やっと - 2020年08月27日(木) 彼との8年近くの付き合いが終わった。 お互いの子供は小学生から大学生、中学生から社会人へと。 この間お互いが過ごしてきた様々な出来事は、ずっと忘れないし、お互いの家族より濃い付き合いをして寄り添ってきた。 その事実は私たちだけが共有できる財産だ。 きっかけは些細なことだったけれど、そのトリガーは引かれていて戻せなくなったように思う。 思えばここ最近、彼の言動に対して理解できなくなったことが多く、リスペクトする気持ちが段々薄れていて、愛しいと思う気持ちがそれに勝てなくなっていた気がする。 『meからふってください』 彼らしいと思った。 『今まで愛してくれてありがとう。近所だし会うこともあるけど、変わらずに接しますね。気持ちは変わらないから』 『私も同じです。変わらないです。さよなら』 終わらせなきゃ。 終わらせなきゃと思いながら甘い汁をやめられなかった。 もしも彼が私の家族にとって見知らぬ人であったら、もしかしたら続ける未来もあったかもしれない。 でもこの事実は変えられないのだから。 彼はまたケロッと復縁を迫るかもしれないけれど、もう私の決意は固まった。 さよなら。 ...
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