昨日は気温が高い状態で雨が降り、空気中には、たくさんの水分が溶け込んだため、今朝は北海道から九州の広い範囲で霧が発生しました。
東京スカイツリーのカメラからは午前8時ごろ、霧による雲海が広がり、自らの影が映る様子が捉えられたそうです。
↑ photo by 日本テレビ
↑ でのせたがや梅まつりに行きました。
こちらの星辰堂では、煎茶をいただき
| 2016年03月05日(土) |
えっ・・・歯の骨が溶ける?−2 |
昨日の続きです。
■歯周病を進行させる“歯肉縁下歯石”
「炎症が出ていないし、とりあえずそのままでも大丈夫」と思った方、そう思うのは早計です! 上記の歯石より厄介なのは、見えない歯石の“歯肉縁下歯石”なのだとか。
「黒く細菌の毒素をたっぷり含んだ“歯肉縁下歯石”は、歯周ポケット内で強固に歯に付着しており、患者さん自身では発見できないという特徴があります。
それ自体が歯茎に炎症を起こし、歯周病を進行させます」
放置していると、歯周ポケットがより深くなり、歯を支えている骨が溶けてしまうそう・・・! 気づいた時には「歯がグラグラしている」なんてことは、絶対回避したいですよね。
■歯石はどのくらいの頻度で除去したほうがいい?
では、どのくらいの頻度で歯石を除去したほうがいいものなのでしょう?
「“歯肉縁上歯石”は日頃からセルフチェックをするようにし、付いたら早めにとることが重要です。
“歯肉縁下歯石”は自分で確認できないため、歯科医院にて検査する必要があります。頻度としては、歯周病が進行している患者さんであれば、数ヶ月に一度診てもらえばいいと思います」
そもそも、歯石が沈着しない or し難いような予防プログラムを組んでいただきましょう。
■“歯石除去”は保険が効く?
歯石は、ある意味病的な状態になっていますから、その除去には健康保険が給付されます。
尤も、「歯科医師がう蝕・歯周病に罹患していないと判断した者に対する予防メインテナンスが療養の給付に含まれない」ことが明確化されていますから、ルールを順守して受診したいものです。
いかがでしたか? “歯周病”発症のきっかけとなりうる、歯石。
歯周病は放置していると、単に歯が抜けてしまうだけでなく、心臓病や糖尿病、脳梗塞、肺炎などのリスクが高くなると報告されているそうです。
「歯石がついた」と感じたら、その時点でかなり良くない状態も想定うされますから、早めに歯医者に行くようにしましょう!
自覚症状が出ていなくても、常日頃から数カ月に一度、定期的に定期検診を受けるようにしたいですね。
って、そもそも歯石除去が、予防の目的ではありませんね♪
| 2016年03月04日(金) |
えっ・・・歯の骨が溶ける?−1 |
WooRisn によると・・・
歯磨きをしているのに、いつの間にか付いている“歯石”。 「虫歯じゃないし、痛みもないから、そのままでいっか〜」と、なんとなく放置しがちですよね。
このように、歯石がついていることを重大にとらえる方はそれほどいらっしゃらないかと思われますが、実は、“歯石の放置”は大きなリスクに発展する可能性を秘めているのです。
そこで今回は、富山県の歯周病専門医のW先生に、「歯石とは一体何なのか?」について、加えて“歯石を放置するリスク”について伺ってきたのでご紹介します。
■炎症を起こす“歯肉縁上歯石”
W先生によると、一般的によく言う歯石を“歯肉縁上歯石”と呼んでいるとのこと。
「特徴は、白くある程度の硬さがあります。これは歯垢(プラーク)いわゆる細菌の塊が唾液中の酵素によって固まったものです。
これ自体には為害性(体に害を及ぼすこと)はないのですが、放置しておくと歯石の下に細菌が溜まり、炎症を起こします。そのため、早いうちに除去したほうが歯周病のリスクを減らせます」
まずは、下の前歯の裏側に白いもの(=歯石)が付いていないか、舌で触ってざらざらしていないか、セルフチェックしてみましょう。
って、歯科医院で定期的に診続けていただきましょう♪
明日に続きます。
今日は「耳の日」でもありますが、その前に桃の節句です。
↑ 先月、京王プラザホテルにて撮影 (つるし雛が見頃ですね♪) ↑
| 2016年03月02日(水) |
おひな様は 右? 左? |
上が伝統的な京式で、下が現在の定番といえる並べ方 ↓
明日はひな祭り。 各家庭でひな人形が飾られ、各地ではさまざまなイベントが開かれています。 で、疑問に思うのは、男びなと女びなの位置だ。 おひな様が向かって右側or左側、どちらが正しいのだろう。
「現在はひな壇に向かって左に男びな、右に女びなが標準的な飾り方です」。 そう語るのは、日本人形協会の広報委員を務める福田喜作さん。 ただし左右が逆でも間違いではないという。 日本では古来「左が尊い」とされ、かつては向かって右が男びなだった。 伝統を重んじる京都のひな飾りは昔ながらの飾り方を残している。
いつから男びなと女びなの位置が逆転したのか。 前出福田さんによると、きっかけの一つが昭和天皇の即位の礼だという。 「世界各国の要人が参列する中、右を上位とする国際儀礼に従って天皇が向かって左、皇后が右に並んだことで、その後のひな飾りも倣ったといわれています」。
今日は、4年に一度の“うるう日” 得したのか?、損したのか? よく分かりませんが・・・
ちなみに、英語でうるう年は“a Leap year” うるう日(2月29日のこと)は“a Leap day”というそうです。 leap = 跳ねる、跳躍する って、何が“跳ねる”んでしょうか???
