛あ゛あ゛っっ、ジュエルが冷たいよぉーっっ。」





 欲しいものなんて有り過ぎている。


 その中で手に入るものなんて、あまりに少ないから。


 本当に欲しいものは、出来る限り言わないでおくのが逃さない得策なのよ。




 言わないで、おくのが。







 さぁ、見せ掛けを取り繕うか。









「愛を頂戴ジュエルー。」
「気が向いたらね。」





























































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 何か悔しいので、小話でした☆(訳が分からん)
 私も意味よぉ分からんっすよ。
 日常に対抗したくて日常持ち出してみましたが、……やっぱり私ルカっち好きみたい。えへっv(やめれ)
 最後の会話手前の文とか、入れんでもええやんとか思うのに入れずにいられないー。
 また微妙に暗い感じがしないでもないしー。質素なものが書きたい……
 しかしあれですな。メールにちょこちょこ載せてるのも結構のののですが、見せていないだけで小話もラクガキもただの言葉もいっぱいあるんですよウヒヒ。
 本当にジュエルカ部屋作れるくらい大好きだなぁこの二人。
 っつー事で、これからもばりばり最強NO.1! …じゃぬ〜べ〜だって(笑)。

 ばりばり二人を書いてやって下さい! ネ!
 無理だったら勝手に捏造しちゃいますから! ネ!
 むしろ書けと殴りに行きます(まてまてまて)。
 以上私信でした。終わる。某氏の真似っ子(笑)。


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