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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2004年01月18日(日)
曖昧の言葉でどうぞ惑わせて。

 重苦しい法衣から伸ばした手は、まるで鳥の産毛のようにふわふわとした悟空の髪を、くしゃりと一混ぜした。
「な、んだよ…」
 顔を赤らめ、しかしその表情を見せたくないのか俯き加減で小さく悟空が洩らした。
 そのまま無言で悟空の髪を撫ぜ続けると、不意に三蔵が手を引く。
「さんぞ…?」
 その行動に思わず悟空が顔を上げる。
 捨てられた子犬のような不安そうな面持ちで、じっと三蔵を見つめた。大きな瞳が揺れている。
 それを確認するかのように見つめた後、三蔵は悟空の首の辺りで何かを持ち上げる仕草をした。
「お前は、俺のものだろうが。」
 当たり前のように所有権をひけらかす三蔵。
 けれど、まるで冗談めいたものでなく。
 それは、一種の絆のカタチ。
「ば、かやろ…」
 堪えていたのか一気に崩れた泣きそうな顔で、悟空はそれだけ口にした。
 その一言の後、二人の間、悟空の首と空に浮かぶ三蔵の右手にうっすらと鎖のようなものが見えたのは、見間違いじゃないのかもしれない。



















なにこれ。




















なにこれ。





























なにこれ。









































パソコンのデータ見直してたらば。
過去物の発掘、こんなん出ました。












































なにこれ…。
















































明らかに三空やね。
設定は、どうやら喧嘩していた三蔵と悟空のようです。
…正直、自分あんまこっち側の世界の人じゃないんですけど。
ですけど。
ジュエゼルでめっちゃ堕ちましたけど。



……ソノ軌跡、ココニ有リ!(笑)


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