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2006年07月05日(水)  そば職人と合コンする方法

元同僚Kちゃんとランチした。彼女はワタシの過ぎし5月の誕生日のプレゼントまで用意していてくれた。最近女の子からアクセサリーをよくいただく。彼女から夏らしいブレスレットと自作のカードをいただき、トモコ感激。

お昼から渋めのお店をセレクトし、釜飯を食べた。女二人で話は尽きないものだな。途中、仕事の呼び出しが。近くの会社だったので5時アポで伺うことに。夕方までの時間をひたすら語り合った。

話の内容はお互いの近況とか仕事のこと、お金のこと、将来のこと。特に、崖っぷちな二人なので将来の展望についてはドヨーーーンと重いため息が。「ローン地獄だよー」とか「扶養に入るってさぁ?月10万も稼げないじゃん?やってけないよー!」とかまだ独身なのに話題がまるで主婦のワタシに対して、将来に失望してるKちゃん。ワタシはともかく、Kちゃんは完全な独り身なんだから女を捨てちゃダメよー!と説得するワタシもどうかと思うのだけど。なんせ、Kちゃんは今家業のおそば屋さんを手伝っているので(しかも出前担当!ってのに大ウケ!)跡継ぎ問題という大問題にぶち当たっていて身がすり切れる思いだという。自営ってそういう問題があるから大変だ・・・しかも二人姉妹で長女のKちゃん・・・Kちゃんは「アタシはそば職人の婿を見つけなきゃいけないんだ・・・」と真剣に悩んでいいた。しかしそば職人なんてそう簡単に見つからない。弟子入りだってそうそうない。仮に居たとして、その人を好きになるとは限らない。恋の話でも、とは思っていたけど、『そば職人と合コンする方法』がテーマに。しかも婿入りオッケーのそば職人であってほしい。なおかつ、希望を言えば、宮本みたいな。←えぇヾーー 難しすぎるよ。話はさらにエスカレートした展開に。

Kちゃん「ガラス貼りで見せるそば打ちにして、宮本がそば打ってくれたら即効人集まるよね?
     大繁盛じゃない?」
ワタシ 「だねぇ?少なくともアタシは週3で通うね」
Kちゃん「あ、やばい 作務衣もえー」

バカですか、そうですか。
しかし、Kちゃんにとってはいかにステキなそば職人と出会うかが死活問題。こんな条件で結婚できると思うー?と聞かれたので、じゃぁサラリーマンと結婚してお店はそば職人を雇ってKちゃんが経営するってのはアリなの?と聞くと、結局なんの仕事も現場を知らなきゃ務まらないわけで、店を継ぐなら夫婦して継ぐ覚悟がないとやっていけないとのこと。Kちゃんはもうワタシと同職に戻るつもりはなくて、『継ぐ』ことは意識してるんだな。そうか、そろそろ世代交代・・・経営者になりうる友人も出没してくる年頃である。そのうちKちゃんはとんでもないことを言い出した。

Kちゃん「妹の友達がけっこう世界中にいるじゃない?
     そばに興味ある人がいるかもしれないって言ってた。」
ワタシ 「それは、ガイジンと結婚するってことかい?」
Kちゃん「だねぇ・・・」
ワタシ 「そこに愛は?!」
Kちゃん「イタリア人とかなら奥さん命だよね?」
ワタシ 「つかさ、由緒正しきそば屋をガイジンに継がせていいの?」
Kちゃん「愛があればね ほら相撲だって同じよ」
ワタシ 「それは琴欧州みたいなってこと?」
Kちゃん「郷に従うと思うよ?」
ワタシ 「いや、ガイジンに日本人がモテるのはお金持ってるからだよ」
Kちゃん「うちないからダメかー」
ワタシ 「日本人でダメだったらにしなよー」

バカですか、そうですか。
実際Kちゃんの妹は姉と違って超行動的なバックパッカーなのである。身ぐるみひとつで世界中どこでも行っちゃうタフな妹。友達と会うっていうからどこで会うのかと思ったらスウェーデンの空港、とか。見知らぬガイジンが実家に来たりとかしょっちゅうだと言う。だから100%ありえない話ではない。しかし、とりあえず日本人に当たろうよ?というのが本日の結論だ。まず、どうやってそば職人と出会うか、ここに焦点をあててこの課題に取り組んでみたいと思う。って言ったって八方塞がり感は否めない。どこかにイケメンそば職人余ってないかね???



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