長渡り 虚無なる日々 通り過ぎ 現実が来る 気の膜剥がすよに 現実を 手届きそうな 臨めく(のぞめく)日 孤独消し去る 期待込み上げ 長き日々 我がいらつきし 伝わりて 興奮せする ほどの嬉しさが ***** ***
甘美なる 優しき罠に 囚われて 底なし沼の 病抱えて 虐待の 代償以上 罠掛かり 一生囚われ 逃げ出しようもなく ***** ***
幼き日 籠の鳥になりて 逃げ出せず 甘美なる優しさ 狂気なる虐待 籠の鳥 マインドコントロールより 飛び立てど 野に放たれて なお籠の中 ***** ***
退屈が 病を煽って(あおって) 責め立てる 床の生活 焦り離れたし ***** ***
世俗への 隔たりし想い あまりにも 瓶の中の我 離人感占め 離人感 襲い来る孤独 苦しれど 気、操れず 人ごみで瓶中 君とある 生活の一切(いっさい) 隔離感 見えぬ隔たり 孤独々々と ***** ***
たおやかに 若葉なる欅(けやき) 眩しくて 腐れ木の我 惨めし辛し ***** ***
苦しみと 辛さの間 つかの間の 「幸せ」と思え 熱き思いが 君と生き 隔離生活 続けつつ その「幸せ」は 何処ぞから ***** ***
眠れぬ夜 横の寝息に 闇眺め 嫉妬覚える日 我がここのあり 眠れぬ夜 横の寝息に 空(くう)見つめ 日々優しき 君を思う日 ***** ***
雨曇り 遠き山なみ かき消して 無機質の街 辛さを煽る ***** ***
生まれ出で 宇宙の塵と なりうるに 苦しみ多き 生くると言うこと 一片の 塵のみなりて 亡骸を 目指して生くる 苦しみと共に ***** ***
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