2006年03月11日(土) |
お泊まり 新婚予行練習(1)
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土日は相方家に初お泊まりに行きまして。
えぇ、ご両親と弟の留守に。
キャッ 連れ込み〜!
なんつってうかれてるヒマもなく、っつーか、
相方の家って・・・何度もおじゃましているが
ものすごく汚い。
家自体はわりと立派。
中が汚い。もう片づけられない女シリーズ的。
共働き故なのだろう、と思って納得してはいるが
以前、ご両親の留守に台所を使わせていただいたときなんか
興ざめっつーか、鳥肌?
あーーー゛こりゃ同居なんて以ての外!と悟ったのでした。
同居問題は解決済みなので良しとしますが、
ほんとにまぁーよくぞここまで汚くできるなぁ!と感心するほど、
ワイドショーとかで掃除の達人とかにやってもらえよ!ってほど
とにかく汚いのだ。
しかし、愛する相方のお母さんが切り盛りしていると思われる
お台所を「汚い!」なんて伝えられるわけもなく。
そういう家で育ってしまった相方は当然「汚い」なんて意識もなく。
ホント言うと、相方家に泊まるのは、ものっそく勇気のいること。
それほどキレイでもない自分ちを基準に考えても、かなり耐え難いわけで
「土日みんないなくて俺ひとりだからさー、来る?泊まってけば?」
「あんな汚い家泊まりたくない」とは言えなかったさー。
「じゃぁ逆にうちに泊まる?ゴン(犬)も喜ぶしー」←と抵抗してみたが
やはり、親も犬も揃ってちゃ、気も休まらんというのはわかるので
ワタシが相方家に行くことになった。
うわぁ゛〜〜〜〜という汚さの台所で
夕飯を作りましたよ。
相方は「新婚生活☆」とかなんとか言って
はしゃいでアタシの周りを何を手伝うでもなくウロウロしてましたが
正直、アタクシ、このきったない台所で調理するのは鳥肌ものでございましたのーオホホホホ。
餃子を作りました。
えっと、ワタシのつたない技術で時間内にやれる範囲なので、非常に品数は少ないです。
餃子とサラダとご飯と卵スープ。
しかも卵スープは粉末の、お湯で溶かすだけのやつ。(作ったうちに入りません)
餃子はちと数が多くて35個も焼きました。
でもね、意外と上手だったりします。
サラダは水菜とトマトをあえてカリカリベーコンをのせたシンプルなサラダ。
意外にも相方はコレに偉く感動してまして、「店みてー」と・・・
え?そーお?
相方のお母さんは一流企業で現役でバリバリ働いてるから
仕事から帰ってきて夕飯の支度なんてできないのはわかるんだけど
けっこー料理を知らない相方を見ると、
お家の台所事情って思いっきり出てしまうから気をつけなきゃと思うのでした。
「うちはおかずは一品しか出ないから一品あればいーよ」と相方が言うのは
料理をしないアタシにとっちゃ助かるのですが
「俺うるさくないし、食えればいーよ」
と言ってくれるのは助かるのですが、
意外と文句言いますよね?
なんてゆーか、第一声が「おいしい!」じゃないのってムカつきません?
餃子もそうだったのですが、
「俺的にもうちょっとごま油の香りがほしいな でもおいしいよ」
なんか言い訳みたいな感じ。
いや、ワタシが言うのもなんですが、けっこうおいしくできたんですよ?
コイツ〜・・・。
作った方としては、一口食べるその顔色をずっとうかがっちゃうじゃない?
なんだけど、うちの相方はいつも一口食べて二口食べて無言なのです。
アタシが聞かなきゃおいしいとか言わない。
反応がイマイチ薄いんだよなーーー。
「トモコの手料理♪」とかうかれるくせにいざ出来上がると
作って当たり前、できて当たり前っぽい。
しかもー根っからの肉好きなので、餃子しか食わないのー、子供かッ!
サラダとか勧めないと手ぇつけないの。
相方は完全にうかれ状態だったので
アタシの悲しみになんて気づいていないでしょうけど。
えぇ、ティラミスのときもさりげなくいっぱいダメ出しされましたからね。
今まで相方に作った料理は
春巻き、マーボー豆腐&ナス、チャーハン、
焼きうどん、焼きそば、適当なパスタ、マンゴープリン
くらいです。
中華に偏りが。
一口食べて「おいしい!」を言わせるべく、日々努力しなければ。
結局飲んじゃうから料理の味なんて感動してないんだよなー(泣)
夕飯のあとふたりでお酒を飲んで、まったりと過ごしたのですが
そこにラブはなく。
さすがにこれからMEOTO(なぜローマ字?)になるふたり、
ちょっとはいい感じになってもいーじゃない?と思うじゃない?
最初は「膝枕してー☆」とかって膝枕してあげてたんですが、
5分後、相方、アタシの膝で爆睡(怒)
ちょうど「めちゃイケ」がついてたんですが
そのまま9時になり、映画が始まったわけです、強制的に
「ジュラシックパーク」。
チャンネルを変えようにも
相方がココ(膝)で眠りこけてるせいで身動きとれないワタシ。
見たくもないのに、いきなし画面が血しぶきで真っ赤に染まったり(恐竜に食べられて)
もう目を覆いながらも我慢してたんですよ、
足もしびれるしー。
爆睡ってー!ひどくなーい?
わざとモゾモゾ動いてみてもビクともしない石頭。
なんかさーなんかさー自分ちだからってくつろぎすぎー!
アタシといっしょにいる意味ってあるの?
小一時間ほどジュラシックパークに耐え
さすがにトイレに行きたくて相方の石頭をどけて立ちました。
トイレから戻ってくると、アタシにどけられたまま爆睡してる相方・・・。
アタシは横でひとりでビール飲みながら
ブロードキャスター見てましたッ!(怒)
お風呂に入ったらそらまぁ洗面所の汚いこと!
ほんとに「帰りた〜い!(TT)」と心から思いました。
マジでありえない・・・ほど汚い。
同居じゃなくてほんとによかったー・・と湯船につかりながら心底思いました。
この時点でかなりゲンナリだったんで
特にロマンチックなこともなく(笑)夜は過ぎてゆき・・・
てゆーか、ムリ!この家ではムリ!
こんな提灯だらけの部屋ではムリ!
汚いけど寝ちゃえば見えないから
がんばって眠るのよ!がんばれワタシ!と奮起させながらご就寝。
そんなにまでして泊まりに行ったワタシって・・・。
自宅のがはるかに心地良く時が過ぎたであろう。
【つづく】
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