三十一弦-花香-

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神力子等を助けたもう 2004年07月11日(日)


男子二つ 眼前の海 漂ふし 眠れじ朝に 命救祈ぞ

14,5の 命持ち去らん 波等伏し 今ぞ神力 願い仰げき

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霞(かすみ)揺る 2004年06月24日(木)


誘惑の 霞井出達(かすみいでたち) 夕陽の そこはかとなき 麗しき初観

霞(かすみ)揺る 身に纏い(まとい)つる 残影の 白きオーラと 見紛う歓喜

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鳥の知らせ 2004年06月09日(水)


梅雨最中(さなか) 音(おん)聞く今朝に 目ぇ覚めし 鳥の囀り(さえずり)
暫時(ざんじ)降ずと知(し)

注:暫時=ちょっとの間

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君、錘(おもり)持つ 2004年05月25日(火)


産めぬ識り(しり) 胸に迫りて 罪重と 思考止む程 布団包む程

今更と 児子抱きたしぞ 君語る 答うる身,時 我に持たらん

罪語し 君と我なん 認めと 互い責めらん 丸々だけそ

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児子諦む(じこあきらむ) 2004年05月21日(金)


誰(たれ)による ふたりぼっちを 強いられて 辛痛な運命(しつうなさだめ) 
未だ(まだ)認め難(なん)

懐妊の 姿.話に 激気する 何気と撥ねる(はねる) 強さいつの日

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端咲き花 2004年05月08日(土)


上がり段(だ)に 端細く(はぼそく)咲きし 紅草ぞ 反され(かえされ)土に 姿なく涙(るい)

今成(いまなり)を 得る手入れに 端咲き(はさき)花 軽く(かろく)命絶 写む外界



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明鏡の心 2004年05月06日(木)


我が今を 明鏡に観る 直心の 止無く(となく)持つか 弱気に寄しか

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差別 2004年02月27日(金)


伝わらず 不安膨らみ 口を噛む 差別の目のみに 恐怖震えし

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辛いつら 2003年07月20日(日)


辛いつら 辛くて辛い 辛いつら 喚こうとても 辛きし辛い

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再び想う 2003年07月16日(水)


点滴の 粒を眺めし 座す君に 想い溢るる 臥して再び

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三十一弦(軽快編)

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