さて、今週末にいよいよガンダムエースが発売されてしまいます。
第１話、いろいろ力不足で見苦しいとこもありますが、精一杯やりましたので是非お手に取って読んでやって下さい。
こんなに真面目に漫画描いたのはいつぶりだろう。
やっぱり漫画は苦しいけど楽しいです。
漫画は趣味で描いて自費出版するのが性に合ってる、と思っていたけど
お仕事の緊張感の中で描くのも良い。
毎月精進します。上手くなりたい。

メールなど送って下さった方、ありがとうございます。なかなか個別にお返事できなくてすみません。
ただ、「こういうのを描いて欲しい」というような要望の場合、私に直接言うよりも、担当さんの目に通していただいた方が効果あると思いますので(笑)、ご意見やご感想など、ぜひ編集部のほうにも送ってやって下さい。

あと質問をいくつか頂いたので、お答えしますね。
※あくまで現時点での回答です。以後、微妙に状況が変化していく可能性があることをご了承下さい。

・「アスラン視点の補完」ということですが、スーツCDのような形でエピソードを描いていくのでしょうか？
「THE EDGE」は本編の隙間のエピソードを抜き出して毎回読みきり形式で描いていくのではなく、あくまで「通して読んだ時に『アスランの物語』として成立する形で、DESTINY本編を描いていく」という企画です。
アスラン以外のキャラを全く無視するという事でもなく、アスランに強く関わってくるキャラクターについては脇役としてキャラを立たせていくことになるので描写が増え、逆にアスランから遠いキャラ、遠いところで展開するドラマについては省いていくことになるでしょう。
その上で、本編で語られない部分の補完もしていくわけですが、物語の序盤ではわりとDESTINY本編のほうでもアスランにとって重要なエピソードが目白押しなので、しばらくの間は本編をなぞっていく形になると思います。

・携帯種部の編集長のコメントでは「少女漫画風」とのことですが恋愛メイン？
私がこのお仕事のお話を頂いた時は「少女漫画で」とハッキリ言われたわけではないのですが、「私がガンダム漫画を描いたら、見た目はやや少年漫画寄りで、中身はやや女性向けの漫画になると思います」と自分でコメントして、了承して頂いた覚えがあります。ここで言う「女性向け」とは、「どちらかと言えば戦闘シーンよりもキャラクターの心の動きに重点をおいた作品」、という意味であり、「＝恋愛もの」という意味ではありません。もちろんそういう要素は多少含まれてくるとは思いますが。
なので一概に「少女漫画」とも言えないかと…。
ガンダムエースという雑誌に相応しく、かつやや女性向けの作風、というのが本来のコンセプトであり、目指すところだと私は考えてます。


あと作画スタッフ募集のほう、ちらほらご応募頂いているようでありがとうございます！いちおう、２００４年いっぱいで今回の募集は〆切らせていただく予定です。

漫画描いてます。
そしてさっそくアシスタントさん募集です。
毎月40ページ程度だったら１人でやれないことはないし、修行も兼ねて頑張るか〜、などと最初は思ってたんですが、まるまる１ヶ月漫画やってたら他のイラストの仕事が入れられなくなってしまうわけで、あとやっぱりメカだらけのページは下書き・ペン・仕上げ含めて通常の３倍かかってしまうわけで…！

そんなわけで原稿のお手伝いして頂ける方募集中です。レギュラー扱いでなくても、不定期勤務でも結構ですので、我こそはと思う方、助けてやって下さい。
ご応募お待ちしております。勤務についてのご質問などありましたらお答えしますので、メールにてお送り下さい。
「女性のメカアシはなかなか見つからないと思うよ〜」と漫画家の友達に言われたんですが、ガンダム好きな女の子はたくさんいるわけで、その中でMSとか戦艦が好き！な人もいるだろうしかっこよく描きたいと思う人は少なくないはず…！　ぜひ一緒に、資料にまみれてメカ作画修行に励みましょう（苦しい笑顔）

