実は倒れる前の冷房壊れたバスで高熱に魘されている時、ちょっとイングリッシュペイシェント気分でした。
うんこたれ後冷たくなってしまった変人ですが、あの時の労わりだけは優しかった。
ちょうどシルクロードのテーマ曲もかかっていたし、車窓からはぺんぺん草しか生えないような砂漠(岩系)がずーっと広がる。
その後、リゾート気分を感じたのは、薬漬けになってマラケシュのホテルで静養(?)していた時でした。
ばったりいったものだから、部屋は1階でテラス付のところ。
鳥が沢山いて、鳴いている。
10分もテラスの椅子に座っていると暑さのあまり眩暈してくるので、すぐ部屋に戻り、寝ながら外を観察。
実はこれが一番贅沢なのではと、実感。
暑いときに観光なんて貧乏人のすることじゃーと「日本証券史1巻」を読む。
この本てば多分大学か社会人になってすぐの頃に読んだんだと思うのだが、自分意味がわかってたんだろうか?
未だに信託の重要性とかがわかんないぞ。
それは帰国後不動産の証券化の本一冊読破した後でも変わんないぞ。
旅行中中日の夕飯は何だか変な晩餐だった。
砂漠の(ってことは田舎)ホテルで、客はうちらのツアーだけ。
そしてみんなばたばたと体を壊した結果、その晩餐に出席しているのはツアー参加者中の1/2くらいになっていた。
広い食堂でぽつーん。
珍しくタジン(っていう煮込み系モロッコ料理)ではなく意味不明なハンバーガーが出てきた。
変人もお腹壊し熱だして部屋で寝ていて、ツアーの人と私はご飯食べた。
その残ってまで参加しているのは「丈夫」組。
みんな不気味に明るくそれまでに腹壊した話とか、次は誰が倒れちゃうのかな〜と話し合っていた。
「変人弱っちぃなー」
「すいかとミントティ持っていってあげて点数でも稼ごう」なんて呑気なこと思ってた。
その夜、自分腹壊した。
正露丸飲んだけど効かない。
それは前回エジプトでビオフェルミン効かなかったのと同じ。
でも不吉、不吉すぎる。
今度は自分に来たか〜と思いつつ次の日まだ明るく「やられちゃいました〜」とツアーの人に語っていた。
それから砂漠カスバ歩いたり、冷房効かないバス(車内温度推定40度)に揺られて峠越え5時間するうちに、熱が38.4度まで上昇。
気分朦朧、気持ち悪さも倍増。
マラケシュ到着するも、バスから歩いて降りられずガイド助手くんにロビーまで抱えて連れて行ってもらう。
うげー気持ち悪い。
・・次はお腹がぁぁとトイレに向かって根性で歩こうとしたところ、脱糞(超下痢しかも大量)しつつ失神しておりました。
気がつくと回りにかなりの人がいて、頭には水かけられ、鼻には気付け薬をかがされ、口には砂糖水を流し込まれていました。
「意識ありますか?」とか言われ。
このまんまずっと気がつかないふりをしたかったけど、うなづきました。
また漫画みたいなことをやってしまった。
最低でした。
その後心底このままじゃ日本に帰れないと思い、医者に来てもらった。
血圧とかはかったりし、ふつーなのだが、処方箋書いてもらい、薬をとってきてもらった。
アラビア語とフランス語しか書いてない薬。
下痢止め、胃薬、熱さまし、超効くらしい下痢止め。
水にとかして飲む奴が多く、味にうげーとなるが、今回ばかりは大人しく飲みました。
解熱剤は効果は日本と変わらない気がするのだが、下痢止めは正露丸の数倍効きます。
その後ホテルで1日閉じこもってカップ麺とかおかゆ(←日本から持参)で過ごし、カサブランカに行く頃に小康状態。
また日本へ帰る飛行機で発熱と散々でございました。
あれから変人ずっと機嫌悪げだったけど、ツアーのおばちゃんに責められたらしいけど、うんこたれ新妻じゃぁしょうがないよね・・・
私が砂漠ものに弱いのには訳があると思う。
物心ついて始めて見た大人の映画が「アラビアのロレンス」(TVで再放送)なのである。
都合2〜3回は見ているような気がする。
砂漠の中をラクダでパカパカと駆け抜けていく姿。
うっとりと見ていた。多分小学校低学年。
ストーリーは未だによくわからないのだが、砂漠+ラクダ+あの衣装が脳みそに焼き付いている。
その後時は経ち、
シェルタリングスカイの気だるいサントラを購入し、深夜わざわざ冷房切ってまでその砂漠気分を味わっていた高校時代の自分。
大学のときは、イングリッシュペイシェントを見て、砂漠で死に行く姿を甘美だとすら思っちゃったりしていた。
ちょうどモロッコが舞台だしね。
今回、その甘美系、気だるい系の気分は死ぬほど味わった。
苦しかったぁーーー