そんな一日 |
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2009年07月26日(日)<<<あっという間に
(7月25日の日記)To be or Not to be…
某薬の件は、一晩悩みまくりましたが…未だ結論が出ることなく、まさに『To be or Not to be』の状態。まぁ、この薬を飲まなく即=死というわけではないんですが、将来的に死までいかなくても危険な状態になる可能性があると。それを予防するための薬。
明日一日しかないのに…看護師さん達にも聞いても『迷うよね』と。うん、それを飲んでの副作用が怖いんです。どうなるか…
はぁ、考えると溜め息しか出てこない。 正直言えば、自分の内では結論は出てるのに、その結論に一歩踏み出せないというか、踏ん切りがつかないというか…情けない。ちょっと涙でそう。
そんな気分を吹き飛ばしてくれるような出来事が。 花火大会があって、病室から綺麗にみれた〜〜〜〜 今年の夏、初の花火。たまや〜〜〜〜〜
4人部屋にいるんですが、前回退院があって3人部屋に。そして今日から一人が部屋に移ったので、二人部屋に。 いや〜流石に広く感じますね。 でも、夜の9時過ぎに急に患者さんが入院されて3人部屋に。 救急の患者さんらしくて、びっくり。
23日に心カテをやったのに、もうシャワーを浴びて良いと言われて嬉しかったサプライズ。
シャワー以外特に何も無かった一日だったので、悩んだり、それだけでは時間が潰せないからPCやクロスワードをやったりと。 これからは大きな検査もないから、こんな感じなんだろうなぁ。
(7月26日の日記) あっという間に
またあっという間に4人部屋に。 患者さんは待ってはくれないから仕方が無いのかな。まぁ、検査にいらした感じみたいで。
昨日夜の9時に入院してきた方は、80歳代でとても上品な方でおばあさまって感じ。
今日入院されてきた方は普通のおばあちゃんって感じかな。 どちらも何度も入院されていて、慣れっこみたいです。 先生や看護師さんが、わざわざ『名前をみたらあってビックリ』って感じで顔をみせにきていたもの。まぁ、3ヶ月前まで入院していたんだから判っているだろうけど。 ちょっと話を聞いたら、病気のオンパレード。凄い… 聞いているだけでこっちが病気になってしまいそう。
昨日同様に今日も検査がなく暇な時間を過ごしていました。 なんかムダに元気な私なので、特にそう感じるのかも。 明日は、ちょっと結果が怖い『血液内科』というところに行くみたいで…どんな結果がでるのか… また明日には某薬の結論をださなくてはならなくて。 まだ最後の一歩がでない。 結論ありきなのに、本当に情けない……はぁ
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2009年07月25日(土)<<<卒業試験1-3
(7月23日の続き)
病室に戻ってくると、同室の方々から『お疲れ様〜』って声をかけていただき、ありがたい限りです。
心カテは、誰かいてくださいって病院から言われます(私の場合母)。それだけ危険がある検査と検査後のサポート?がちょっと必要。
検査が終わると、看護師さんが「心臓カテーテル検査後の安静表」なるものを持ってきます。
○○時○○分に、●●●ができます。みたいな事が書かれた表。
この時に、誰からのサポートが必要に。 検査当日はの部分に、『絶対安静です。医師の許可があるまで寝返りもできません』としっかり書かれている(涙)
30分後に、『寝たままですが、水分を取ることができます』
といった感じで、寝たままでの状態なので水を飲むこと一つにしても誰かも手を借りなくてできないんです。 顔を横に向けて、ペットボトルにストローをいれて持ってもらって飲む。手は動かしては良いし。
このあたりでは全然大丈夫なんですが、動けずに硬いベッドに寝ていると、どんどん腰が痛くなってくる。 これは事前に言われていたことで、我慢できないようなら、タオルをいれるとかするので遠慮なく言ってねと看護師さんが。 ●時間たった頃、そろそろやばいなぁと思っていると、ベッドを30度あげることができると。 一気に腰が楽になって、たかが30度、されど30度って感じで感動。
この時点で食事が取れるんですが…30度の状態でどうやって食べろと? これも事前に言われていたことで、夕食は用意しますが、おそらく食べにくいと思うので、サンドウィッチかおにぎりでもあると……と。 母にサンドウィッチを作ってもらいました。 いや〜入院してから初めて病院食以外を食べましたよ。やっぱり美味しいねvV 夕食は、母のお腹におさまりました。
夜にドクターが消毒&止血の様子をチェック。 この時点で上手くすれば座ることや尿管をぬいてトイレまで歩ける様に。 でも、若干まだ止血が出来てなくて滲んでいたようで、寝返りはうっていいけど、まだ座ったり歩いたりしてはダメだと。
この時、固定バンドやテーピングを当然一度はずすんですが、Dr.H…できればもう少し丁寧にはずして欲しかったです。思いっきりビリってやってくださったので、痛いのは一瞬だったけど、思わず『痛い』と叫んでしまったではないですか。 そして、止血が出来てなかったから再びテーピングをする… 寝返りするとき、上手く身体が動かなくて(たぶん8時間弱も動いてなかったから筋肉が固まっていたのでは)、先生に手伝ってもらって寝返りを。 寝返りがこんなに大変だとは…
