ウェザーニュースによると・・・
東京は未明から北西の風が強まり、3時18分に最大風速8.2m/sを観測。 気象庁は東京地方に木枯らし1号が吹いたと発表しました。 昨年、一昨年は木枯らし1号の発表がありませんでしたので、3年ぶりとなります。
東京地方の「木枯らし1号」の発表基準は、以下の4点を目安に気象庁が総合的に判断をして発表を行います。
1:期間は10月半ば〜11月末までの間 2:気圧配置が西高東低の冬型となって季節風が吹くこと 3:東京における風向が西北西から北 4:東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8m/s)以上
綿コートに交じり、ウール系コートや、ダウンも見かけるようになりましたね♪
2020年11月03日(火) |
謎多き歯『親知らず』とは−2 |
昨日の続きです♪
「7番目の歯」守るためのケアを
Q.親知らずがあるものの、そのままでも大丈夫な人の場合、どのような点に注意して歯の手入れをしたらよいですか?
S先生:「親知らずを抜かなくてよいケースとは『清掃ができる生え方の場合』『虫歯などの大きな異常がない場合』『親知らずが全く生えておらず、清掃する必要がない(他の歯に影響を与えない)場合』です。 親知らずは他の歯と同様、またはそれ以上にしっかり清掃をする必要がありますが、最も奥まった場所に生えるので、歯ブラシが当てにくく、清掃不良になりやすいです。
ポイントブラシやタフトブラシと呼ばれる毛の束が少ない歯ブラシを使用したり、鏡を見て確認したりしながら磨くことがポイントです。 親知らずは他の歯と比べて、形や大きさ、生える向きなどに個人差が大きく現れるので、細かい清掃方法を歯科医院で指導してもらうことをおすすめします」
Q.親知らずを放置していたり、特に気にしていなかったりする人にアドバイスをお願いします。
S先生:「虫歯や炎症などにより、親知らずの治療が必要となった場合には、その治療が煩雑になったり、治療中に口を開けておくことが大変になってしまったりする場合が多いので、できる限り、虫歯や歯周炎を引き起こさないことが大切です。
しかし、それ以上に大切なのは、親知らずのトラブルが原因でその手前の歯(7番目の歯)に虫歯や歯周炎を引き起こさないようにすることです。 正しい向きに生えないことが多い親知らずは人類の進化とともに顎が小さくなった分、退化の方向にあると思います。 しかし、その手前の歯は、かむのに必要な力や機能を大きく発揮する非常に大切な歯です。 そのため、親知らずを抜く必要があると判断する理由には、この『7番目の歯を守ること』が大きく考慮されます。
『もし、親知らずが虫歯や歯周炎になっても抜けばいい』と考えるのではなく、その手前の歯の健康まで考えて、早期の抜歯が望まれる場合が殆どですね♪
2020年11月02日(月) |
謎多き歯『親知らず』とは−1 |
オトナンサーによると・・・
虫歯になりやすい、真っすぐ生えてこないことが多い、歯茎が腫れて痛みが出やすい――。 こうしたネガティブなイメージを持たれやすい「親知らず」。 実際に歯や歯茎のトラブルを引き起こす原因となることも多いため、歯科医院で「抜いた方がいい」と言われた経験がある人も多いと思います。
そのため、ネット上では「どうせ抜かれる運命なのに、何のために生えてくるんだろう」という疑問をはじめ、「どうして生える人と生えない人がいるの?」「他の歯より、抜いた後の痛みが強いのはなぜ?」との声も多くあります。
謎の多い歯である「親知らず」のさまざまな疑問について、歯科医師のS先生に聞きました。
大昔の食生活の名残?
Q.まず、「親知らず」という歯について教えてください。
S先生:「親知らずとは、上下左右に1本ずつ、前歯から数えて8番目の位置に生えてくる大きな歯を指します。 歯科では『8番』と呼び、最大4本あることになります。
親知らずは18歳以降に生えてくる傾向があり、その名の由来は『分別のつく年頃になってから生えるので、親が生え始めを知らないため』『平均寿命が40歳前後だった時代には、子どもの親知らずが生えてくる前に親が亡くなってしまっているため』など諸説あるようです。 『知歯(ちし)』とも呼ばれますが、これは成人して知恵がついてから生える歯であることに由来するそうです」
Q.なぜ、親知らずは真っすぐ生えてこないことが多いのですか?
