“酩酊者は迷走する”...datenshi

 

 

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顔色 - 2005年04月01日(金)

先日、社の先輩で数年前に定年退職された方から、

「なんか最近元気ないね」

と言われて狼狽した。

もはや、他人に気付かれてしまうくらい、おれは
抑鬱感を背負い込んでしまっているのだろうか。

心の片隅では、

「もう、どうなったっていい」

という感情が大勢を占め、そして、

「でも、なんでおれが?」

という感情も少々あるのだった。

確かに、高校大学と順調に進学した。高校は、
学校群選抜という訳の分からないシステムで
創立130年を迎える県立藤島高校へ、そして、
大学受験では、慶応の法学部と早稲田の政経
学部に合格したくらい順調だった。

だが、どこからか歯車は狂い始めていた。

自分が歩むべき道のことなんか、考えて
なかったのだ。とにかく早慶ダブル合格
くらいやってやろう、な程度でしか考えて
ないアタマに、「じゃあ大学行ったら何を
するんだい?」という質問には、全く
答えられないでいる。将来なりたいもの
なんて思いつかなかったし、そもそも
法学部だの政治経済学部だの、そんなの
望んで受験したんじゃない。アホ担任団に
半ば強引に願書書かされたんだ。とにかく
○ゼミだの河○塾だのから発表される、
大学入試難易度ランキングの、一番上の
ところに受かってこい、という、単に
合格実績を上げたいだけで自己のその先まで
考えてくれる先生なんていなかった。

なので、高校での思い出はとても少ない。

誕生日が8月6日で、猛烈に暑いさなか、
毛糸の手編みの手袋を貰った思い出と、
身長がおれより10�僂蝋發そ�の子と仲良く
なり、自転車二人乗りして登下校した
こととか、そんな程度のものだ。

18歳のおれ、そして間もなく33歳を迎えるおれ。

一体何があったというのだろうか。

マワリではみんなが程良く就職して程良く
結婚もしてちゃっかり子供作っちゃって、
そのガキお子様がでかでか写っちゃってる
年賀状を貰ったり、とにかくやたらめったら
マワリが幸せそうでこにくらしい。

病気と借金を抱えた33歳。ついてくる人なんて
いねえだろう、ふつう。

そんな、激しい自己嫌悪な週末を迎えてしまった。


...

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