2023年07月19日(水) |
自分の歯が20本以上ある80歳は51.6% |
読売新聞によると・・・
80歳で自分の歯が20本以上ある人の割合が、2022年は51.6%(推計値)だったことが、厚生労働省の歯科疾患実態調査でわかった。 20本は入れ歯なしにほとんどのものを食べられる目安で、厚労省は80歳になっても20本以上を保つことを目指す「8020(ハチマルニイマル)運動」を進めている。
調査は22年11〜12月、1歳以上の男女約2700人を対象に実施。 20本以上の歯がある人の割合は、75〜79歳で55.8%、80〜84歳で45.6%だった。 この結果から80歳時点の割合を51.6%と推計した。 1993年には10・9%で、前回2016年調査では51.2%まで上昇していたが、今回はほぼ横ばいだった。
年代別で平均本数が「20本」に満たなかったのは、75〜79歳の18.1本、80〜84歳の15.6本、85歳以上の14.0本だった。
1日の歯磨きの回数は1回が18.2%、2回が50.8%、3回以上が28.4%だった。 1日に2回以上、歯磨きする人は、前回から2.2ポイント増加して8割近くに上った。 厚労省の担当者は「国民の歯に対する意識は年々向上している。 今後も歯の健康を守る取り組みを進めたい」と話している。
単に本数だけが増えるのではなく、健康な状態の本数が増えると良いですね♪
2023年07月17日(月) |
「咀嚼は脳にいい!」正しく噛んでボケ防止を−3 |
正しく噛めているかは『口角』を見る
「正しく噛めているかどうかのチェックポイントの1つは『口角』です。 左右のどちらか一方が上がっているのは、上がっている方でばかり噛んでいる証拠です」(石野さん・以下同) 唇は閉じたまま、口まわりの筋肉を動かすのを意識して、ひと口30回を目標に噛んでみよう。 「奥歯で“ギュッ”と噛むと、骨と骨をつなげる骨格筋の一種である『咬筋』が動き、ほおやこめかみの下あたりが“ぷくっ”と盛り上がります。 ここまでしっかり噛んで初めて、脳に筋肉から信号が送られ“咀嚼した”と認識することができるのです」 正しい噛み方を理解しないまま、間違った噛み方がクセになってしまえば、健康に甚大な悪影響が出る可能性もある。 しっかり噛むことができていなければ、いくら食べても脳に信号が送られないため、満腹中枢が働かず、食べ続けるはめになる。 早食いが肥満につながるのは、咀嚼が不充分なために脳が食べたことを認識できず、食べすぎてしまうからだ。
正しい噛み方・間違った噛み方の見分け方
【○】唇を閉じ、奥歯でしっかりと噛んで、ゴクンと飲む。噛むたびに耳の下の咬筋が「ぷくっ」と持ち上がる。 【×】唇が開いたままだったり、前歯だけで噛んでいると、脳に信号が送られない。
間違った噛みクセは「唾液」の分泌も減少させる
さらに、正しく噛めていないと、嚥下をスムーズにする「唾液」の分泌も不充分になる。 そもそも唾液は年齢とともに減少するうえ、ホルモンバランスの変化によって粘度が上がる。 年を重ねるほどに唾液の分泌を促せるよう意識すべきなのだ。 「唇を閉じたまま奥歯できちんと食べ物を噛みしめると、ほおの内側にある唾液腺が刺激されて唾液が充分に分泌され、飲み込みやすくなります。 また、舌を使って左右の奥歯へしっかりと食べ物を運ぶことでも、舌の裏にある唾液腺を刺激し、唾液の分泌を促します。 一方、前歯だけで噛んだり、口を開けたまま噛んだりしていると唾液腺が刺激されません」 唾液には、噛んだ食べ物をまとめるだけでなく、口内の雑菌の繁殖を抑える自浄作用や抗菌作用もある。 つまり、唾液の量が足りていなければ口内の細菌が増えて、感染症のリスクが上がるのだ。 「唾液の量が少ないと、粘膜保護ができないため新型コロナウイルスにも感染しやすくなります。食べ物を充分に噛み砕けないことで胃に負担がかかり、消化不良や誤嚥のリスクも増します」(大谷さん)
2023年07月16日(日) |
「咀嚼は脳にいい!」正しく噛んでボケ防止を−2 |
正しく噛まないと脳に刺激が届かない
埼玉県の主婦、斎藤知美さん(52才・仮名)が言う。
「子供の頃から親に“ひと口30回噛んで食べなさい”と言われて育ったのがいまも習慣になっています。 咀嚼が脳にいいということも知っていましたから、最近はボケ防止のためにガムを持ち歩くようにしてるんです。 でも毎日こんなに一生懸命噛んでいるのに、最近は物忘れが激しくて…結局、迷信みたいなものなんでしょうか?」
歯科医師の大谷直さんが語る。
「ものを噛むときは、脳が“司令塔”となってほおや舌、あごといった口まわりの筋肉を動かし、それに肩や頭の筋肉が連動します。 簡単な動作に思えるかもしれませんが、咀嚼は多くの筋肉を正しく動かす必要があり、正しく咀嚼することで初めて脳が刺激され、活性化するのです」
「噛む」ときに使う筋肉はこんなにある!
