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2006年09月16日(土)  命がけサイクル


※ヒマを見つけて怒濤の更新劇。随時、アップしていきます。

休みが入るとすっかりPCから遠のくワタクシ。
ま、ワタクシ自体は年中無休ですけど、
相方や世間の波に合わせているのでできるだけ仕事を休日に入れない。
てゆーか、ちょうど片づいたばっかで今手持ちがゼロ。それはそれで危機感持てよ!
一応10、11月に入る仕事は決まってるからさほど焦ってはいない。


で、三連休初日は「今日しか晴れないらしい!」というわけで、
「晴を有効に使おうぜ!」とワタシが提案したプランは
サイクリング。
は?とか言わない。
なにしろ、坂の頂上に住んでるようなワタシは
かれこれ10年以上自転車に乗っていない。
スポーツの秋!スポーツってなんだ?
と、思ったとき、頭に浮かんだのがコレだったわけで。
だって、運動キライなんだもん。
乗り物だからさ、スイスイーッと気楽そうでしょ?ってなめてたよ。


訪れたのは、小学生以来の来園であった修善寺のサイクリングセンター。
ははは。なんじゃこのサビレっぷりは。
連休唯一の晴日とのことで、混んでるかも!?なんて心配させといて
これかーい!
ちなみに、デートスポットではないらしいです。
子連れでない大人は皆無です。
もしくは、俺様自転車、俺様スーツ(競輪用の)、
俺様メットの自転車カップルくらい。


到着するや否や、手作り弁当でランチタイム。
いつものように、良き妻ぶりを発揮し(自分で言う)、
「さぁ!5キロコース行ってみよう!」と!イエーイ!5キロなんて楽勝だぜェーイ!
という根拠は、小学生の時、フル完走した記憶があるからだ。
受付を済ませ、おじさんからチャリやコースの説明を受けるが
なんか若干不安がッ・・・やけに本格的じゃないか?
ヘルメットも、なんつーの、通学用の白いメットみたいじゃなくって
競輪選手と同じやつだし、
チャリもギアチェンジ7速とか使ったことねーよ!
自転車なのにエンジンブレーキって!?みたいな
頭ん中がけっこうパニック状態のまま、練習走行レーンへ移動。
ヨロヨロ走るワタシを心配そうに見守る相方。
ギアがちゃんと作動するかチェックし、
てゆーかなんかもう言われるままにレバーを回しただけ。


スタートラインでスタッフの人に安全走行についての説明を受け
完全に緊張しきったワタシ。
説明どおりいきなし急勾配の下り坂。
危険だからジグザグ走行するように言われたけど
ジグザグにできない!
ものっそい勢いでスピードが出てしまい、ヒーヒー言いながら
半泣きのワタシ。


ゆるやかになってきたところでギアが重い。
今度は上り坂。こいでもこいでも進まない。
ギアをいちばん軽いのに変えてもぜんぜん進まない。
ワタシ「・・・・はぁはぁはぁはぁ」←会話がなくなる
相 方「どーした?大丈夫か?」←余裕な人
ワタシ「・・・・はぁはぁはぁはぁ」
涙目で相方を見つめるワタシ。
相 方「ムリすんなよー降りていんだよ?」
ワタシ「・・・・やだ」と強情張ってみたが
ビクともしない上り坂。
脚はパンパンだし、なんなの!?
なんか怒りがこみ上げてきたし!←一方的すぎ
ようやく、なんとか頂上が見えて
あぁ、下るだけね・・・と思ってスイスイ風になったと思ったら
また登り。
これを数回繰り返し、ワタシはもう2回目の上り坂は途中から全部歩いてしまった。
なんかけっこう自分がヤバくて。
倒れそうな寸前って自覚あるでしょう?まさにそういう状態で。
頭がボーっとしてるし、気持ち悪いし、
あ、ヤバイかも。アタシ運ばれるかも。的危機を感じたので
降りてしばし休みました。弱。
実はワタクシ旅先の電車で吊革に掴まりながら気絶したことがある強者なのです。えへ☆
本人は気絶しちゃってるんで記憶がないんですねぇ・・・
相方には毎度かなりの迷惑をかけておりましてね・・・
ありとあらゆる面で俺が守ってやらないと、と本気で思わせてしまったワタクシです。
なので、ワタシがおかしくなりかかってるのもすかさずキャッチしてくれる。


歩きながら地獄坂を登っていると、背後から競輪学校の生徒と思われる集団に
「この先心臓破りの坂がまだあるよー!」と声を掛けられ抜かされました。
つか、競輪選手の練習コースを一般人が走ろうってのが間違ってるんだ!
ワタシが走れなくて当然なんだ!と胸を張って歩くワタシ。乗れよ、チャリ。


残りあと1キロの休憩所で長いこと座り込むワタシ。
相方はやさしいのでものすごく心配してくれて嬉しかったけど
答える余裕がないくらいヘバッてしまったワタクシ。
最後の1キロ、よし行こう!と下り坂をスイスイ下ってこれでゴール?と思わせといて
裏切らない上り坂。半分くらい自力で登ってまたしてもギブ。歩いて頂上へ。
最後の最後は下り坂で気持ちよく帰ってきたけれど
寿命が縮んだ気がします。


「スポーツの秋!」デートは命がけになっちまいました。
無事に帰還でき、相方に「偉かったね☆トモチャン」なんて言われて
すっかりゴッキゲンなワタクシ。偉かねーよ、ほとんど坂は歩いたし。
いやー、しんどかった。こりゃ間違いなく筋肉痛で明日は起きれないね。
結局5キロコースを小一時間ほどで完走。


それからコドモに混じっておもしろ自転車に乗りまくって、
乗りたいチャリをコドモ相手に奪いまくって満喫してきました。
しょぼいジェットコースターみたいのにも乗って
絶叫系がまるきしダメなワタシは
絶叫する余地がないくらいショボイコースターなのにひとりで大絶叫し、
逆に、高所恐怖症の相方が、
ペダルをこぎながら進む観覧車みたいな乗り物に乗ったときに見せた
こわばった表情がおかしかった。


修善寺サイクリングセンター、侮れない。
このすきっぷりもたまらないぜ。
ワタシのイメージでは、二人乗り自転車に乗ってキャァキャァやる予定だったのだが
何を隠そう、命がけになってしまった。
・・・・なんでも、先日死亡事故があったそうな。怖。


【夕食篇へ続く→】



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