愛より淡く
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昨晩は、「ねじ式」を読む。
5年か6年ほど前に読んだけど
内容はほとんど忘れていた
改めて読み返してみると
なんともシュールで不気味で摩訶不思議だった。
我が家のエアコンは、故障していて、ここ5年ほど使っていない
5年も使っていないと、故障していたという事実そのものを忘れてしまって
いて、「体にあまりよくないから、なるべくエアコンを使わないようにしていた結果、5年も使わずにすませてきた」
といった、ちょっと自分でも信じられないくらい、エアコンを今まで使わなかった理由を、脳内でねじまげてしまっていた。
ねじまげた理由を事実だと思い込んでいたものだから
あまりに暑いものだから これはもうエアコンを使わない方がからだによくないような気になってきて
使ってみることにした
最初は、調子よく作動してくれたのだけど
しばらくすると動かなくなった
何度もつけなおしたみたけれど、すぐに動かなくなった
汗びっしょり
エアコンが故障していたという事実を思い出すのに、けっこう時間がかかった
5年も経つとそういうものなのかもしれない
都合の悪い事実は、無意識のうち? に脳内でねじまげてしまっているのかもしれない
それにしても暑い
家中の窓という窓を開け放しにして
風待ち
風待ち
ひたすらに
風待ち
それでも風の来ないときは
ひたすら扇子であおぐ
うちわを探したけど 見つからなかった
ひとつは完全に破れてこわれてしまっていた
宣伝とかでもらったうちわ達は、いったいどこに消えてしまったのだろうか?
そういえば靴下もいつもかたほうが消えてなくなる
不思議すぎる
不思議すぎるといえば
あまりの暑さのために髪をたばねるために使っていた
ヘアゴムが
消えてしまった
消えた瞬間に
確かにわかったんだ
あ
今、ヘアゴムが外れた
って
それですぐに探したけど
いまだに見つからない
不思議すぎる
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