雀フォーエヴァー。
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T |
ああ、わたしたちにとって雀が終わってしまいました、25日で。
もうどうしましょう、気ぃ狂ってしまいそうです。
そして今日27日千秋楽を迎えてしまったわけで
わたしは当日券のために並ぼうかと迷ったのですが
行くのやめてしまった・・・すごく悔やんでいます。
あ〜なんで行かなかったんだろう・・・行けばよかったよ〜、
だってほら、雨もやんでこんなにいい天気・・・。
あーーー・・・もうなんでほんとにいけばよかったじゃないのぉー。
だってだってやっぱり雀おもしろかったもの。
千秋楽のあの場にいることができなかった自分がいやー!!慰めてよ〜・・・。
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子犬 |
あなたがそんなに雀千秋楽に思い入れがあったとは思いませんでした。
でも…終わっちゃったね〜。さらば雀。雀フォーエヴァー。
あのね、なんか、いろいろ賛否両論っていうか、いろいろあるみたいだけど
わたしは好きだよ、雀。おもしろかったもん!!
キャスティングもあれでいいと思うもん。
あ、ラーメンズ風に言うと、「思うもの」かな。
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T |
だよねー?
キャスティングはよかったと思います、小林さんの番だったんだよ。
それも試みだと思うし、大成功だと思いますけども。
片桐さんには演技力が要求されたわけだし
ラーメンズとして新しいカタチになったんじゃないかしら?
だから今回は元ネタがあるようなものが多かったし
今までのものを組み替えたりしたように感じるところもあったけれど、
役が逆転してるということって
演じ手にとっては大きく変わった部分でしょう?
あんな小林さんはもう見られないかもしれないよ〜?
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子犬 |
それに、この先だってずっと作品を作り続けていってくれるわけだから
今回はこんな感じでいいじゃない。
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T |
うん。雀はさぁー、じわじわきすぎるんだよね〜。
どーしてくれんのよってくらい。
今更そんなにおもしろくたってもう観に行かれないのよ?
ってさぁー・・・はぁ。
じゃあ、まぁ、東京公演の感想とか大阪との違いなどについて語ります?
いちばん顕著な違いって「ねいのうさん」かな。
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子犬 |
そうね。嬉しかったな。大阪の終わり方は「えぇっ、終わり?」って思ったもん。
ねいのうさんかわいかったな。「おれはなんでもかんでも許してあげます」って。
許してくれるんだね。優しいやね。
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T |
ラストが延びてたんですよね。
「あの人は豆腐を売る人か?」
「あの人はおばさんか?おじさんか?」
とかね。女か?男か?じゃなくて「おばさん」「おじさん」なのがかわいい。
しかも片桐さんも区別ついてないしぃー・・・
バッハのおばさんみたいじゃん。確かに世の中には区別つかない人いるけど。
あと出前とることになって「何とる?」って聞かれて
「政権?内弟子?」とか言ってたでしょー!全部覚えてない!
あんなの大阪ではなかったじゃーん!ずるいよー、東京。
そしてねいのうさんは「紙」に異常にこだわってた。
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子犬 |
大家さんの性別くらい知っといてよ(笑)。
でも本人に訊いたら失礼だしね。訊けないんだね、片桐さんも。
わたしも全部覚えてないのが残念でしょうがないんだけど、
「政権」とかいろいろと・・・ねいのうさんもいろいろ知ってるんだな、
とか思いました。
あ、いくらねいのうさんになりきってたとはいえ、床むしって食べてたね。
足の皮は自分だからまだしも、床はけっこうばっちいよね。
でも許してあげます。
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T |
なんでもかんでも許してあげます(笑)。
そうそう、ねいのうさんは難しい言葉を知ってるんだよね〜、
「憑依した?」「したー!」とか、子供じゃありえないよ。
「おなべおなべおなべ」の回数が増えてたー!
わたしかなりツボだったのですごい嬉しいです。
ねいのうさんは何だったんだろう・・・?
猫みたい。背中叩かれて振り払うとことか。
すごくかわいかったよね〜。
小林さんってフシギ!
どーやってあんなキャラが出てくるのだろう、あの人から。
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子犬 |
実際、宇宙みたいなのはあなたの方だよ!と(笑)。
ねいのうさんはすごくほのぼのするお話でしたね。
かわいかった〜。
かわいいの好きなんじゃない?
鼻兎もかわいいしさ。
あ、大阪との違い、その2。
アダムとイブの話で、1万円札のクイズが増えてた〜!!
大阪では片桐さん出題しなかったもんね。
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T |
そーだった!ってクイズくだらないしー(笑)。
それに「得意なもの・・・・・・クイズ」ってさぁ!
