似非田島陽子似派遣社員が闘っている社員がいる。
前回「私語が多いとか差し出がましい」という苦情を派遣会社にした人のことである。
が、どーやら社員間でも嫌われているらしく、某課長から「特定の社員から八つ当たりをされたり、業務以外の頼まれ事をされている場合は速やかに御相談ください」ちゅうメールが来た。
慈善事業やるタイプにも見えないので、彼を排斥したいんだろーなーと思うが自分にはネタがない。
頼みにくいタイプなのか全くそれがないのである。
そして田島陽子似はその対抗社員からオレが仕事を受注すると一々確認に来て、そしてやり方を指示してくれる。
要約すれば「適当でいいんだから」
面倒なことである。
みんな熱くて。
よく変人とビンボー自慢トークをする。
でもちょっと考えるとそれは今ほどほどに恵まれているから出来ることなのである。
その自慢とは、お風呂の水を1日では替えなかった(←今から15年以上前のガス炊きの頃の話)だの、おやつのアイスは100円でもー贅沢で贅沢でしょうがなかったとか言う他愛ないものである。
曰く「ぽちの家は贅沢だから」
「んにゃ、そんなことはねー」と言うものなのである。
実際のところ、お互いの家風(という大げさなものではなく)のせいか、金のかけ所が違うだけじゃないかな〜って言う気がする。
変人家は食べ物(肉は国産しか食べないよ。お取り寄せを全国からする。)とかペット(代々ペットくん満載。)とか、株とか、地所(農地とかになって遊ばせているよ)とか、車(3台所有。もっとも車ないと生活できない圏内ではあるが3台はやりすぎだろー)とかに金がかかっているような気がする。
逆を還せば、服とかブランドものとかにはお金はかかっていない。
*例外はねーちゃん。やっぱ女の子だしね。
ぽち実家は見栄ぞうの血は確実に遺伝していたので、服とかブランドものとかは買う。が食とかにはあんま金かかっていない(アメリカ産だろうがカナダだろうが肉食べているよ。貧がこんで来たらマックでお昼ご飯。)。旅行好き。等のポイントがある。
お外行くときにはちゃんとした格好していけというのが教育でござった。
そうそうお仕事にはちゃんとしたスーツ着用と言い含められ、親に社会的抹殺にあう前まではバレンシアガでスーツ買ってもらっていたりもしたのである。
むーん。
こう言うズレだと、確実にオレが負ける。
贅沢の烙印を押される。
で、実際の生活は適度に食にお金がかかり(見えるところだけ国内産の肉)、それより低位置で服に金がかかり、ブランド物とは全く御無沙汰と言う生活になるのである。
で、実際のところ結婚関係でブランド沢山見て、そこそこのダイヤオーナー(ブブッツ)になったオレはあんまり今雑誌の特集見ても心が騒いでいないのである。
でもでもちょっとだけカバンとか買いたいかもな〜(by昨日のエルメスの影響か??)
いつもブランドトークを繰り広げている仲間(っていつオレまで仲間になったのだ?)の一人(前述日記で「ばりばり」を公言した方)が午後出社。
それ自体は別に珍しくない。
17時半すぎ、でっかい紙袋を持ってきた。
で中からエルメス春の新作とかいうカバン(かなり小さい)が出現。
会社来る前に買ってきたとのこと。
いや、予約したとかそういうのではなく、立ち寄ったらあったので、「こういうのは出会い」という訳で買ってから出社したらしいのである。
16万弱とのこと。
ひょぇー。
姉さんやるね。やるね。
自分は、今までエルメスのかばんとか1個も持っていなかったので、驚いたのだがこんなに小さくて16万。
そしていつもお持ちのは27万とか言っている。
皮の匂いはよさそう。
そして手触りは確かによろしい。
しなやかって奴?
凄いと純粋に思った。
負け惜しみではないが、カバンにそんな金をかける日は俺には当分来そうにない。
16万あったら旅行に行ってしまうだろうし、いや習い事始めるかもしれない。そしてその習い事で「みんな持っているし〜ほしー」とか言って初めてエルメスを買う、そういうのが見栄ゾウな自分らしい。
それはそして今更フールトゥとかであってはいけない。断じて。
思い起こせば大学時代、あれもこれもヴィトン、エピな時代があった。
それは、習い事(?)先のK大生がみんな持っていたことにかなり影響を受けていたのであった。
大学時代はかなり御愛用であった。
今はさっぱり使っていない。
それどころか実家に置いてある。
カバン、カバン、カバン、手帳、筆箱。
今更手帳は使わないだろうが。
あの資本蓄積をエルメスに換算してカバン2個くらい?そんなに値段しないので。
彼女(ばりばり発言)は大学時代にポストイット入れ(皮だよ勿論)から買い始めてここに至ったとのこと。
無駄がない。
そしてちゃんと手帳も使っている。
この差はなーに?
でも自分の習い性は治らないと思われるのさ。