口まわりの筋肉を総合的に使って噛むことが重要
残念ながら、間違った噛み方では、どんなにたくさん噛んだところで意味はない。 顔には30種類以上の「表情筋」と、2種類の「骨格筋」があり、表情筋は皮膚と皮膚をつなぎ、骨格筋は骨と骨をつなぐ役割を果たしている。 それらをしっかり使うことができていなければ「正しい咀嚼」とは言えないのだ。 『若返り!モデルスマイル塾』(小学館)の著書がある石野由美子さんが説明する。 「歯を使って噛み切ったり、すりつぶしたりした食べ物を一度舌の上に集めて、“ごっくん”と飲み込むまでで『咀嚼』が完結します。 歯はそのための“道具”の1つということ。ただ歯で噛むだけではなく、唇や口輪筋、舌、ほお、あごといった口まわりの筋肉を総合的に使った一連の動作です。口まわりの筋肉は放射線状につながっており、その動きを意識して噛むことが大切です」 正しく噛むには、どちらか一方に偏ることなく、左右の奥歯でバランスよく噛みしめるのがポイントだ。
2023年07月15日(土) |
「咀嚼は脳にいい!」正しく噛んでボケ防止を−1 |
介護ポストセブンによると・・・
これまで多方面の研究で、咀嚼することで脳の働きが活性化するということは分かっていたが、それが何故なのかまでは不明だった。 だが、東京都健康寿命医療センターの研究でそのメカニズムが見えてきたという。
咀嚼は長生きかを左右するくらい重要なことだった
1日3回、食べ物を口に入れて、噛み、飲み込む―― 毎日の生活で当たり前に行っている「咀嚼」が、私たちが元気に長生きできるかどうかを左右する重大な要素だということを知っている人は多くないはずだ。 咀嚼の役割は、ただ摂食や消化を助けるだけではない。 これまで多方面の研究で、咀嚼によって大脳皮質の血流量が増加し、脳の働きが活性化することはわかっていたが、その仕組みは不明だった。 行き詰まりの状況に一石を投じたのが、2019年に東京都健康長寿医療センター研究所が公表した調査結果だ。 研究グループはラットを使った実験で、咀嚼に伴う脳の血流増加のメカニズム解明に挑んだ。
噛むことで脳の血流量が40%増加という研究結果が
「キーワードは大脳の『マイネルト神経細胞』です」 と語るのは、この研究をリードした同研究所の堀田晴美研究部長だ。 「マイネルト神経細胞は記憶や認知機能に不可欠な『アセチルコリン』を放出する重要な神経細胞で、減少するとアルツハイマー型認知症やパーキンソン病などで見られるような、認知機能の著しい低下につながるとされています。 当時行ったラットの実験では、『噛む』という動きを支配する脳の『咀嚼野』を電気で刺激すると、マイネルト神経系が活性化して、前頭葉や頭頂葉の血流量が40%も増加しました。 つまり、噛むことによってマイネルト神経細胞が刺激され、脳の血流が増えるというメカニズムが見えてきたのです」(堀田さん・以下同)
噛む“イメトレ”だけでも脳の活性化につながる
さらに興味深い点は、実際に咀嚼せずとも、噛むことを「意識させる」だけで、脳の血流に改善が見られる可能性が示されたことだ。 「筋弛緩薬を投与して筋肉が動かない状態にしたラットの咀嚼野を刺激しても、脳の血流がアップしました。 しかも、その際に増加した血流は、実際に筋肉を動かして咀嚼したときと変わらなかった。 つまり、実際に咀嚼しなくても“噛もう”とイメージするだけで、脳の血流が増える可能性があるということ。 噛むことを考えるだけで脳が活性化し、認知機能の低下を予防できると言えるのではないでしょうか」 イメージするだけで脳を活性化できるとは驚きだが、実際の食事の場面でも「意識づけ」が効果的だという。
噛むことを常に意識しよう