クイズなんて言葉も久々に聞いたよ〜。
クイズっていうと「なぞなぞ」レベルってかんじがして笑える、大人なのに。
でもあれから1万円札見るとつい出題したくなってしまうよ。
そういえば随所にクイズが。冷静パスタとか(笑)。
でも1万円のクイズも両方とも小林さんが考えたと思うと・・・(笑)。
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子犬 |
ぎん子ってねぇ・・・。
一生懸命並べ替えて考える小林さんもおかしかった。
なんでもかんでも「子」をつければ名前になると思ってー。
そういうところも大人なのに、って感じがしておもしろいなー。
でもさ、クイズが得意っていうのがちょっと恥ずかしいって感覚はあるわけよね。
それってやっぱみんなそういう感覚を持ってるから笑えるんだよね。
クイ研じゃ、これ笑うとこじゃないはずですから。
ラーメンズのコントいろいろ考えると、
はっきりとおもしろいことは言ってなくても
あらかじめなんとなくみんなの中にある感覚とか価値観とかを
うまく使って笑わせてくれてるっていうか。
へーちゃんの名前の由来聞いて「へぇー」っていうあたりとかも。
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T |
そうね。ちょっと違うんだけど、
小林さんって実は「ちょっと恥ずかしい」ことを得意としてる人でしょう?
クイズも手品もモノマネも、今の実社会で若者のかっこいいイメージじゃないじゃ
ん。
なんかさ、うまく言えないんだけど・・・そういう自分の得意なかっこ悪いこと
(?)を
うまく取り入れて、かっこよく見せちゃうってゆうか。
あ、けしてかっこよく見せてるわけじゃないんだけど、
そういうのをうまく作品に盛り込むのがうまいなぁーと思うの。
あれ?なんか言いながらよくわかんなくなっちゃった。
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子犬 |
ふむふむ。
いい具合に、得意分野を取り入れてるかもね。
得意なかっこわるいことをかっこよく・・・っていうのは
話が大きくなりますが、お笑い自体がそうなんじゃないの。
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T |
そーだね。特にラーメンズはそれがうまいと思う。
単なる「お笑い」といっちゃお笑いなんだけど、
デザインされてるもんね、全てが。
ブランドとして確立されてるところがすごいよね。
なんか舞台とか一見スタイリッシュでかっこいいじゃない?
コントも洗練されてるんだけど、
けっこうやってることが「恥ずかしいこと」のような気がするの、
かっこいいのに「にらめっこ」とか予想もしない言葉が出てきて(笑)。
それでいつも笑っちゃうんだ〜。
たとえば、きのうのオンバトに出てた人で
よく「くさいシチュエーション」シリーズみたいなのやる人たちいたじゃん?
ああゆうやり方じゃないから好きなんだよなー。
ハインリッヒーズのとことか。
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子犬 |
たとえばくさいシチュエーションをやるにしても、
ほかのお笑いの人とは一味違うんだよね、視点が。
雀からはずれてしまいますが、それが顕著に感じられたのが
椿の最後、悪魔のコントで姑のまねするところ!
味噌汁がどうこうっていうのはよくあるパターンだけど
小林さんバージョン、あれはうまいよね。
あの姑は、今まで誰も手につけてなかった分野でしょう。
あれ?雀総括のはずが・・・ごめん、Tさん。
雀に戻ります。
ハインリッヒ−ズ(リだったんだね)のとこは
今日で見納めなんだし!と思って、いたたまれなくなるのをこらえて
頑張って直視しました。3度目なのでだいぶ慣れました。
あの歌、すごい歌ってたね!!
片桐さんに「歌いすぎなんだよ!」って言われて本気で笑ってたし(笑)。
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T |
歌いすぎだったね〜!!!片桐さん「えっ?」って一瞬びっくりしてたよ。
大サービスだな。(newsのバカ柳さん風に)
すごい高音だったよね、かすれてたじゃん。
さすがカラオケ王だわー。
なんか今流行りの歌手の歌い方が全部入ってたような。
そういえばあのコントでは珍しく男女のシチュエーションだったんだね。
イガラシってふたりともイガラシなの???なに、ゆみことゆみお?
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子犬 |
そうそう、イガラシねー。なんかへんな気がするよねぇ。
最初のイガラシって自分だよね?
でもそのあと、スィーディーはイガラシにあげるってことは相手だよねぇ?
んーー、ちょっと待って
ちょっと待ってちょっと待って(newsの王様風に)。
まぁ、それは置いといて・・・。
なんとなく・・・良くも悪くも
小林さんのカラオケしてる姿が想像できた気がしました。
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T |
きっとなりきって(笑)。
「アイドルやねん」は東京でもいっしょだったねー。
そのあとでなんかすっごいおかしいことを
言っていたと思うんだけど思い出せないのー!
大阪ではなかったセリフだったよね!
なんだっけー?
確か語尾の言い回しがなんかおかしかったんだよ、
いつの人だよ?ってゆーかんじのさぁ・・・。
あー思い出せない!しかもかなりツボだったのに!
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子犬 |
そうなのそうなの!あれ、なんだったっけ?
語尾がへんだったんだよー!!