S先生:「親知らずの生える向きは上下のそれぞれに傾向があります。 横向きに倒れるなど正しい方向に生えてこないのは下の親知らずに多くみられます。 一方、上の親知らずは下と比較すると正常に近い向きに生えることが多いです。 4本ともがきれいに生えそろう場合もあれば、横向きに生えたり、歯茎に埋まってしまったりする場合もある他、親知らず自体がもともとない場合もあります。
親知らずが真っすぐ生えないのは本来生えるべき場所にスペースがないためです。 これには、人類の進化において、顎が小さくなっているためという考え方があります。 しかし、実はクロマニョン人においてもこうした親知らずの変化はみられていたそうで、日本では弥生時代にも親知らずが埋まってしまったり、横向きに生えたり、そもそもなかったりすることが珍しくなかったそうです。 現代になってから、親知らずが正しく生えないことが多くなったように思われがちですが実際はそうでないのです。
親知らずが生えるスペースがなくなっているのは、大昔の段階で食事の内容が徐々に変わっていたからだと考えられます。 硬いものをかみちぎる必要があった時代から、少しずつ調理技術が発達して軟らかいものを食べるようになったため、顎がそこまで発達する必要がなくなったという説があります」
Q.親知らずは「抜いた方がいい」と判断されることが多いにもかかわらず、何のために生えてくるのでしょうか?
S先生:「先述の通り、大昔の人は狩りや採集をして、動物の肉や木の実などの硬いものを食べる生活でした。 その頃は丈夫な歯がたくさんあることと発達した大きな顎が必要であり、正しく生えた親知らずも、かむ力を発揮するものとしてとても大切だったと思われます。
やがて軟らかいものも食べる生活となり、多数の歯や発達した顎はさほど必要なくなり、かつて、しっかりと真っすぐ生えていた親知らずが正しい位置・向きに生えなくなったり、出てこなかったりするようになったようです」
Q.親知らずが虫歯になりやすかったり、痛みが出やすかったりするのはなぜですか?
S先生:「親知らずが正しい向きに生えている場合、また、上下の親知らずがしっかりとかみ合っている場合には、他の歯と同じように歯磨きをすることで、きれいに清掃できる場合もあります。 しかし、横向きに生えていたり、一部分のみが歯茎からのぞいていたりする場合、普段使用している口の清掃器具だけでしっかりと清掃することは容易ではありません。
親知らずの虫歯は『生える場所が奥まっていて見えにくい』『歯ブラシを当てにくい』ことが主な原因です。 また、親知らずに痛みを感じる場合、親知らずにできた虫歯がひどくなったことによる場合もありますが、実際は親知らず周辺の歯茎に炎症が起きて痛んでいる場合が多いのです。 歯磨きは“歯”の部分を磨くことで虫歯予防になりますが、“歯と歯茎の間の溝”を磨くことで歯周炎を予防できます。正しく生えていない親知らずの場合、歯と歯茎の間の溝まで正しく磨けず、周りで歯周炎を起こしてしまいやすいのです」
Q.親知らずを抜いた経験のある人からは「抜歯後の腫れがひどかった」「他の歯を抜いたときよりも痛みがつらかった」という声が多く聞かれます。 他の歯よりも、抜歯時の腫れや痛みが強く出やすいのはなぜでしょうか?
S先生:「歯の生える方向はすなわち、『歯が動きやすい向き』です。 親知らず以外の歯はたいていが正しい向きに生えているので、歯を抜く必要がある際も、通常歯が生える方向に引っ張ることで無理のない動きで抜くことができるので、痛みや腫れも少なくて済みます。
これは親知らずが真っすぐに生えている場合にも同じことがいえるのですが、先述の通り、親知らずは正しい向きに生えないことが多く、それを抜くのは簡単ではありません。 例えば、親知らずが1つ手前の歯の方を向いて生えていれば、その歯に向かって引っ張るのが動きやすいのですが、抜くにあたって、その方向に引っ張るのは物理的に不可能です。 そのため、親知らずを頭と根っこに分割し、それを1つずつ取り出すしかありません。
また、埋まってしまっている親知らずの場合は、歯茎や埋まっている顎の骨に抜くための道筋を作らなくてはなりません。 それには歯茎を切開したり、顎の骨の一部に穴を開けたりする必要があります。 こうした手術で動きにくい方向への取り出しなどが加わる分、真っすぐ生えている歯を抜く場合と比べると痛みや腫れが強くなることがあります。
また、親知らずは、その根っこが顎の中を通る大きな血管や神経の管に近い位置に生えることがあります。 この場合、親知らずを抜くときの動きや力が管の方まで伝わり、痛みやすいことがあります」
明日に続きます♪
今夜放映のNHK!鉄オタ選手権を視ていたら・・・
脈絡もなく、「歯医者に(置いて)欲しいや」との台詞が。。。
何のことかと思ったら、どうやら、東京メトロ南北線の地上からの深度を表示した“断面図”↓↓↓ のことらしい。
NHKさんから飾って! と依頼があればともかく、わざわざ掲示するものでもなさそうですね♪
予防と審美@小林歯科クリニックが入居しているビルの向かいに、レンタルスペースがあるのですが・・・
今日は、電動キックボードの展示が。
ナンバーを取得し、一般公道を30km/hまで出して走行できるのだとか。
1回5時間の充電で、40kmくらい走ることができるのだそう。
個人的には、「走ること」よりも、人が飛び出してきた時などの「急ブレーキの制動力」などの方が気になります♪
試乗のパンフレット貰ったけど、スタッフの方のマスクから鼻腔が覗いていたのでパス!
