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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2004年01月26日(月)
今に始まった事じゃあ無いのに。

ちょっと愚痴っぽいんで、駄目とかうざいとかな人は戻って下さい。
これもまぁ、他愛無い事ですけど。















































































































とある、人に。
たった、一言。
言われただけで。
その一言は、他愛も無くて。
今までだって何度も吐かれた台詞で。
本当にそんな、使い古された事を、今更。
言われたって、困る、という事を。
言われました。
驚く程唐突に。

…うん。
ちょっと落ち込みたい気分です。
ていうか多分落ち込むべきなんでしょう。

一番驚いて、いるのは。
それを言われた事じゃなくて。
言われた事に驚く、自分にだったから。
本当に、如何して、今更。
こんな、事。
言われたぐらいで。
ぐらつくんだろう。
とっくの昔に切り捨てた筈だったのに。
筈だったから。
でも、諦めが悪いんでしょうね。
それは、私が一番よく知ってます。
だから、捨てた筈だったのに。
子供みたい。
実際、子供ですけれど。
ないものねだりなんかしたって、如何しようも、無いのに。
そう、これは。
単なる、ないものねだりにしか過ぎない。

それに、その一言を言った人物は、きっと何も考えてなくて。
何も考えてないというか…
ただ、きっと言葉通りだったんでしょう。
本当に、何の深い意味も無く。
あの人の事は、私も私なりに知ってますし。
単純に。
そう、思っただけだろうから。
そのまま。言葉の意味、そのまま。
だからより一層、なのかなぁ。
一番言っちゃいけない立場、なのかも知れないし。
まぁ常識ではですけど。

本当に、如何して。
こんなに衝撃を受けているのか。
それなりの理由付けなんか簡単だけど。
納得出来る答えなんて、容易く出るけど。
恐らく、それを認めたくない自分がいるから。
一層、莫迦げてて。
子供っぽくて。
みっともなくて。
ああもう、本当莫迦だ。
何の深い意味も持たない、そのままの言葉だからこそと言えなくも無いけど。
ここまで、言葉一つ執着して。
ここまで、諦め悪くしがみついてて。
ここまで、拘っていたなんて。
知っていたけど。
気付きたくなかった。
感じていたけど。
理解りたくなかった。

うん…今日一日だけ沈んでみようかな。










…く、暗いなぁ…;;
見てる人なんていないでしょうからいいけど。
一応前置き置いてあるしいいけど。
…と思いたい……。

なんかもう、暗くてごめんなさい。
これっきり、だと、思いますから。
ただちょっと、目を閉じさせて下さい。
少しだけ、椅子に座らせて下さい。
一度の、一片の。
静寂を。


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