■ 2009年03月31日(火)
初恋の人からの手紙
初恋の人からカノンさんへお手紙が届きました。
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カノン、元気?
もう自分のことを「ボク」とかは言わなくなったかな?あのころのカノンをなつかしく思います。
カノンが「他に好きな人ができた。私がいなくても大丈夫だよね!」と勝手なことを言って消えてから、もう13年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。
手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思って。ふふ。驚いたかな?
今あのころの付き合いをあらためて考えてみると、うちらってめちゃめちゃな恋愛でしたね。なんだかんだ言っても余裕があるのはいつもカノンのほうで、おれはいつも不安がっていたような気がします。そういえばカノンはよく「私と別れたら大丈夫なのかなぁ。心配」って言ってましたよね。心配なわりにバッサリいって、すっきりしていたカノンが忘れられません。
確かあのとき、カノンにとってはおれが初彼氏だったかな?そうだったからか、最初のころのカノンは自信なさげでしたね。「私左側を歩いたほうがいい?」「手より腕を掴んだほうがいい?」とか聞いてきて、少し面倒でした(笑)
カノンは付き合った当初のテンションがやけに高くて、「私、一生このまま大好きなんだろうな」って言っていたような。おれは「さすがにそれはないだろ」と思って冷静に聞いていたけど、ノリの悪いおれに怒っていましたね。やはり最終的にはカノンのテンションがガタ落ちしていたけど・・・。
恋愛を総合的に考えれば、おれはカノンと付き合えたことを、とても感謝しています。キツイことを言われたときに耐える方法や、言い返したい気持ちを無理矢理封じ込める方法をこの恋愛から学びました。どうもありがとう。
いろいろ書いたけど、おれはカノンが大好きでした。これからもカノンらしさを大切に、あと、ときどき生えてくる太い腕毛を大切にして(笑)、いつか幸せになってください。
またいつか会いましょう。では。
P.S. 右肩の関節を外す芸、また見せてください。
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カノンさんについての分析結果は以下の通り。
【短評】
愛情の受け取り上手。男性に愛されやすいが、男性から見ると悪魔的。笑顔で人を傷つけることも。
【あなたの恋愛事情を考察】
カノンさんは、その振る舞いや雰囲気は、男性から好まれるものです。簡単に言えば、喜ばせてあげたいタイプ、何かしてあげたくなるタイプ、だと言えるでしょう。勝手に「いい子」だと思われている場合もあります。
しかし男性に対しては百戦錬磨で、また男性の汚い部分にも触れやすいタイプでもあるので、その雰囲気とは違い実に冷めた一面を奥底に秘めています。愛されて保護されているような雰囲気の中、いつのまにかカノンさんが男性側を振り回して傷つけているということも大いに有り得るでしょう。
カノンさん自身、実は自分は冷たい人間だとか、みんなが思うほどいい人ではない、などと感じているかもしれません。もっと自分の本質を理解してほしいと感じているのですが、なかなかその欲求は満たされないことでしょう。本質、本当の自分、という考え方自体が実は空虚で厄介なものなのですが。
ここから言える、カノンさんにありそうな問題点を列挙します。
◆好かれても、気持ちがときめかないことが多い。
◆恋愛の進展中に、急にわがままを言いたくなる。悪い女になりたがる。
◆突然、恋愛を終わらせたくなりやすい。
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最近あちこちで見る機会があったので流されて挑戦。
一人称が「ボク」とか腕毛とか右肩の関節とかはともかく…。
遊びにしては意外と核心をついていて笑えないところに感心。
http://letter.hanihoh.com/
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Arranged + Written by
カノン
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