あららのつぶやき
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右手、右脚が麻痺していたのに リハビリで足首が少しずつ上げ下げするようになった。
ひざ下からふくらはぎにかけて 装具を着けて歩行練習が始まった。
初めは背後から療法士の先生が抱えるようにして 押し出す。
横で杖をついて歩く人、歩行器に寄りかかって歩く人 自力でゆっくりとポールを持って横歩きやらをしている。
うちもあのように歩けるよになるかな?
十日程してポールを持って歩いた時は涙が出た。 次の段階で脚が四本の杖を持って歩くようになった。 今は四本杖や普通の一本杖を交代に様子を見ながら 歩行練習だ。
脚の装具もアルミポールが二本のもの ポールが一本でやや軽いもの ふくら脛をすっぽり被せるが可なり軽いもの。
どれが歩き易く安全か、様子を見てもらっている。
身体を釣り上げて重力を軽くしてベルトマシーンを歩く。 これで足の運び出すタイミングを会得するのだろう。
手の方の死んでしまった運動神経を或る命令を繰り返す事で 呼び戻そう、呼び戻せるのでは?と 鹿児島大学の研究室で研究、実施されているーーと 新聞に掲載されていたー2・3日前の事。
その方法を取り入れて行っている全国5施設の中 この七栗サナトリウムが入っていた。 写真に写っていたのはまさしく娘達がうけている 毎日目にしているリハビリの方法だった。
何処まで良くなるか、期待が高まる!
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