せきねしんいちの観劇&稽古日記
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2008年04月14日(月) 稽古初日

 鹿殺しの「狂人教育」稽古初日。
 稽古場に向かうエレベーターの中で鹿殺しの傳田うにちゃんと初めまして。稽古場で、KAKUTAの馬場恒行さんに初めまして。「新・こころ」を見に来てくれた、鹿殺しの坂本けこ美ちゃん。輝(てかり)くんの「てかり」という芸名は、大泉の工務店さんの名前だそう。どうりで聞いたことがあると思った読み方。動物電気の政岡泰志さんも初めましてだ。演出の丸尾丸さんにごあいさつ。ほんとうにひさしぶりのチョビちゃんが、今日は稽古場に来てくれた。
 6人のキャスト全員に丸尾丸さん、それにチョビちゃんも時々参加しながら、ゲームをいろいろやったあと、読み合わせ。
 「狂人教育」は不思議な戯曲だ。
 もともとは人形劇として書かれたこの芝居、この頃は人間が演じる劇として様々な演出で上演されているようだけれど、僕は一度も見たことがない。
 戯曲は読めるけれど、それがどう立ち上がっていくのかは、イメージできないというのが本当のところ。
 読み合わせのあと、丸尾丸さんから演出の方向をうかがう。なるほど、そうなるのかとわかったする部分、まだまだわからない部分、あちこちに。
 明日からは立ち稽古。


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2008年04月13日(日) 小松川高校演劇部新入生歓迎公演「ヒメカタ」

 母校、都立小松川高校へ。
 コウジくん、アメちゃん、ルフィ、コマチちゃん、アキナちゃん、ヒロキくん、マサくん、ゴッちゃん、コバヤシくん
 ヒメカタって何だろう?と思っていたら、姫のカタログのことだった。
 お后候補を探す王子とじい。じいは、これを見ればわざわざ冒険しなくても、姫が宅配されるという姫のカタログを取り出す。
 文字通り、次から次へといろんな姫がやってくる。
 これがまた、めちゃめちゃなキャラばかりでおかしい。演劇部のみんなもやりちぎっているかんじが気持ちいい。
 終演後、OBのみんなとおしゃべり。マサくん、ヒロキくんは、さらにイケメン度が上がっている!
 恒例のダメだし会も、今日はさらっと。


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2008年04月12日(土) ブログ始めました

 この日記は、この「エンピツ」というサイトに書いているのですが、ブログに移行できたらなあと考えています。
 僕は、いろんな方の日記やブログをRSSリーダーで読んでいるのですが、エンピツというサイトは、RSSに対応していないもので。
 やっぱりブログの方が読まれやすいのではないかと・・・(あと、もう一つは、書きやすいというのもありますし)。
 以前は、ブログは背景やら何やらで重たくて・・・と思っていたのですが、もうそんなこともなくなってきたので(時代が変わったってことでしょうか)。
 過去ログを消してしまうのも惜しい気がするので、しばらくは全く同じものを両方にアップしていこうと思います。
 アドレスは、http://shinichifs.exblog.jp/ です。
 もっとちゃんとしたものにカスタマイズできるのでしょうけれど、それはじょじょにということで・・・。
 練習(?)として、最近の記事を少し、ブログにアップしてみます。


2008年04月11日(金) DVD

 ワークショップオーディションのあと、風邪をひいたようで、ちょっとダウン気味。
 なかなか時間がとれないでいた、「新・こころ」の記録映像をまとめる。
 ソフトの使い方がわからないまま、わかるところだけで、やっつけてみる。
 千穐楽の夜の舞台を、またもう一度全部見てしまう。
 僕は、公演の記録映像というものをほとんど見たことがない。
 再演もののときに、「前はどうやったんだっけ?」と確認のために見ることはあっても、わざわざ見てみようと思うことはほぼない。
 (gaku-GAY-kaiでの「贋作シリーズ」は別。これは、単純におもしろがって見てしまう。)
 「新・こころ」は、なぜだか、何度も見てしまえる舞台だ。
 記録の映像としては、とっても粗い、テープ交換でブチッと切れていたりもするものなのだけれど。
 登場人物がみんな愛しく思える。もちろん、演じている役者たちも。
 あとはDVDをまとめて買って焼くだけだ。うまくいくといいのだけれど。

 鹿殺しの「狂人教育」の案内を、劇団のBBSやミクシィにアップする。
 稽古は、来週の月曜から。
 もともとは人形劇として書かれたこの戯曲が、丸尾丸さんの演出でどんなものになるのか、とても楽しみ。


