私の生き方
DiaryINDEX|past
オカンが死んだ。 肺癌だった。
通院5年。入退院1年。 長かった。 私はもちろん、本人が一番辛かったと思う。
あれから数ヶ月経った。 ちょっと落ち着いたので日記に残しとこうと思う。
亡くなるあの日、 朝一で、担当医(若い女医)からTELが鳴った。
「いつ峠を越えてもおかしくないから今日来れませんか?」
会社にもまだ連絡入れてないのに、 私は返事ひとつで「行きますっ!!」と。
最後の日は、雪が降っていた。 少し遠い所にいた祖母を連れて慌てて高速に乗って病院に駆けつけた。
軽く2時間かかった。
幸いなことにまだ息はある。 ・・・良かった。
でも私が、祖母が、 来たのがオカンに分かったかどうかは分からない。 意識朦朧としていて、痰が絡むから息が出来ない!取ってくれ!とのジェスチャー。
なんだかんだしてるうちに夕方6時過ぎ。 だんだんと弱ってきた。 色んな人が入れ替わり立ち替わり・・・落ち着かない。
そうこうしているうちに ・・・息が途絶えた。
夕飯時もあったが、病院内は慌しくなった。
親戚は母の弟一人。 あとは冷たいもんで、病院から一番近い叔父(母のもう一人の弟)すら来てくれなかった。 葬儀屋から介護系の連絡してると、書類やら話やらあり 他の親戚に電話するタイミングも見失った。
葬儀屋は、母が毎月掛けてたとこ。 いくら掛けてどれ位になってるのかすら知らなかった。 とりあえず融通が利くと思った。それだけ。
ところが蓋をあけてみるとそうでもなかったのだ。
・・・と、まぁまだまだ長くなりそうなので続きはまた。
RED
|