はじまりのウタ。
Mail / いづる
今は、見送ります。
昨日は東京でも大きな余震があった。

らしい。

会食が合って、24時前に帰って、
疲れてお風呂はいってすぐ寝て、
朝のニュースで知りました・・・

自分の危機管理能力に不安を抱きつつ・・

23:30ごろナニをしてたか必死に考えるところ、
たぶん最寄り駅から自転車で帰宅途中だったかと。

しっかりしてる、
落ち着いてると、
いつも誰からも言われるのに、
時々ふっと抜けているのはどうしてなんだろう。

別にいつも人といなくてもいいけど、
たぶんあんまり人に頼ったりしない方なんだろうけど、
ずっと一人だとそれなりに不安です、勿論。

そんなことはうちの母親とかは、
全然分かってくれていないらしい。
なんでかいつもすっかり安心されている。

妹と性格的に差がありすぎるのか・・

自分で自分のことが、不安です。
きっと自分が一番不安です。笑


昨日、東北の被災地出身の会社の同僚が、
実家に帰省しました。

車で帰るため、もし、
家や会社で余っているもので、
支援物資になるものがあるなら、ご協力くださいとのことで。


行政に預けても、
いつ届くか分からないし。
何が本当に必要なのかもわからないし、
必要なものが必要なところに届くかも分からないから、
買うなら募金を、
ってスタンスで過ごしてきたけど。

行政を通さず、
自分で避難所に持ち込むか。
もしくは、津波の被害に合いながらぎりぎり残った自宅の周りで、
自宅避難してる近所の人たちなどに直接手渡します、
とのことだったので、迷った。

やっぱり普通、
余ってるほどのものってないよ。
買い置きだって普通1〜2個だから。


何回もスーパーとかホームセンターとか、
百斤とか行って。
何が買えるだろうか、何が必要だろうかって考えたけど・・

買ったほうが自分は満足できたけど・・

ほんとにいろいろ
いろいろ、
考えて、
買うのはやめました。


代わりに、微力ながら、
仕分け作業を手伝いました。

特に物資内容に指定をしなかったらしく、
いろんなものが集まって。

よく話を聞く、仕分けが大変だから、
1箱には同じものを・・
という話をちょっと実感しつつ。

でもいろんな人のいろんな思いを実感できて、
小さな話だけど、よい経験になった。


いろんな環境を考えると、
自分は、やっぱり今、
現地に行って何かするというのは難しい。
気持ちだけではどうしようもない。

だから今は彼ががんばってくれたらと思って、
勝手だけど、見送りました。


何かできないかという焦りはやっぱりまだあるけど。


できることの選択肢が、
これからきっと多様化してくる。

きっといろんなことができる。

だから何かしたいという焦りを落ち着けつつ、
その気持ちを持ち続けたいと思う。

それが大事だと思う。

2011年04月09日(土)