「噛むことを意識づけると脳の血流が増えるのは、スポーツ選手がイメージトレーニングによって身体能力を高めることと同じ原理かもしれません。 実際に食事をする際も、ただ何も考えずに噛むのではなく“正しく噛んで食べること”を意識すると、脳にさらなる好影響を与える可能性があります」
正しく噛まないと脳に刺激が届かない
埼玉県の主婦、斎藤知美さん(52才・仮名)が言う。
「子供の頃から親に“ひと口30回噛んで食べなさい”と言われて育ったのがいまも習慣になっています。 咀嚼が脳にいいということも知っていましたから、最近はボケ防止のためにガムを持ち歩くようにしてるんです。 でも毎日こんなに一生懸命噛んでいるのに、最近は物忘れが激しくて…結局、迷信みたいなものなんでしょうか?」
2023年07月14日(金) |
やわらかいんで1〜2歳で歯生えて |
昨夜放映の日本テレビ系列秘密のケンミンSHOW極から・・・
ケンミン共生シリーズとして、大阪府民がソウルフードである“たこ焼き”を、いつから食べ続けているのかという問いに対し
要は、離乳食が終わったら、、、ということでした。
タコを喉に詰まらせないよう、しっかり咬みましょうね♪
2023年07月13日(木) |
50代から「歯が溶ける」 |
週刊新潮の中刷り広告から・・・
どうして“50代から”と限定するのでしょうね???
2023年07月08日(土) |
正しい夏休みの過ごし方 |
MIX今日放映の日本テレビ系列MIXから・・・
黒板の左から順に
知らない人にはついていかない
宿題は早目
暴飲暴食やめましょう
家事のお手伝い
朝晩のハミガキ
ラジオ体操 第一 第二
早寝早起き
だそうです、、、コレって小学生ではなく、高校生の話ですよね???
2023年07月06日(木) |
重度の歯周病の歯を残すことは海馬の萎縮速度を速める可能性あり |
東北大学のプレスリリースから・・・
歯の喪失や歯周病がアルツハイマー病のリスクを高める可能性が指摘されてきましたが、歯周病の歯を残すことと歯を失うことのどちらがアルツハイマー病の初期に生じる海馬の萎縮と関連するかは不明でした。
東北大学病院口腔機能回復科および大学院歯学研究科加齢歯科学分野の山口哲史講師らの研究グループは、コホート研究である大迫研究(注1)(おおはさまけんきゅう)のMRI健診参加者を対象に、歯数や歯周病と4年間の海馬の萎縮速度との関連を解析しました。 その結果、軽度の歯周病では歯が少ないほど、重度の歯周病では歯が多いほど、左海馬の萎縮が速いことを明らかにしました。
この結果は、単に歯を多く残すだけでなく、健康な歯を残すことが重要であることを示しています。 45歳以上の過半数が歯周病を有している日本において、重度の歯周病の歯を残すことが海馬の萎縮を速めるという本研究の結果は、認知症予防の考え方に大きな影響を与える可能性があり、今後はより大規模な研究によって検証を進める必要があります。
注1. 大迫研究:岩手県花巻市(旧 稗貫郡)大迫町で1986年から30年以上にわたり継続している高血圧と循環器疾患に関する前向きコホート研究です。住民の家庭血圧測定や脳MRI撮影を継続して実施している点が特徴です。 歯科検診は2005年から開始し、歯の本数や歯周炎の状態など、口腔内の健康情報を記録しています。
保健所からの拡散依頼・・・
渋谷区内在住の、主に2〜5歳児前後の幼児とその保護者向けのイベントだそうです♪
2023年06月30日(金) |
3年目の歯科医師 多忙な毎日の息抜きに |
今夜放映のNHKドキュメント72時間の舞台は、某大学病院内にある空中庭園。
インタビューでは、「やりがいを感じる瞬間は、歯が無かった所に歯が入って、先生咬めるようになりましたって言ってもらえるのが、すごく嬉しいですね。そこが生きがい感じられますね。」とのことでした。
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