れおが最近ネガティブ思考なのは、私や夫の疲れやストレスが伝わっているのかも知れないと話し合う。 何をされても怒らなかったぷりんに対しても最近は「大嫌い」と言ってみたり。まぁ、いままでが優しすぎたというのもあるけど。 安定した精神状態を保ってほしいと思いつつ、周りに振り回されず自分を持ち続けるたくましさも備えてほしいのでこんな親でも慣れてくれと思う心もあり。人生楽ありゃ苦もありますからね。 しかし彼の優しさは私もはっとさせられることが多く。 先日はみんなで昼食に出た時、せっかくのランチをゆっくり食べたいがために食事中にぷりんの昼寝タイムを合わせたいという親の勝手から車で移動中「まだ寝ちゃだめよ〜」とあの手この手で気をひく私に一言「ぷりんちゃん、眠たがってるじゃない。寝かせてあげたら?」と一言。そうだよね。親の勝手でつき合わされてるんだから眠い時くらい寝かせてあげなくちゃね。自分の人間としての器の小ささを目の当たり。 今日は夕食を残したのにケーキを食べたいというれおに私が一喝。ご飯を全部食べないとケーキは食べるな、と。 れお、ブーたれて「ママ意地悪。ママなんてだいっ嫌い」 ま、私も大人気ないんでややキレ入り「おなかすいたっていうれおのために、ママはいそいでがんばって美味しい料理を作ったんだよ。それなのにそれを残してケーキが食べたいなんてママは悲しいよ。れおの方が意地悪だよ」 するとれお、しばらく考え涙ぐみながら「ママ、ごめんね。許してくれる?れおのこと嫌いになった?」「嫌いにならないよ。ママはれおがどんなに意地悪しても大好きだし、れおの味方だよ。だから意地悪はママだけにしてね」「ママ、れお、ご飯全部食べるよ」 ・・・なんて素直な子なんでしょう。親ばか承知で我が子ながら魂の美しさを感じた夜でありました。
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