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re-invention



 ほっと一息の中で考えたこと

ようやく,休日。発表が続いたので,ほっと一息。
子どもの自転車の高さを直したり,メガネ店へ行ったり。
思ったことをメモしておこうと思う。

この夏参加した会では,これまでのように記録をパソコンでとることをしなかった。打つことで記録としては残るが,活用されることはまずない。何より,記憶に残らず,考えながら聞くことができない。それでは何のために行くのか,わからない。そうしてみると,レジュメや資料に線を引いたり,メモしていく方がはるかにに有効だ。斎藤孝氏の4色ボールペンの手法を,自分も取り入れようと思う。

清風中高の宇津野先生が,
『「先生は何でも知っているものだ」というスタンスから,
「先生にもわからないことがあるから,一緒に数学しよう」
というスタンスになったとき,人間としての宇津野で,生徒と接することができ,肩の荷が下りた気がした。』

と話されていた。この感覚,とてもよくわかる。
岡本先生の「生徒が数学する数学」のスタンスと同じだと思った。

テクノロジーの利用によって,数学教育の目指すものが問われていることになる。計算ができるように指導するが,計算ができる生徒を育てることが目的ではないことも,見えてくる。

テクノロジーを使うことで,連続的で多様な見方かできる。そこには発見や不思議さがあるから,多様な問いが生まれる。その問いは,作り物ではなく,本物の問いだと思う。さらに,テクノロジーを使えば,それを解決することも可能になる。
社会科では,「資料活用能力」が観点の一つになっている。テクノロジーをどう活用するのかという能力も,これからの時代では要求されるように思う。

「授業の中で,思わず生徒が数学的に活動し出した事例を記録していくといい。でも,論文を書くために授業をやっているわけではないから,なかなか難しいんだよね。」
金沢高専の佐伯先生からの言葉。

そうこうしているうちに,夕食前に電話。
おかもと塾の飲み会だったことをすっかり忘れていた。
静岡県が東大の市川氏の授業論「教えて考える授業」をそのまま鵜呑みにした提言『静岡の子どもに「確かな学力」を』をまとめ,その冊子を教員全員にしたことを問題にされていた。
行政が果たしてどこまで本気で,授業のあり方に迫ってくるのか。一教員としては,目の前の子どもたちが答えを出してくれるわけで,その中で答えを出していこうと思う。


2004年08月12日(木)



 T^3Japan年会2日目

早朝,プレゼン資料づくりに再挑戦。
今年の秋の授業とあわせると,関数教育で何か書けそうな感じ。
それより前に,岡山に行くためには,論文を書かなければ。
こうやって授業し発表できるのも,支えてくれた方のおかげ。
感謝しなければと改めて思う。
いろんなことが頭をよぎるが,とにかく今は目の前のこと。
なんとか完成し,出発。

最初は,宇津野先生の発表を聞く。
中学2年生全員に,TI92を持たせているのだそうだ。
うん,これはすごい。
公庄先生の作られたテクノロジーを前提にした教科書を
使っての話がいくつか出て,なるほど。なるほど。
2年前に買ったが,それだけではわからないことがやっぱりある。
人を通して伝わるものが,やはり一番のコミュニケーション。

いよいよ発表。
予定にはなかったが,前段で,
岡本先生の「生徒が数学する数学」の理念を紹介する。
テクノロジーを使うことで,生徒が数学する数学に近づくことが,
今の自分にとって目指すところなのだと再認識。
2つの実践を発表したので,時間がどうかと思ったが予定通り終了。
生徒の様子や,自分なりの主張もできた。まずまず満足。
「おもしろかったよ」と言う反応や,
質問してくださる方がいてうれしい。
30部印刷した資料が足らなくなるのもうれしい誤算。
佐伯先生からは,具体的なアドバイスをいただき,これも感謝。
渡辺先生からは,「東海大学での研修会でも話を」と言われ,
また仕事が増えたけれど,それもうれしいこと。

午後は,山形の保科先生の発表。
牛乳パックの話も面白かったが,
それ以上に,あの手品・・・生徒はたまらないだろうな。

ラストは公庄先生の発表。希望者を集めての授業日記。
絶対値や,ガウスなどの話は何になるのかと思っていたが,
応用すれば,グラフ電卓では面白いことができるものだと関心。
特に動くグラフには,もう脱帽もの。
花火の話に至っては・・・
グラフアートコンテストも動画部門が必要かな?


2004年08月11日(水)



 T^3Japan年会1日目

早朝,新幹線で東京へ。T^3JAPANの大会。
新幹線の中で,明日発表のパワーポイント資料を打つがまだ未完成。
この会で,自分が発表するようになって三回目。
川上さん上原さんといった,
中学校実践の牽引者がいないのは寂しい限り。
今回は,M先生もご一緒してくださるのはうれしいこと。
早速またまた佐伯先生に,秋の授業についてのプランをお話しする。
「結局,何をするの?」「それでは生徒は見えないよ」
教師がやらせたいことに振り回すだけでは,生徒は面白くないことを,
はっきりと指摘してくださり,おかげで,プランがもう一歩進む。
公庄先生のお話は,いつも勇気とやる気が沸いてくる。
関西弁の楽しい口調の中にも,
夢を持って自分の仕事に突き進んでおられるのがよくわかる。
清風高校の宇津野先生が,自分が以前実践発表した
「生徒が数学する円の授業」をそのまま実践しておられるとのこと。
公立中学では時間が限られていて,
あれだけダイナミックな授業ができないだけに,何ともうれしい。
交流会では,垣花先生や,韓国の金先生と話ができた。
M先生が「来てよかった」を連発してくださったのもうれしい。

ちょっと迷ってホテルには21時ごろ着。
シャワーを浴びて,明日の発表のプレゼン作り。
まとめてみると,主張したい論は浮かんできたが,十分整理されていない。
すっきりしていないところに,自分の味が出るものの,
聞く側にとっては,迷惑な限りか。
せっかくネットにつながるホテルに泊まったのだが,
この日も日記をUPする余裕なし。


2004年08月10日(火)
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