シモーヌ☆かく語りき
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先日のコンサートの反響の殆どが、手放しでとても良かった!というもので、シモーヌ自身もとても満足してたりします。あぁ本当に感動だったのです。何度も繰り返しますが、やっぱり音楽は良いなぁ。お母様にそう言うと『そうか(?)』と、チョットだけ半疑問で返されました。シモーヌは小さい頃からめっきりクラシック音楽一筋でしたが、家族はというと、誰一人として音楽の『お』の字もないくらい音楽とは無縁な人たちだったりします(苦笑)。一体どこからこうなったのか。シモーヌが音楽に対してやりたいことや、練習の騒音(?)には大変理解ある家族ではありますが、先日のコンサートの興奮さめやらないシモーヌが思わずお母様に『やっぱりチェロやりたい!』と言ったら首をかしげられました。お母様にはチェロの素晴らしさが全くわからないようで、その辺の楽しさ素晴らしさというのを全く少しも分かち合えないのが、一緒に住む娘として今まで切なく思うところなのでした。 コンサートではヴィオラの人たちも格好良かったです。あまり目立たない楽器ですが(笑)、シモーヌはわりとそっちの人たちに目が行ったりします。チェロもそうですし、コントラバスもそうですが、どうやらベース音を奏でる楽器が好きっぽいような。あぁ、楽器を運べる自動車があればなぁ(遠い目)。 コンサートの前日。初めて舞台の並び順でオケ練習した時のこと。隣の方と仲良くしてもらってたのですが、シモーヌが夜の練習、彼女は昼の練習なので、全くの初対面でした。という訳で、お互いの身の上を話してたのですが、ここでなんとも嬉しい、というか度が超え過ぎてチョットどうなの?という言葉が……『えぇ!?ずっと23歳くらいだと思ってましたー!』と、うしろに倒れるのじゃないかというくらいに驚かれ、こっちもビックリ(笑)。23はなんぼなんでも若過ぎるやろー!、と心の中でツッコミ入れましたよ。度が超え過ぎて、チョット手放しでは喜べないような複雑な心境です(苦笑)。まぁ素直に喜んでおこうかと思いますが。来年2月に行われる別の合唱団に入りたいなという話をしたら、彼女も同じように思ってたみたいで。すごく話しやすくて、明るくて、家が隣町であったというのが何よりもビックリ。とても素敵な出会いでした。 土曜の練習の休憩時間に入ったカフェスタンドで、ショッピングモールの抽選補助券を貰ったのですけどね。補助券なんてイランと思って、隣に座ってたおじさんに声かけて『補助券いらないですか?』と聞いたら、そのおじさんも初めてそのお店に来たらしく、補助券はいらないと言われ。そこから、何故おじさんがこんなカフェスタンドに来る事になったのか、という話から、足が不自由な話、家族の話、おじさんの会社の話になって、シモーヌの合唱の話、仕事の話、和歌山の話に発展して、結局1時間丸々おじさんと過ごす事に(笑)。休憩になったのか何なのか、話疲れてしまってよくわからなかったですが(笑)、でもこういう偶然の出会いって楽しいですよね。
あぁ、チェロやりたい〜。
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