今日は先週わたしがブッチした約束の 「千と千尋の神隠し」を観に行きました。 観るの遅すぎですね。 やっと、「零の箱式」の最後のトークで 「ここで見たことはトンネルの向こうの世界だったんだよ」って 片桐さんが言っていたことつじつまが合いました。すっきり。 この映画、わたしのまわりでは賛否両論で、 どっちかというと「否」の方が多かったんです。 話題作だし観ておくかと思ったのも随分遅いのですが、 まぁ、あまり期待はしてませんでした。
でも!よかったよ〜。 わたしは主人公なりきり型なので、 もうずっと千尋ちゃんの主観で見てました。
「否」の人は客観視してたんでしょうね。 確かに、今までの作品よりはちょっと浅い気がする・・・。 あ、言っちゃった、言っちゃった。(君の席の小木さん風)
千尋ちゃんの性格がもっと「ぐずでのろまでうすらとんかち」じゃないと あの子があの世界へ入り込む理由としては薄いと思うし、 両親が豚になっちゃうのも、もっと「欲にかられた大人感」がほしいし、 千尋ちゃんはどうしてそこまで「ハク」を命がけで助けようとするのかっていう もっと決定的な理由があってもいいんじゃないかと思う。 うーん、登場人物が多いから中途半端なかんじが全体的に否めない。 個人的にはあの双子のばあさんについてもいまひとつ・・・ なんで双子で登場させなきゃいけなかったのか・・・。 実はけっこうあやふや? そして千尋ちゃんのお母さんはなんであんなに怖い口調なのか。
けど、けど、 そんな思いもあったけど、
やっぱりすごくよかった!!!
すごいよ、ジブリ。 今回は映像がすごいきれい! 壮大なアングルにぞくぞくきました。 電車に乗ってるシーンの景色がすごく叙情的で心に残っています。 忘れちゃいけないのが音楽! ジブリ作品に欠かせない久石譲さん。 映像と音がぴったりなの。 この間テレビで久石さんのことやっていたけど ああいう生みの苦しみがあってこそ、 こんなにもすばらしい作品が生まれるんだーと。 陳腐な言葉でしか言えないのが悲しいのでこれ以上は言わないよっ。 久石作品はもう大好きっ。「驚異の小宇宙シリーズ」必聴。
そんなこんなでわたし的にはオッケーでした。
それよりも子連れの親!寝るな、いびきかくな。 たばこだかトイレだか知らんが席立ちすぎー。ブーブー。
愛の1票を↓
master
トモコ
/ contact
MAIL
|