タマの禁煙日記
DiaryINDEX|will
2001年4月末、風邪の後、咳が止まらなくなって医者に行った。 レントゲンを撮ったが異常なし。医者に「たばこをやめろ。」と言われ、ニコチンパッチを処方してもらった。医者に言われるのを待ってたのかもしれない。 これまで自分にとってたばこは必要なもの、一生吸い続けるだろうと思っていた。 なぜなら、禁煙による「いらいら」「眠気」「喪失感」「一日中たばこが吸いたいと思う」等、とうてい自分には我慢できないと思いこんでいた。結局、悪いと思っていながら、いや、知っていながら止める勇気がなかった。 「一日何箱吸う?」と聞かれても「2箱くらいかな」と自分をごまかす言い方。 正確な数を知りたくなかった。今なら言える。「3箱いってたよ」。 止める前日、数えてみた。3箱に2本足りなかった。その2本を吸いパッチを張って禁煙に突入。「さんざん吸ったし、もういいや。」という感じで始まったのが平成13年5月2日午前0時。 しかし、考えてみると、自分にとって本当にたばこは必要な物だったのか。 たばこなしでは生きていけないのか。生きていけないとしたら、他の非喫煙者はどうして平気なのか。自分は、ただ単にニコチンの中毒になってしまって、もう抜け出せないのか。アレン・カー著「禁煙セラピー」を再度読み返してみた。 18年前に禁煙した時は、18日間。祖父が病気で吸えなくなったので、これを機会にと思ったわけだか、動機が不純であった。自分より祖父のほうが長く吸っていたから大変だろう。自分のほうがまだ、楽だ。という多少優越感で止めたがあえなくダウン。 吸った理由も、「祖父が吸ったから」という責任転嫁。それ以来、禁煙していないと思ったがよくよく考えると何回か行っていた。自分で禁煙したのは一回。記憶に定かではないが2〜3日だったろうと思う。あとは、必要に迫られて。入院と研修。 入院時の禁煙は最初の1日で終わったが研修は3日間、とてもつらくて、一日中寝ていた。しかし、不思議な事に吸いたくてどうしようもないのに、どうしても吸えない状況下ではある時点でチャンネルが変わるように吸うのをあきらめてしまう。すると全く苦痛もなく止めている自分がそこにいるのである。そのまま止めればよかったのに、この時は禁煙しようと思ったわけではないので、吸える状況になると「吸ってみようかな」てな感じでまたヘビースモーカーに戻ってしった。このチャンネルが切り替わる感覚は今までに2回経験している。いずれもたばこを吸いたくてたまらない時だった。 私はパッチのおかげで今まで来れたと思う。「止めた翌朝、吸わずにいれたら頑張ろう。」と思っていたが難なくクリアしてしまった。その翌日が一番つらかった禁煙2日目である。仕事でどうにもイライラして「もう。吸うぞ。」と会社に帰って来ると皆がプカプカ吸っていた。それを見てなぜか無性に腹がたって吸う気持ちがどっか行ってしまった。以来続いている。
禁煙に至った理由 医者に勧められた たばこに縛られるのがいやになった 自分と家族の健康のため 経済的にしんどい
いつ吸っていたか 朝起き 食事前 食後 仕事のストレス 仕事の一区切り 退屈時 運転時 入浴前 入浴後 テレビ観戦時 常に一本では終わらない
禁煙をしてよかった事 たばこに縛られない 時間ができる 咳が止まった 呼吸が楽 お金が減らない 優越感
てな感じで禁煙日記始まりました。
|