感染拡大予防に関する認識が欠落していますね♪
2020年10月16日(金) |
歯ブラシで“猫舌”を改善 |
今夜放映のNHKチコちゃんに𠮟られる!から・・・
猫舌の人は、舌の尖端部分から食品を迎えいにいき、舌の敏感部分に当たることで熱く感じる、要は“食べ方が下手くそ”なのだそう。
そこで、克服する練習方法を2つ紹介していました。
1つ目は、“アールタベール法”。 端的に言えば、舌そのもののトレーニング。
もう1つが“歯ブラシ練習法”
一週間程度ゆっくりトレーニングすると、効果が見込めるんだとか。。。
まあ、諸説ありそうですね♪
2020年10月15日(木) |
“歯周病”が認知症を引き起こす!? |
今日放映の日本テレビ系列情報ライブ ミヤネ屋は、↑ の特集。
そうです、10月5日に書いた記事についてです。
この番組、極たまには!?、まともな内容も扱っているようです。
街中のインタビューで、「もう1〜2年も歯科医院を受診していない」なんていう方がいましたが、気の毒としか言いようがありませんね♪
2020年10月06日(火) |
歯ブラシを飲み込んでしまった。。。 |
テックインサイトによると・・・
歯磨きをしていた男性が、口の奥を磨いていた時に誤って歯ブラシを丸ごと飲み込んでしまったというニュースがインドより届いた。 男性は病院に緊急搬送され、開腹手術により胃の中から歯ブラシを取り出したという。 『Metro』『New York Post』などが伝えている。
さる9月15日、インドのアルナーチャル・プラデーシュ州ローワーディバンバレー地区に住む39歳の男性はいつも通りに歯磨きをしていた。 男性には虫歯があったようで丁寧に奥の方を磨こうとした時、不注意で歯ブラシが手から離れてしまい、そのまま飲み込んでしまったのだ。
男性は飲み込んでしまった後のことを「上腹部に多少の不快感はありましたが、痛みは感じませんでした」と話している。 歯ブラシを飲み込んでからすぐに、一緒に住んでいた家族が彼を近くの病院に連れて行ったという。
しかしその病院では飲み込んだ歯ブラシが体内のどこにあるのか見つけることができず、男性は約100km離れたアルナーチャル・プラデーシュ州パシガトの「Bakin Pertin General Hospital」という大きな病院に搬送された。
その病院では食道部のレントゲン撮影により歯ブラシを見つけ出そうとしたが発見できず、さらに食道鏡検査を行ったがそれでも見つけることができなかった。
このことから歯ブラシは胃に到達していると判断され、飲み込んでしまった翌日の9月16日に上腹部の開腹手術が行われた。 すると男性の胃の中から19cmの歯ブラシが見つかり、無事に摘出することができた。 開腹すると幸いにも歯ブラシが胃の中にあるとすぐに分かったため、30分という短時間の手術で済んだという。 その後男性は順調に回復し、9月21日に退院している。
担当した医師のボンニ・テヤンさん(Bomni Tayeng)は「歯ブラシを丸ごと飲み込んでしまうとは驚きました。 彼は痛みを感じていなかったし、一見すると歯ブラシを取り出す必要は無いようでしたが、もし摘出していなかったら命に関わる可能性もありました」と明かしている。
ん〜ん、開腹手術前にCTの撮影はしなかったのでしょうか。
そもそも、歯ブラシは飲み物じゃありません♪
2020年10月05日(月) |
認知症の原因物質 歯周病によって蓄積する仕組みを解明 |
朝日新聞によると・・・
歯周病菌が体内に侵入し、認知症の原因物質が脳に蓄積して記憶障害が起きる仕組みを九州大などの研究チームが解明したのだそう。 歯周病と認知症の関連は近年注目を集めており、認知症対策につながる発見という。
認知症の7割を占めるアルツハイマー病は、「アミロイドベータ(Aβ)」などの異常なたんぱく質が長年、少しずつ脳に蓄積し、発症や症状の進行につながるとされる。
