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れいぞうこメモ
By さくじゅん@ジャミン・ザ・キッチン


2005年02月28日(月) 私の街by『見参!アルチュン』

もう、3年以上も前になりますが。

うちの大学の学園祭にて、
『見参!アルチュン』という関西ローカル深夜番組の、収録が行なわれたことがありました。

『見参!アルチュン』とは、
山内圭哉、ケンドーコバヤシ、藤谷文子の3人が、
関西のいろいろな街を歩きながら、目についた看板とか、店の屋号などに対していちいちツッコミを入れつつ、あることないこと妄想を膨らませるという番組でした。(詳しくはコチラ

この頃の私は、夜更かしをすることが比較的多かった時期で、この番組もたまたま何回か見ていて知っていたので、
自分の大学で収録が行なわれるとなると当然、雨の中喜び勇んで観に行ったのでした(笑)
大教室の教壇に、出演者お3方が座り、
あらかじめ撮影された大学周辺の街並みの映像がモニターで映し出され、
それを、3人が再生したり一時停止したり巻き戻したりして、つぶさにコメントを述べるという形式でした。

その収録にて、3人が実際にツッコミを入れていた風景のごく一部を
今回写真に収めてみたので、紹介したいと思います。




その1。空手道場の宣伝看板



この看板は、踏切の近くに掲示されています。
踏切が閉まっている時の待ち時間の暇つぶしに、これを読まざるを得ないという、
広告としては抜群のロケーションを占めているわけです。

その上、

・ケンカは金で買へ
・正当なる防衛は神もこれを許す


などと、
かなりインパクトのある宣伝文句が並んでいます。
一回読んだら、忘れられません!!




…この掲示によって入門者の数が減らないことを祈るばかりです。




その2。謎の表示

歩道を歩いていたら、
突如現れる、壁に書かれた、この文字。




10.5米 
 消
 ↓



矢印↓に従って下を見ても、



パッと見では、何も無いように見えます。
この表示の意味するところが全く分かりません。




その3。道端の洗濯機とか



こんなふうに、
洗濯機とか、テレビとか、冷蔵庫とかが、
道端に置かれている光景をよく目にします。



今日は多分、粗大ゴミの日ではないのに。
なんでだろう。
いや、
これはもしや、粗大ゴミなどではなくて、
誰かが、使っているのか…!?







はっ!
そう言えば、この辺一帯は「すぎもとちょう」と呼ばれている!
今まで「すぎもとちょう」は「杉本町」だとばっかり思っていたけれど、


実は、
「杉本長」だったんだ!!



この辺りは全部が、
「杉本長」という大きな大きな巨人か主か何かの家で、

道端の洗濯機とかテレビは、「杉本長」が日常生活で使っている家電なのだ!!
この辺に住んでいる人々は、「杉本長」の統治のもと、「杉本長」に住まわせてもらっているのだ!!



だから、人々が仮に「杉本長」に逆らうと、えらいことになる!!
例えば、
その2の「10.5米 消↓」は、反逆者を処刑するための装置なのだ!!
10.5メートル下はブラックホールみたいになっていて、消されるのだ!!
なんという、恐ろしいことだ!!

しかし、
そんな「杉本長」の支配に勇敢にも立ち向かおうと、
密かに同志を募り、日々鍛錬している人々がいる!!

それが……… その1。







…って、
妄想を膨らませていたようなそんなこと全っ然言ってなかったような。
(「杉本長」説は確実に言ってましたが、
「杉本長」説とその1の掲示とその2の表示との関連は私が今勝手に思いついていることかも知れません。_ _;)

でもまあ『見参!アルチュン』はおおむねそんな感じのクレイジーな番組でした。(笑)






私が今住んでいる街は、歩き回ってみると、確かに面白いです。
学生街でもあり、住宅地でもあり、お年寄りが多くて、大阪市のくせになんだか田舎っぽくて、実は美味しい小さな食べ物屋が多くて、交通の便がやたらいい街。

そんな、私の街。
後日、『アルチュン』の妄想とは別に、私がこの5年間気になってしょうがなかった看板などをここに記録に残してみたいなと思います。


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