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2001年12月01日(土)   こんなの、アリ? ★

さっき、サントリーミステリー大賞のドラマを見てました。

わたし、実はかなりのサスペンス通なのです。

ですから、今回のような力の入った企画には大賛成、

出かけていても、9時までには帰ります。

とにかく気合の入ったテレ朝の宣伝の成果もあって

期待で胸膨らませて、画面に釘付けになっておりました。

・・・

が、しかし。

うーーーーん。

原作はきっとすばらしいのだろう、

2時間に抑えるのが難しかったのでは?

と、思われるちょっと「いいがかり」的な犯行動機。

と、新聞にも書いてあったとおりでした。

サスペンスは、犯人の動機が命ですからね、

だいたい犯人に魅力がなかったらだめなんです、

「こんなに辛い過去があったら罪を犯しても仕方ない」と

視聴者の同情を買うくらいでないとだめです。

その壮絶な事情があってこそ、ドラマなのです。

もう少し動機に触れておかないと

なぜ、6人も殺してしまったのか、という理由が薄すぎちゃいます。

もっと犯人の少年時代から現在までどう生きてきたかという点を

映してほしかった。非常に残念。







ところで、このドラマのラストには絶句。

ざっとストーリーは・・・

同じ生年月日、同じ病院で同じ時間に生まれたふたりの男の子(A,B)が

手違いで入れ違いになってしまったことにより、

不幸な育ち方をしてしまったAがBへ復讐するという話。

幸せに暮らしていたBは、奥さんと子供をAの運転する車にひき殺されてしまう。

犯人探しに協力するBの妹は、Bとは血がつながってなくて、

犯人Aの妹ということになる。

で、

いろいろあったがAは自殺し、ゆるいが動機もわかり、一件落着で、

「旅行にでも行って来れば?」とBとBの妹はリフレッシュをすすめられ、

沖縄の島(?)へ。

そこで、問題。

いくら実の兄妹じゃなかったとしても

今までそうやって過ごしてきたわけじゃん?

ふつう、「血はつながってなくても、今までどおり兄妹に変わりはない。」

ってなるでしょう?

ところが、このひとたちどうかしちゃってるんだ。

な〜んか砂浜でいい雰囲気になっちゃって、

葉っぱでつくった指輪とかはめっこしたりしちゃって、

「教会見に行こうか」って。

えーーーーー?!

おいっ!なんだ、おまえら。

やばくない?

さっきまで「兄妹」だったじゃん、えーーー?まじでぇ?

しかも、にーさん、奥さんと子供亡くなってるのにー。

な〜んじゃこりゃ。

へんなのぉ〜。

それってどうなの?しあわせってなに?

作者はなにを考えているの?

少女漫画とかにはよくありがちだけど

事件だぜ?

あんなに家族を失って悲しんでたアンタどうしちゃったのさ?

って思わずにいられませんでした。





事件が兄妹愛を「愛」に変えた・・・?

・・・気持ち悪いよ。











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