せきねしんいちの観劇&稽古日記
Diary INDEXpastwill


2005年02月16日(水) 地震ではじまり

 夜中、NHKの「ようこそ先輩」を見る。渡辺えり子さんが母校の小学校で演劇の授業をする。富士見丘小学校の子供たちと比べながら見てしまう。「桃太郎」のその後の話が、生き生きとおもしろい。

 朝方、大きな地震。大きくユサユサ揺れるんじゃなく、真下からドドドドッと来るいやなかんじの揺れ。
 この頃、母親と地震があったら、どうするかという話をしたり(東京にいたら、歩いて帰ってくることとか、緊急の連絡先のこととか)、「この家だいじょぶかね?」「二階にいたら平気なんじゃない、つぶれても」とかいう話をしていたので、かなり「よし!」という気持ちになって、母親の部屋に行き、ベランダに面した窓を開けた。
 震源地は茨城県の西の方。かなり近い。
 猫は直前に僕の部屋から階下に降りていったところだった。
 そのまんま結局、眠れず、今日も起きてしまう。
 地震が眠気覚ましになった。

 仕事の帰り、池袋から西新井までのバスに乗る。乗りっぱなしで約50分。始発から終点なので、一本までば間違いなく座れる。よし原稿を書くぞと意気込んでいたのに、前に座った女子二人が大声で会話してる。ほんとにうるさい。耳栓をしてみたけど、だめ。少し離れた席に移動して、それでもうるさいので、あきらめて眠ってしまうことにする。終点で、起こされる。どんよりした気分のまま降りる。
 それでも、バス停の真ん前にあった平禄寿司に貼ってあった「だるま食堂」のポスターを携帯で撮影。ミクシィの日記にアップする。ちょっと気分転換。


2005年02月15日(火) 「二人でお茶を」稽古初日

 台本の構成をようやく終える。「生きながら火に焼かれて」を細かくカットしていく。
 詩と地の文とは違う、「モノローグ」の文体。ラジオドラマのように、いかにもな朗読調ではなく、芝居としてやってもらえれば、テンポ良く運ぶだろう。

 「二人でお茶を」の稽古初日。
 森川くんとまずはいろいろ話す。
 これからの稽古の進め方について。
 今回のテーマはまずは身体を使うことだ。
 みっちり考え込んでしまうことも大事だけど、毎回の稽古のはじめに走ってみたいと思う。
 文字通り、ランニング(ジョギング)に出かける。
 稽古前に走ったりするのは、十年単位でひさしぶりだ。
 きっちり稽古開始時間には準備をすませて、走りに出かけたい。
 途中から来てくれたノグと、小道具の確認をする。
 帰り道は、森川くんと二人。芝居の話ばっかりをする。

 昨日発送したダイレクトメールの公演案内の返事、チケットの予約の連絡をもらう。
 1月のワークショップで知り合ったみなさん。とってもうれしい。
 いいものをつくらないとと、あらためて思う。そして、何より楽しまないととも。ワークショップの最中の、芝居してる楽しさを忘れないように。

 初日まで、あと29日!!


2005年02月14日(月) 台本構成

 仕事が終わらず、富士見丘小学校の授業と午後からの小児救急の講座を断念する。
 アムネスティの台本の仕上げ。とにかくカットしないと。
 「生きながら火に焼かれて」の部分を重点的に。
 従軍慰安婦の証言も大幅にカット。
 今回は、トータルで十人の読み手。一人あたりの分量がかなりの量になる。
 どうしたら、緊張感がとぎれずに、おもしろく、展開することができるか、考える。


2005年02月13日(日) DM発送

 マミーと二人で、下北沢のらぷらすでフライヤーの折り作業。その後、タクシーで高円寺まで。タクシーの運転手さんがいつもと違う道に入っていくので、裏道にくわしいのかと思ったら、甲州街道が向うに見える路地で行き止まり。細い進入禁止の道に入り込んだせいで、バックミラーが壁にぶつかりそうで、バックもなかなかできない状態に。向こう側から徒歩のおばあちゃんが「通れないよ」と言いながら、横をすりぬけていく。「そんなことわかってるよと」と低くつぶやく運転手さん。重い荷物を抱えた僕たちが左側に寄ってタクシーを傾けて、なんとかバック成功。その後も、心細そうに裏道を通って、ようやく甲州街道へ。30分以上かけてようやく高円寺に到着。カーナビがついてるのにねえとマミーと話す。
 フライングステージの面々、プラス森川くん、いわいわ、なべちゃんという顔ぶれで、DMの発送作業。今回は、フライングステージの案内をいつもお送りしているお客さん全員に案内を送るということで、大がかりな仕事になった。
 それでも、わいわいおしゃべりしながら作業終了。こんなにおしゃべりしたのはひさしぶりなかんじでうれしかったりもする。
 終了後、高市氏に夕ご飯をごちそうになる。高円寺の町はどこも満員御礼で、初めていく高架下の焼肉屋さんに落ち着く。ごちそうさまでした。
 