近年、歯周病の原因菌やその毒素が血管を通じて体内に侵入することで、Aβが体内でつくられ、脳に蓄積することが解明されてきたが、蓄積の仕組みは詳しく分かっていなかった。
九大や北京理工大(中国)などの研究チームは、マウスの腹の内部に3週間、歯周病菌を直接投与して感染させ、正常なマウスと比較した。
その結果、歯周病菌に感染したマウスの脳血管の表面では、Aβを脳内に運ぶ「受容体」と呼ばれるたんぱく質の数が約2倍に増えていた。 脳細胞へのAβの蓄積量も10倍に増えた。
暗い部屋に入れば電気ショックを受けることを学ばせた記憶実験では、正常なマウスは5分間、明るい部屋にとどまり続けたが、感染マウスは約3分で暗い部屋に入ってしまい、記憶力低下が裏付けられた。
一方、Aβを運ぶ受容体の働きを阻害する薬剤を使えば、感染した細胞内を通るAβの量を4割減らせることも確認できたという。
チームの武洲(たけひろ)・九大准教授(脳神経科学)は「歯周病菌が、異常なたんぱく質が脳に蓄積することを加速させてしまうことが明らかになった。歯周病の治療や予防で、認知症の発症や進行を遅らせることができる可能性がある」と話す。
で、一般の方向けの記事なのでしたら、成人の「定期的なメンテナンスの重要性」についても、触れて欲しかったと思います♪
2020年10月03日(土) |
障害者の歯、ケア続け10年 |
産経新聞によると・・・
池田市を拠点に障害者の口腔ケアに取り組むボランティアグループ「健口支援の会『あっはっ歯〜』」の活動が、10年目に入ったとのこと。 メンバーは歯科医と歯科衛生士。代表の歯科衛生士、早矢仕(はやし)啓子さん(60)は「口の健康が大切なのは健常者も障害者も同じ。 万病の予防になる」と話す。
活動の主な舞台は、同市にある産経新聞厚生文化事業団の障害者支援施設「三恵園」(通称・池田三恵園)など2施設。 グループ結成のきっかけは、同市歯科医師会の理事で地域医療に取り組む歯科医、和泉良大郎さん(52)が障害者家族を対象にした講演活動を始めたことだった。
講演は歯磨き指導など実践タイム付きで、その担当が早矢仕さん。 早矢仕さんを代表、和泉さんを副代表として平成23年、市の公益活動団体に登録し、さっそくメンバー6人で活動を開始した。 当時はまだ、「口腔ケア」や「予防歯科」という言葉が一般的でなかったという。
その年、たまたま講演を聴いた事業団職員の依頼で事業団施設での口腔ケアが実現。 以来、和泉さんはスケジュールの都合がつく歯科衛生士3人とともに月2回、池田三恵園を訪れるようになった。
この春からは、新型コロナウイルス感染防止のためマスクの上にフェースシールドをつけてのケア作業。 不自由さのある作業環境でも、施設利用者の口の中をすみずみまでチェックし歯ブラシで磨いていく。 その間、利用者たちはおとなしく磨いてもらっている。
「はじめはこうはいかなかった」と和泉さん。怖がっていすに座ってくれないどころか、部屋に入ることさえできない利用者も多かった。 座ってくれたらすかさず、3人がかりで1人をケアするのが基本スタイルだった。
和泉さんは自閉スペクトラム症の娘を持つ。 その娘を育てた経験から「時間をかければ必ずできる」と衛生士らに声をかけ、辛抱強く取り組んだ。 すると2、3年後にはすべての利用者がメンバーを受け入れ、今では一対一でケアできるようになった。
施設職員もグループの指導を受け、毎食後、利用者たちを歯磨き。 定期的なケアとの相乗効果で、虫歯が減り、口臭がなくなっただけでなく、施設内でかぜやインフルエンザのクラスターが発生しなくなった。
まさに万病の予防につながっており、早矢仕さんも「職員さんの日ごろの努力の成果ともいえる。 ボランティアは私たちのスキルアップにもなり、ウインウインの関係」と評価。 これからもケアを続けていきたいとしている。
「口腔ケア」が出来ている施設って、今でも全国に数える程しかありませんね♪
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