| 2016年02月28日(日) |
成長に伴う骨格の変化 |
今日は、エックス線・電磁波・放射線に関するセミナーを受講。
本題のことはオイトイテ・・・
歯列矯正に伴う抜歯のことなど、今までの理解を更に深める、濃い講演でした♪
Meat=肉、Egg=卵、Cheese=チーズの頭文字を採って名付けられたMEC食。
M、E、Cに当たる食物を積極的に食べて、健康な強い体をつくるという健康法です。
糖質制限とか、ダイエットとかとは、チョッと違うようですね。
 
今日は、空腹時にMEC弁当を食べて、血糖値がどう推移するかの“人体実験”。
“笹団子”を食べた被験者の血糖値が乱高下したのに対し、安定した数値を維持していましたよぉ〜♪
| 2016年02月26日(金) |
注意!その体の不調、銀歯が原因かもしれない−2 |
昨日の続き・・・
口の中・周囲だけでなく全身にも出る
歯科金属アレルギーの症状は、口の中やその周囲に出る場合と、全身に出る場合の2つに大きく分けられます。
口の中・周囲に出る場合は、唾液に溶け出した金属イオンが口の中や周囲にアレルギー反応を起こします。 次のような病気があります。
●口内炎・舌炎
口内炎が頻繁にできたり、舌に炎症を起こすことがあります。
●口唇炎・口角炎
唇の周りが赤くただれたり、口角が赤く炎症を起こして切れたりすることがあります。
●口腔扁平苔癬
口の中の粘膜(特に頬の粘膜)に白い線状、レース状、網目状の模様が現れ、周囲が赤くただれます。触れるとピリピリ痛むことがありますが、無症状の場合もあります。
●味覚障害
アレルギー反応が舌の表面の味の受容体(味蕾)に起こると、味が分かりづらくなることがあります。
全身に出る場合は、体に取り込まれた金属イオンが体内のタンパク質と結合してアレルゲンとなり、汗として排出されるときにその皮膚の表面でアレルギー反応を起こします。 重篤化すると鎮痛剤も効かないくらいの痛みを伴う状態になることもあります。
●掌蹠膿疱症
掌蹠膿疱症とは手のひら、足の裏に多数の膿疱ができる難治性の慢性炎症性疾患です。 膿疱は数日で乾燥し、黄褐色となりぽろぽろと皮がめくれてきます。 爪にも膿疱が出来ることもあり、爪が分厚く変形したり、褐色に変色することもあります。 掌蹠膿疱症は周りの人にうつることはありません。 膿疱はウイルスや細菌によって起こるものではなく無菌性であるからです。 また、家族で体質が似て発症することはありますが、遺伝することはないといわれています。
●アトピー性皮膚炎、湿疹
アトピー性皮膚炎、いわゆるアトピーは、花粉症などのアレルギー疾患とともに増加しています。 アトピー性皮膚炎の原因としてダニやハウスダストなどが有名ですが、意外に知られていないのが歯科材料(特に金属)です。 一般的な治療を行っても、改善が見られない場合は、歯科材料が影響している可能性があります。 アトピー性皮膚炎の治療は、現在もなおステロイド外用剤を中心とした対症療法ですが、最も大切なのは原因を見つけ出し除去する事です。
●脱毛症
蓄積された金属が一定のアレルギー許容量を超えると、一気に髪の毛が抜けてしまうことがあることが分かってきています。 銀歯による金属アレルギーから円形脱毛症を発症し、髪の毛がほとんど抜け落ちてしまったケースがあります。 皮膚科で円形脱毛症と診断され、ステロイド剤による治療を行ないましたが、全く効果が出ず、別な医師による診断で、 金属アレルギーであることが発覚し、お口の中の歯科金属を除去したところ、抜け毛が止まり完治に至ったというケースの報告があります。
どうやって治療すればいいか?
口の中に金属が入っていて、上記の症状に心当たりがある人は歯科金属アレルギーの可能性があります。 そのような場合はまず、原因となっている金属を特定する「パッチテスト」と呼ばれる検査を行います。 これは、皮膚の表面に金属を含んだ試薬を貼り付けて、アレルギーの反応が起こるかどうかを調べるものです。 もしもそれでアレルギー反応の出た金属があれば、原因となる金属を全て取り除く必要があります。
原因となる金属を取り除いた後は、アレルギーを起こさない材料で詰め替えやかぶせ直しを行います。 具体的にはプラスチックやセラミック、パッチテストで金属アレルギーを起こさないと分かった金属などです。 金属アレルギーを起こさないような入れ歯や矯正治療の装置もあります。
もともとアレルギー体質の人、例えば花粉症や喘息、食物アレルギーなどがある人、またはアレルギー体質の人が家系にいる場合には金属アレルギーになりやすい傾向があります。 ずっと治らない原因不明の皮膚のただれや湿疹などで悩んでいる人はもしかしたら歯科金属アレルギーが原因かもしれません。 放置してしまうと全身へも症状が広がってしまいます。
心当たりのある人は、自身の判断で様子をみたりせず、一度歯科医院で相談してみることをお勧めします♪
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