2005年02月12日(土) 宇宙堂「花粉の夜に眠る戀」

 旧作の再演。尾崎翠の「第七官界彷徨」をモチーフにした恋と眠りの物語。
 宇宙堂「花粉の夜に眠る戀 オールドリフレイン」@本多劇場
 アムネスティの川上さんとご一緒する。受付で篠原さん、野中さんとバッタリ。
 オープニングのえり子さんと大勢の骸骨たちの場面が、みごとなアンサンブルで「劇団の芝居」感いっぱいでうれしい。一緒になって宇梶剛士さんが骸骨を操ってるのも。
 山崎清介さんが要となる役で大活躍。
 非戦を選ぶ演劇人の会で知っている宇宙堂の若手たちが、ちゃんと役者していることが、もうそれだけでうれしかったりする。親心か。
 長い歳月を生きた老女役のえり子さんの言葉が、作家の言葉としてひびいてくる。 仕掛けたくさん、早変わりいっぱいで、舞台裏はどんなことになってるんだろうとドキドキさせながら、恋ゆえの冒険の物語が時空を越えて繰り広げられる。
 終演後、えり子さんにご挨拶。
 初演の時はもっと笑いがあった客席が、勉強するように見ていると話すえり子さん。たしかにそうだなあと思う。昔の3○○の舞台はもっとゲラゲラ笑える舞台だった。今日も笑いが起きてはいたけど、昔とは全然違う。役者のちからとは別に、芝居と観客の距離が変わってきたのだなあと思った。

 帰り、川上さんとお茶をしながら、うちあわせ。当日の進行の確認をもろもろ。


2005年02月11日(金) ヒレンカン「ウルトライト発見」

 ヒレンカン「ウルトライト発見」@櫂スタジオ
 gaku-GAY-kai 2004の舞台監督をお願いした蓮子くんの劇団&早瀬くんが客演しているヒレンカンの公演を見に行く。
 彼の役は蓮子くんに愛される昼中将。ダースベーダーのような和のテイストな衣装がかっこいい。きれいな背中が印象的。
 いろんなキャラクターが登場して関係性が広げられる前半のおもしろさに比べ、後半のお話のまとめの部分でやや失速したかもしれない。
 それでも、次に何がおこるかわからない芝居は、予定調和でイライラさせられる舞台よりもずっとおもしろく見てられるんだなと思った。
 夜顔役、母親役の二人の女優さんがなかなか素敵だ。独特の文体と世界にぴったりはまっていて、いい味を出している。
 終演後、三枝嬢、としくんと合流、荒くんとも挨拶。早瀬くんと少し話して歩き出したら、蓮子くんがおいかけてきてくれた(裸足で!)。風邪をひいてしまっているそう。お大事にだ。
 夜、森川くんのうちのデリ子嬢が登場しているペットグッズのカタログ「クリニック・クラブ」が届いていた。
 どこにいるんだろう?と母親と一緒に探す。カメラ目線も決まっている、さすがの美猫だ。表紙の寝姿もいいかんじ。うちの猫は、その横でぐーぐー寝ている。


2005年02月10日(木) スープとお汁粉

 風邪気味なので、夕飯に野菜スープをつくる。にんにくを多めに入れて、キャベツやセロリ、冷蔵庫の余り物を片付けてしまう。圧力鍋大活躍。
 夜中、甘い物が食べたくなり、ムング豆でお汁粉をつくる。とっても緑色なのに、味は普通のお汁粉とほぼ同じ。多めに入れた砂糖はストレス解消のクスリのようだ。
 遅れていたpinky pinkyの原稿を、えいっと仕上げて送る。
 ダイレクトメールの名簿の整理。去年の「思い出の夏」のアンケートを見ながら、住所の入力。日曜日は発送作業だ。


せきねしんいち |MAILHomePage

My追加