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2006年07月02日(日)  もやもやと


仕事が一段落したので、普通の人並みの休日を謳歌したこの土日。土曜は相方家退職祝いの会食&飲み&ロイホでパフェ三昧。相方家は両親共、6月末で早期退職という名のリストラなのである。相方父は子会社へ再就職という形でそのまま定年まで働くようだが、相方母は専業主婦になる。おぉ!これでさぞかしお家の中もキレイになることよ。よよよ?やっぱり長年勤めた会社を辞めて明日からいきなり主婦っていうのは寂しいと相方母は言っていた。でもまぁ、はっきり言ってめっちゃくちゃ好待遇な条件でのリストラで、同じ年でサラリーマン生活を続ける我が父母よりはずっと老後は安泰といったところだ。二人とも、退職金と、定年までの給料とボーナスも出るんだって。さすが大企業は違いますな。

年取ったらお金以上に、やることを失う方が辛いと言うけれど、喉から手が出るほどお金が欲しい身分としては羨ましい限りだわ。

ワタシは働かないでお金が入るならそれにこしたことはないと本気で思う。やることがなくてもぜんぜん平気!ワタシってダメ人間か。この退職祝いの席ですら「うちの娘は年取った親二人に働かせて・・・・」みたいなことを母が言うわけで、どーせ、ダメ娘だよーだ。←ヒラキ直り いや、自分の分くらい稼いでますし。

毎日のように起こる凶悪事件の犯人がニート風だったりすると、すぐさまワタシは攻撃される。「おまえみたいなやつがいるから!」「やることがないからいけない」って。やることはある、ムラがあるだけで。どうもワタシの生態を疑いっぱなしの我が母。心配してると言いながらも一体どれほど収入があるのか?が知りたいようなので、言ってやりましたよ。倍稼いでる!ってな。ま、年末辞めた会社よりは稼いでる。

ときどき、こうして書くことでワタシは自分の選択を肯定しているのだけども。
最近になって思うのは、今更ながら、ワタシは親に認められたいのだと思う。たぶん、小さいときからずっと。今まで好き勝手に生きてきたけど、それについてあまりに無視されてるというか、「働いていれさえすれば何してもよい」的だったので、朝出て行って夜帰ってくれば、「働いている」からよかった。それが今、毎日何をしてるんだかわからない娘が家に居るこの状況はなにッ?!ご近所への体裁がッ!ってヒステリーに陥ってる母。この母親の繕いまくりの体裁主義と、希薄な親子関係が大分ワタシの性格に影響しているのではないかと思う。自分で選んだ道ながらも、堂々とできないのはそれが原因ではないかと。一言、すごいね、とか言ってもらえればそれで済むことなんじゃないかって気付いた。この後ろめたさの正体はきっと。

相方家の退職祝いの席で、あぁ、こういうのがあたたかい普通の家庭なんだなってしみじみ感じた。なんかワタシ、自分の親にあんまり感謝することもなく結婚してしまう。感謝したいけどできないのではなくて、感謝する意味がわからない状態。わたしは家族に絆を見出せないままだ。



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