'ゃッぱ・頭、変っすか。
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2012年03月31日(土) |
サッカー/青春小説? |
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_ 銀河のワールドカップ (集英社文庫) 川端 裕人 著
少年サッカー(小学生)やユース下部組織や果てはリーガエスパニョーラのプロチームと非現実的なシュチュエーションを舞台に構成されていてマンガチックな馬鹿っぽさが惹かれる とにかく感動するようなストーリー展開が至る所に出てくる小説。 サッカーの魅力だけでなく、運動する身体や頭脳でイメージすることの表現がなかなか良いね。
難点も結構あるんだ。 花島と恋人の関係、花島の過去の挫折。三つ子の父親、そして母親。 書き込みが足りないので、なくても良かったかもしれない。 だぁけんど、好ポイントもある 花島と恋人の関係(難点でもある)、とその生活・世界観などの小説としての表現のしかた。肉体の躍動感と心理的な背景をすばらしく繊細に書き込んでいる。 ストーリー以上に、そのシークエンスの描写に惹き込まれていく。 最後のレアルとのゲームの場面。あり得ないけぇんど傑作だと思う。 場面場面に躍動する描写があって、そこが圧倒的に惹き付けられるんだね、
とにかくシークエンスの表現が優れていて、 それがサッカーの本質っつうか哲学を捉えているんだんね。 サッカーの現場の方々、指導者の皆様には是非読んでおいてほしい。
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