あと、友達のみんなには今後、緊急SOSが届くことがたまにあるかと思います。
手の空いてるときは、どうかよろしく…！！（願）


ひとつ下の日記が「女子大生会計士の事件簿DX1」の話題なんですが、現在すでに２巻の見本誌が手元に届いてます。今度は背景ピンクなので、今回もかなり目立つ表紙なんじゃないかと。
ちなみに（１巻もそうなんですが）、入稿時にカラーバリエージョンをいくつか作ってあるので、未使用のver.を１点ご紹介。

イラスト描かせて頂いた、山田真哉さん著の「女子大生会計士の事件簿」がとても好評なようで、発売後すぐに増刷決定とのことで喜んでます。祝！

今回のお仕事は「角川文庫」ということで、多少シンプルに、手に取りやすい絵柄にしてあります。パッと見て、目に止めてもらえることが目的の絵。
こういう「コミック系だけど一般向け」のイラスト仕事にはとても憧れていたので
（実は約３年前「ランブルフィッシュ」２巻の巻末インタビューでも言ってる）、実現して嬉しいです。


そして、ガンダムエースも発売されてしまいました。
こちらも今までと違う方向性のお仕事です。この件が正式決定したことについては本人がいちばん驚いてます…が、精一杯やらせていただくつもりです。よろしくお願いします。

大きな余震があったりして落ち着きません。

それにしても、上越新幹線も１ヶ月以上不通、関越道も通行止めということで、しばらくの間は新潟が遠いなあ。

支えあって生活している被災者にインタビューしているレポーターが涙ぐんでいるのを見て、私は思わず「お前が泣くなよ。泣きたいのは被災者だろうに…こういう同情って腹立つ」と突っ込んだんですが、横で見ていた同居人に「違うよ。何もしてあげられないことが悔しくて泣いてるんだよ」と言われて、自分の心がささくれ立っているのに気付いた。反省。ピリピリしても何も良い事はない。

こないだの水害に続き、新潟が…！！！

私の実家はわりと震源に近い地域なので（中越に近い下越）、なかなか電話がつながらなくてかなり心配だったんですが、夜には何とか連絡も取れ、無事とのことでほっとしました。ＴＶで小千谷？の商店街の被害の様子が映っていて、たまたまお茶屋さんの店内で急須やら品物がぐちゃぐちゃになっていたところが映ったので冷や汗かきましたが…（うちの実家もお茶屋なんです）。被害にあわれた方々、心からお見舞い申し上げます。

まだ余震が続いている様子。
震源のあたりは住んだことはないものの、わりと馴染みのある地域なので心配です。長岡の友達大丈夫かな…

外は暴風雨、でもお腹は空いたし買い置きの食糧も尽きている。
…ということで仕方なく外食に出かけた。

食べ終わって店を出たら、まさにバケツひっくり返したような雨量＆暴風。
しかも、行きは何ともなかった道路が、排水溝から水が溢れ出て冠水している…！！（20センチくらい）
さらに先のほうでバスが止まってる、ほかにも止まってる車がいる！！（水のせいで）。そして何故か車のバンパーが浮いてる！！（？）　動いてる車はみんな、車線無視して水をバシャバシャ弾きつつ、恐る恐るの超スロー運転。
頼むから止まらないでくれ…（しかもガソリンランプついてる！！）と冷や汗かきながらも、なんとか冠水したところは抜けました。はああ怖かった。

こういう危険に晒されるたびに（こないだの「ひょう」とか）、
まっ先に「やめてー！まだローン終わってないんだから！！」と考えてしまう庶民です。

今後のお仕事の関係で、未体験の場に出向くことが多い。
何もかもが新鮮で興味深くて刺激を受ける反面、いちいち緊張というかビビっている自分がちょっぴり情けない。胸を張るために精進しなくては。