■あんただけにそっと■
◇ list - prev - new / shot - 3shot
/ mail ◇
今日は、朝10時近くに家を出て、目黒へ。 モリオ、初めての都会。 ターミナル駅での乗り換えでは、アオ!オウ!と声を出して何か言っていた。 やや混んでいた山手線では、隣りに立っていた男性が鼻毛を抜く仕草。 それを身をよじって目を見開いて凝視するモリオ。 ちょ、ちょっと、見ないふりしておいてちょうだい〜。
目黒へは、あーちゃんの作品展を見に行ったのだが、 バカな私はDMを忘れてしまい、あーちゃんにメール、電話をするも無反応。 あーちゃんは携帯を忘れていたのだ・・・。 駅前交番の警察官は冷たく、持ってる電話帳も見せてくれん。 本屋で地図を見てもわからず、104に電話したが、 私がギャラリーの名前を間違えて覚えていたためわからず、 万策尽きたか、帰るか・・・と思ったが、最後にあーちゃん宅へ電話。 あー母に地図を見てもらって教えてもらい、迷いながらもなんとか到着。
良く着いたな・・・。 あーちゃんの友達とも、久し振りに会えて楽しかった。
そういえば、目黒の駅ビル、アトレに授乳室があるとネットで見て、 じゃあそこで行きと帰りと休憩がてらおっぱい飲ませてー、 なんて思ってたんだけど、行きに探してみたら、 インフォメーションセンターにお問い合わせ下さいと書いてある。 聞きに行くと、ではご案内します〜、と裏に連れて行かれ、 警備員の仮眠室に通されてびっくり。 ここでどうぞーと。 二段ベッドの側にあるパイプ椅子にて授乳。 目の前には目覚まし時計と、みつをの色紙。 愚痴や弱音を言わずに黙って歩け、などというのを読みながらの、 被説教授乳。 気軽に利用できる感じではなく、帰りは使わず。
帰りの山手線で、シルバーシートの近くに乗ったけど、 サラリーマンとお年寄りで埋まっていたので、 ちょっと離れたところに立っていたら、さっき座っていたおじいちゃんが 「お母さん、お座んなさい」とわざわざ呼んで座らせてくれた。 「あたしもね、8月に長女も次女も赤ん坊生まれるの、 だから他人事じゃなく思えて譲らせてもらったんですよ」 と、江戸っ子な感じで教えてくれて、とても嬉しかった。 降り際にも「丈夫な子にしてね」と言ってくれた。
モリオは道中ぐずりもせず、ほとんど眠らず、ずっとキョロキョロしていた。 暑い中、付き合ってくれてありがとうな〜。
モーリー・しい子(藻)
|