すっごい笑ったのに〜〜。誰か教えて。
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T |
下のメールボックス宛に。卍で教えてくださいませ。
最後の雀のコントでは、最初のメール相談のところで
白菜の説明のとき片桐さん噛んじゃって(笑)、
小林さんに「おまえもあぶなかっただろう」と言われて
「はじめてだよ」って答えたのにはうけたねー。
ほんとに初めて噛んじゃったんだねー。
切り替えし、うまいよね。
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子犬 |
余裕がないとああいう風にとっさに言えないもんね。
台本はちゃんとあるんだけど、
その場で相手が言ってることもきちんと聞いてないと。
抜群のコンビネーション。
「北区」とかって大阪ではなかったよね。
確かに北区はひどかった。
でも・・・ほんとに麦チョコ蒔いたことある人いたんだよね。
これには小林さんもびっくりだったのでは。
「いないから書いたんだよ」って言ってたしね。
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T |
「北区」ばっかだったけど、
北区・・・ってなんか引っかかるなーと思っていたら、
ニッキ−ズで松尾さんが
「○区は北区に」って全部「北区」化計画にする演説してた!
「つかこうへい劇団はひとつでいい」とか言ってた!
ちなみにわたしの会社のコピーライター兼サスペンス同盟の彼は
「北区に帰宅」というダジャレを言いたいがために
「北区」に住んでいます。ばっかじゃねいのう!
そんな彼も住んでるのでやっぱり「北区」はやばいと思います。
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子犬 |
北区に帰宅って・・・。
♪彼女に会いにいけぶくろ にっぽり笑ったその笑顔(えくぼだっけ)
みたいな世界じゃないか〜。
あ、違うか。秋田県にはもう飽きた。みたいなもんか。
あー、もう、ほんとに話がごちゃごちゃになるけど、
エンディングのトークで思い出した!あの埼玉県民の歌?
県民っていうか、埼玉県の子供の歌?なんじゃありゃ。
会場で知ってるお客さんいてくれればよかったのに〜!
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T |
ねぇ?なんで誰も知らないのよ〜?
ところで、ふつう県って県歌ってあるものなの???
「彩の国さいたま」だからなの?
わたしは大学に校歌があったことでさえびっくりしたのに。
埼玉ってへーん!
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子犬 |
会場に埼玉県の人だっていたんじゃないかな。
片桐さんしか知らないんじゃないの・・・。
あ〜、埼玉県民の友達に訊きたい・・・。
あのう・・・話は全然変わりますが、埼玉って聞くと、
高校時代の妙な思い出がよみがえってしまうんです、子犬は。
うげー、男子校こっえ〜〜!みたいな。
あとその当時、埼玉県には海がないので海の話題は避けましょう、
という注意事項があってさ。
・・・な〜んかそれ以来「埼玉」はツボです。わずかに。
それに加えてあの歌ときたもんだ。もう最強だ。←あっ。
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T |
ああ〜子犬さんてば。
子犬さんの思い出の埼玉は例の交流会のことですね?
ウォーターボーイズも川越高校がもとなんでしょー、埼玉って。
よく「ダ埼玉」とか言ってすみません。
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子犬 |
あ、言っちゃった〜。ださいたま。
わたしは気をつけて言わないようにしてたのに。
あのね、交流会っていうかね・・・交流なんてごめんだー!(初男風に)
男男と書いて「お・おー!」と言わんばかりの集団でしたから。
そうそう、「さいたま市」無事発足しましたけど・・・
名前の候補として「よっ、大浦和市」って。
埼玉県民の人が言ってました。
そーいや、名前決めるのにいろいろもめてたとき、
与野市の立場はよかったな。
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T |
全国推進市町村合併フェアーですわな。
埼玉話がこんなに膨らんだよ〜。
片桐さんは埼玉が生んだ賜だね。
雀に戻すよ?
雀っていつもより上演時間が短かったじゃない。
それが最初は物足りなさにもつながって、ん?ってかんじだったんだけど、
あとからじわじわきたよね。やべぇー、とまんねぇって。
あとね、これはわたしが勝手に思っただけなんだけど、
いつもより「あっさり」してるなって思ったのね、上演後感が。
そーゆー感覚も含めて「日本」がコンセプトになってたのかなーとか、
かなり深読み?
本読んだら「読後感」ってゆーでしょ?
それにあたる「上演後感」まで計算して「あっさりしょうゆ味」みたいな。
さらりと観れる舞台を目指していたのではないか、なんて探ってみたり。
いや、評論家でもないのに偉そうに。
ラーメンズって素人のわたしたちまで語りたくなるんだわ。
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(この間にラーメンズ次回公演情報が入りました)
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子犬 |
雀はさらりと流す計画かも・・・。
次回公演がすぐだし・・・って、ちょっと待ってよ!!
どーしてくれよう!?あ〜あ〜動揺が隠せない・・・。
対談どころじゃないぜ、Tさんよ。それにしてもすごいペースだよ。
大量生産したのかな〜、超特別公演もあるし。
作っては出し、作っては出しっ。焼いては捨て、焼いては捨てっ。
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T |
な、な、なんじゃそりゃぁ〜〜〜?!?!
(ひとり長縄レボリューションを見たときのように)
卍で!?ちょっとやりすぎじゃないかっ?
大阪公演のラストで「次はツアーで、わりと時間おかないでやります」
って言っていたけどもー!早すぎ!だって今日千秋楽だったんじゃん?
あたしはさー行かれなかったけどぉ〜。んーー・・・・ちょっと待って。
対談どころじゃない!
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愛の1票を↓
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