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―― 連ねた意味も、持てない小鳥。
氷室火 生来
回帰

2004年01月09日(金)
意味など無いと、知っているくせに。

今現在、私は父君様と暮らしているのですが。
県内の実家の方に、二週に一辺くらい帰らなければならないという決まりがあります。
決まりって言うほど大事でもないんですけど(笑)。
そんなわけで、行ってきました実家。
えぇと、死ぬ程寒かったというぐらいしか感想がありません。
だってっ、本当に寒かったんですよ!
なんで!? なんであんなに寒いのっ!?



待ち合わせにいつも遅れる私が、珍しく早く着いたので煙草を吸って待っていると、いやに大荷物を抱えた母君様登場。


琉華: 「…なんなん?そのデカブツわ。」
母君様:「寒いから布団買ったん。」
琉華: 「FUTONN?」
母君様:「YES。」


…………。
うん。寒いのは分かる。とてもよくわかる。
だからって何で布団よ? わからねーぜマザー。
勿論私が荷物持ちでその日は行動したのですが、重くは無いのですが、いやー、邪魔くさいね布団(笑)。
お店で、母君様の好きなスパゲッティ(ちなみに私はホットドッグ一個)を
昼食にしている最中、さらに問い詰めて聞いてみると、母君様曰く。


「だってあんた、布団ナシはやでしょ。」


母君様は兄上様と二人暮ししています。だから布団は二つしかなく、
母君様のが大きいやつなので一緒に寝ていたのですが。
今更そんなことを言われても。
ていうか一人に布団一つだった場合、必然的に自分は確保するんだね。
もし買ってなかったら私タオルケットだったそうですよ。
うん、知ってた(爽)。



その後いつも通りパチンコに行って見事なまでに負けました。
というか、正確には母君様が粘った末に大惨敗で、私的にはそれほど痛手ではないのですが。
やっぱり布団を持って入ったのは間違いだったと思うんです。目立ち過ぎ(笑)。



実家に到着するなり、何でだか外より寒い
えぇっと…ストーブと間違えてクーラーでもつけました?
あの家、絶対風入り込んでます。古い団地やからね。隙間の一個や二個や三個や四個や…、仕方ないの、か?
それとも、兄上様の反乱で壁でも壊したんでしょうか…
ちなみに、実家の壁や家具は男どもの暴れた跡が所々につめ跡として残ってます。
だから、これもあながちありえなくないんですね。物は大切にしましょう。



帰りに寄ったスーパーの品物を私がしまうのは良しとしましょう。
掃除とか洗濯とかも。それが呼ばれる要因の一つだし、いいんですけど。
おうちで麻雀ゲームやっていた兄上様が一言。


「おっ、待ってたぞ琉華(仮名)。さ、早速ぷよぷよやろうかv」


私、遊び相手なんですか?
確かに母君様は、桃鉄さえ出来ないゲーム音痴さ。
しかし、しかしですよ。
目の前で、掃除機かけてたりする人間の目の前で、
布団かぶってお菓子食べながらゲームやってて、あまつさえ他のゲームやろうと誘う兄上様のその偉そうな態度は何ですか?
いつものことですけどねっ。
しかもさっ、菓子食ってるくせにおやつとか言って何でご飯2杯も食べてるのさ。
こっちは、飯が中々食べられなくて悩む日々だっつーのに。その上彼は体系普通、どっちかと言うと痩せてます。
何っ! 何あんたっ!!



それと、母君様についてはもう一つ。何で私が来る度缶チューハイ買うの(笑)。

……何か濃いなぁ…家族に普通の人がいないよ…


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