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2008年09月08日(月)  そこに手があるからです。


ものつくり大学って何の学校だろうって思ってたんですが
わたしの思っていた「ものつくり」と違っていました。
理系の技術者向けでした。
伝統工芸とか陶芸とか職人になるための大学かと思った。

ちょっと涼しいともの作りの意欲も沸きます。
最近では妹のこども用にかぼちゃパンツと甚平風甚平(?)を作りました。
赤ちゃん服は手がかからなくていいね、数時間で完成するのも
せっかちなわたしにはぴったりです。
布は実物を見て買うのが鉄則ですが、
先日、初めて通販で買った布が
とってもすばらしくてたぶんその店のリピーターになると思う。
購入したのはサークルレースの生地とマトの生地です。
マトの生地は最近増えているんですが
妙にかわいすぎちゃったり子供っぽかったりするのが多い中、
北欧テキスタイルな感じが気に入ったんです。
IKEAで迷った生地よりかわいかったから買って正解だな。

春夏の自分の服はよく作りましたが、
秋冬って裏地とかめんどくさいし、クリーニングを考えて生地選んだりするのがめんどくさいし、
と思っていて、秋冬用の本は持っていない。
でも・・・こんなの作りたいなーと思ったコートが載ってる本を見つけてしまいました。
まだ買ってないんですけど、来週くらいには買ってしまうかもしれない。
ってゆーか、8月半ばくらいに近所の本屋で見つけて、
たぶん3回くらいその本を立ち読みしては棚に戻してたんですが
今月になったらなかったんです、その本が。
売れてしまった!誰かご近所さんが買ってしまった!
これに危機感を覚え、さっそく別の本屋で探したんですがない。
こうなるともう、3回も買おうか迷ったあの本が
喉から手が出るほど欲しくなってくるもので
今日、ようやく違う本屋で発見し、立ち読みし、
まだ買ってません。
あそこに売ってると思うと、まだ買わない。なんだそれ。
あぁなんてひねくれ者なのだろう。
やはり、3度も購入を迷った本・・・未だに即決できない。
たかだか千いくらなのに、買えないでいる。
けど、その本が売場から消えるのは耐えられない!
そういう存在の本なのです。
そこにあると安心する。

実はわたしも、ものごとを客観的に見ることができるんですが
コートを作るのは素人には難しいんじゃないか?とか、
既製品のがぜったいキレイ!とか、
そういう冷静な思いもあるんです。
けど手作りをやめられない理由は、そこに手があるからです。
あなたとは違うんです。



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