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re-invention



 甥とVoyageで数楽

ノートパソコンのオークションはなかなか難しい。ちょっとあきらめて,今のパソコンに手を入れることにする。IBMのパソコンは,分解マニュアルも公開されていて,細かなパーツもオークションに出ていて何とかなりそう。おかしくなり始めたヒンジ部分を,液晶パネルのカバーをはずして直す。完全とはいえないが,まあ,当分使えるかな。この際だからメモリーも増設し,HDDを交換してみようかと思う。また,バッテリーをリフレッシュしてくれる会社(ベイサン)を見つけたので,早速申し込む。

3月に東京で行なわれた,「IT活用による元気な学校づくり」のDVDを見る。愛知の公立中学校が,教員だけでなく,事務・用務員さん,さらには父母まで巻き込んで東京でイベントを行なうのは,本当にすごいこと。何度見ても「いいとこ見つけ」は,使えるシステム。こういうシステムを,市町村ぐるみで導入するぐらいの英断を下せるところはないものか。

東海大の渡辺先生から,新しい会の立ち上げについて早速メールをいただく。名称はちょっと長いけれど,
静岡テクノロジー活用数楽研究会 (STMES? STAMES??)
にしようかと思う。この夏,せっかく作図ツールについて話をさせていただいたのだから,冷めないうちにアクションを起こそう。

姉とその子ども達が帰省。長男は高1,大きくなったものだと思う。数学が苦手で困っているらしいとの話を聞いたので,距離センサーとVoyageで遊ぶ。ゴルフボールのバウンドを二次関数で近似し,その後,もう少しきれいな二次関数(Y=aX^2+bX+c)と接線について,一緒に数学を楽しむ。
Y軸との交点での接線の方程式は,Y=bX+c になること発見させた上で,それではそれ以外のところではどうなるのかを,試行錯誤の上,見つけていく。あっという間に23時まで数学し,微分の話まで何とかたどり着く。数列の話もできたりして,なかなか面白かった。高校の数学こそ,グラフ電卓は,活用できると改めて思う。






2004年08月21日(土)



 SPP事業 2日目

今日は,自分の発表からスタート。こんな授業をしようと思うに至った話から始める。反応が少ない方々なので,惹きつける活動から入るべきだったかもしれない。岡本先生の「生徒が数学する数学」とテクノロジー活用,さらに実践例を2つ。そのうちの1つは実際にVoyageを操作していただいて,体験していただいた。やってみないとわからないことがあると思う。話だけではダメだろうな。発表後,何人か話しかけてくださる方もいて,ありがたい。渡辺先生からは,「いい問題,悪い問題というのは,受け取る側がどう拾うかで変わってくるものだ」というまとめ方をしていただいた。
また,生徒が発見した連続する2数の三乗の和の公式を紹介したところ,発表の後,アシスタントの大学生が,「4乗でも,こんな公式を見つけました」と見せてくれた。こんなところが,テクノロジーで探求する数学の面白いところ。うれしい反応。

今日も午後は数検の方からの話。「受検者の心に残る問題作りを心がけている」というのはいい。リスク管理に数学が必要と言われていたけれど,このバランス感覚は,果たして数値化できるものなのか??

会の後,渡辺先生,城北高校の山崎先生と何らかの会を立ち上げようと話になり,早速9月7日に日取りまで決まる。どこまでできるかはわからないが,テクノロジー活用に絞って,できたらいいと思う。



2004年08月20日(金)



 SPP事業 1日目

SPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)事業「良い数学問題作成を試みることによる数学授業改善の方法」に参加。東海大学の渡辺信先生による企画。
「数学嫌いが50%を超え世界最悪。静岡から数学嫌いをなくしたい。しかし,一番の問題は教員に危機感がないこと。主要教科として守られていること,入試があること。でもそれではダメだ。生徒が楽しくなるような数学を,問題作りから考えたい。」と言う渡辺先生のお話からスタート。

印象に残った言葉を並べてみる。
・ある証明問題の答えに,「さて次は」と書いてあった。テストをすると,多くの生徒が,「さて次は」と書いていた。暗記科目??
・見るスポーツより,やるスポーツ。見る数学・やる数学とは?
・創造的活動をするためには,機能的な思考方法が必要
・発展性の乏しい授業。一般化されない。


参加教師が持ち寄った,いい問題についてのレポートは量が多く,よさを感じるまでには読み込む時間が必要。その人の数学観がそのまま出てくるものだけに,本気で議論したらヒートアップしそうな感じ。「指導要領があるから,入試があるから,シラバスが・・・」という話を繰り返す教員が多いのは気になるところ。「子どもたちがどう成長していけばよいのか」というスタンスが見えないのではつまらない。円の面積についての難問も示され,これは宿題に。

数検の出題者の松本さんのお話は,なかなか面白かった。問題作りでは,
・できる子には,「数学ってそんなものか」と言わせたくない
・知識の積み上げのない子にも,試行錯誤刷れば解ける問題を用意し,自分もできるという自信をつけさせたい。
・受検した人に,新たな知識,こういうこともあるのか・・という思いを持たせたい
・これをといたら楽しいだろう・・という思いで作っている
・同じ素材に対して,出題の条件を変えることで,難しくも易しくもできる。どの級でも使える問題にすることができる。


明日は自分の講義(発表のつもりだったのだが)。帰宅後,今日のみなさんの様子から,もう一度自分の話の流れを再考する。自分をも揺り動かした「生徒が数学する円の授業」の話をした方がいいと思い,盛り込んでみる。


2004年08月19日(木)
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