◇劇団鹿殺し「狂人教育」  http://shika564.com/indexpc.html

作:寺山修司 演出:丸尾丸一郎
出演:坂本けこ美・橘 輝・傳田うに(以上、劇団鹿殺し)
   関根信一(劇団フライングステージ)
   馬場恒行(KAKUTA)
   政岡泰志(動物電気)

日時:4月29日(木・祝)〜5月6日(火)
会場:新宿 SPACE雑遊 http://www.chirinbou.com/
チケット料金:2500円(すべて当日精算)
■タイムテーブル
 4/29(火・祝)17:00 / 20:00
 4/30(水)   20:00
 5/02(金)  14:00
 5/04(日)   21:00
 5/05(月)  18:00
 5/06(火)  13:00 / 19:00

 ☆ご予約はこちらからどうぞ
  http://481engine.com/rsrv/pc_webform.php?d=&s=e2czy9cje37cre62
 (WEB予約 *当日精算で承ります)

「毛皮のマリー」ですっかり身近なつもりでいた寺山修司ですが、きちんと演じるのは、実は初めてです。
「狂人教育」は、ちょっとゆがんだ家族の物語。僕は猫マニアの「祖母」を演じます。
鹿殺しのみなさんに、小劇場界の実力派の方々とつくりだす寺山修司の世界。
どうぞご期待ください!(関根信一)


2008年04月08日(火) ワークショップオーディション3日目

 前回に続いて、今日もテキストを使っての場面。セリフを入れてのやりとり。みんな、もうすっかり芝居になっていて、びっくりする。
 今日もまた、すごいなあ、おもしろいなあと思っているうちに、自分の番が近づいて、あたふたする。
 コメディは、特にシチュエーションコメディは、ものすごく細かい神経を使うものなんだなあと改めて思う。
 短い場面の中の外せない間や息や、気持ちの変化をたどっていったら、なんでこんなに?と思うほど、耳が熱くなってきた。
 野坂さんからのアドバイスで、芝居を大きくと言われたのを、思い切ってやってみる。きっと本来の場面では、さらっと流すのがかっこいいし成立するだろうシーンを、ありえないほど拡大してみる。出来はどうだろうか? まあ、やってみようと思ったことはできたんじゃないだろうか。
 3日間のワークショップで知り合ったみんなとも今日でいったんさよならだ。今度会うのはこの中の誰と誰なんだろうと、ドキドキする。
 今日結局、やらなかった2つめの場面(女性役)のセリフが、まだ頭のなかに残ってしまっていて、なんだかもそもそするかんじ。今日やった役より、実はそっちの方に、僕は力を入れていた(笑)。
 新しいセリフを入れてみようと、来週から稽古が始まる「狂人教育」の台本を読み始める。僕は、こちらでは「祖母」の役。久しぶりの寺山修司。そして、初めましての鹿殺しの丸尾丸くんの演出。どんな芝居になるんだろうと、いろんなことを考えながら、何度も読んでみる。


2008年04月06日(日) 花見

 新宿御苑で花見。
 ゲイコミュニティの集まり、プラス、フライングステージの面々(といっても、もっちゃんとヤケ太さんと僕)との合同で。30人ほどの大所帯。
 朝からいい天気。ソメイヨシノは散り際だけど、八重桜は咲き始めている。花吹雪も舞ったりなんかして、おしゃべりと、みんなの自慢の料理を堪能する。
 初めましてのつもりが、すっごい昔に会ってることが判明したり、知り合いの元彼(!)なんてことがわかったり、びっくりすることたくさん。
 こんなふうな年に一度のイベントでは、たまにしか会わない人と話せるのがうれしい。
 この間の「新・こころ」を見てくれたという方々とも、たくさん話す。
 いい日。


2008年04月05日(土) ワークショップオーディション2日目

 クロカミショウネンのワークショップオーディション2日目。
 巣鴨から都営三田線に乗り換えて今日の会場へ。
 しばらく経って、反対の電車に乗ってしまったことに気がつく。あわてて降りて、乗り換える。
 今日は、前回、配られたテキストを使ってのワークショップ。
 前回のようなやりたい放題ではなく、何ができるかとやや慎重にさぐっていく。
 今日もまた、やっているときよりも、見ているときの方がおもしろくなってしまう(僕の今日の役は、出番が少しなので)。
 みんなバラバラな個性で、それぞれがとても輝いている。ぜひ一緒にやりたいと思う人ばかりだ。
 夕方から、山本健翔さんと恵比寿で打ち合わせ。6月の加藤道夫研究会と「襤褸と宝石」の上演について。いろいろおもしろいことができそうだ。
 帰り、明日の花見のための買い物をしてくる。晴れるといいな。


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