病室に戻ってきたとき、ビックリ&嬉しいことも。 Mちゃんから、なんと贈り物がっ!! 郵送で家の方にきたものを持ってきてくれたんですが、中身が。 もう良く私のことをご存知でっ!!というツボをガッツリととらえたものが入っておりました。ありがとう〜愛してるよ〜〜〜Mちゃん。
(7月24日の日記)
昨日に引き続き朝まで寝返りのみの許可で、点滴もあって寝られませんでした。朝方に点滴が外れてからは少しはって感じ程度で。 6時には起床なので、1〜2時間弱かな。眠剤を飲んだんですが全く効かなかった…(涙) 朝の回診の時に消毒をして、止血できてるということで、尿管が取れやっと歩く許可が下りました。 自由に歩けるって素晴らしい。
人間、健康が一番です。 胃カメラはともかく、健康な人に経食道エコーや心臓カテーテル検査は必要ありません。
昨日の検査の結果を聞きました。 日常生活には全く問題ないと。良かった〜〜〜〜 あと、午前中にやった経食道エコーも、なんの問題もなく綺麗だったよと。
つまり卒業試験に合格することが出来ました。 今月中には退院できるそうです。やった〜〜〜〜〜 早く服を着て外に出たいものです。
卒業の前にもう一つ―――それは薬について。
某薬について、私に服用させようかさせないか…先生方(複数形なのは、この病院ではチームで患者を担当しているので、担当医が4・5人いる)の中でも迷っていて話あっていたそうです。 服用した場合のメリットとデメリットが微妙と。 そのメリットとデメリットを聞くと確かに迷うところではないかと。 一番ネックになるのが私の年齢。若すぎるということ。失礼かもしれないけど、後が短い40歳以降の人であれば、なんの躊躇いもなく、こんな風に『そうするか』なんて聞くことなく服用させるもの。
はじめはDr.Hがいらして説明してくださって、次にDr.Yが。ほぼ同じことをおっしゃっていましたね。 結果、週末考えて月曜日に結論だして と。 おい、私に考えろと?専門家の先生が迷っているのに、素人の私に?
とりあえず悩んでいます。胃が重い感じがして、夕食が半分も食べられなかった…
ただ良いことも。 来週外泊しても良いってvVよっし、外泊するぞ。
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2009年07月24日(金)<<<卒業試験1-2
(7/23の続き)
午後からはいよいよ本当の山場となる心臓カテーテル検査
前日から色々準備があって、検査にしては面倒なんですよね。 2回目とは言え、前回は緊急で行った為になんの準備もなくやりましたから。
前日から準備としては、21時以降絶食&入浴&毛剃り&抗生剤服用&T字帯・タオルの用意。
当日は当然朝から絶食。水分も薬を服用する時に少量。あとはうがいで誤魔化す。 検査1時間前には尿管と点滴の開始。
この検査、「腕もしくは大腿の血管から管を入れて心臓まで到達させ、内部の圧力を測ったり、カテーテルを塔して造影剤を注入したりして、心血管の形態や動きを調べるもの」(←頂いた説明書から引用)なんですが、私の場合腕からも出来ないわけでは無いらしいですが、足の付け根から挿入しました。
(腕からの方が安静度が楽だから腕の方がいいのかな…でも、腕からだと途中でダメになって、より太い足からもう一回やることになることがあるらしい。あとは病院の方針かも?緊急の時も足の付け根からだし、他の人も足から)
準備が終わりいよいよストレッチャーで運ばれます。 もう検査というよりはっきり言って手術へ向かう気持ち。 ず〜と天井を見てみて、心拍数が↑↑↑(病棟の10階から検査室がある1回までのエレベーターは独特ですね)
検査室(検査室と名がついてるけど、手術室と言いたい)には、先生方が待ち構えていましたよ。Dr.K&Dr.Y&Dr.H etc。あと研修医の方も。
シートを被せてもらうまでのほんの数秒なんですが、裸になるんで寒いです。っていうか恥ずかしい。看護師さん以外全員男性ですから。
検査中は局部麻酔なので、はっきりと意識があります。 実際、多少指示されることもあるし、先生と話すことも。(研修医の方がいいらっしゃる為から、色々専門的なことが聞こえてくるんですけど〜) 私の場合、前回のことがあるので(結構トラウマに…)、おそらく人より多く声をかけていただいたのでは。
先生といえば、術着(帽子付き)と眼鏡をされると一瞬誰だか判らなくなりますね。声で「あぁ〜○○先生」といった感じに。
途中何度も『順調ですからね』と言っていただき落ち着いていました。
時計を見ていたんですが、検査自体の時間は45〜50分っていったところでしょうか。準備・処置をいれると1時間強。 何事もなく終わってほっとしています。やっぱり前回のことを考えると…またああなったらどうしようかと。
検査が終わると、K先生が傍までいらして『○○○○は■■■だけど、◎◎◎◎は△△△△だったよ』と。
結果には納得な感じでした。うん、予想通りって感じ。(結果に安心しました)
申し訳無いなぁと思ったのが……
重い私を診察台からストレッチャーに移動させる時、大変だったろうと。コツがあるから平気なんだろうけど、重いのには変わりないですから。 しかも、足が動かしてはいけないので、ちょっと…じつはK先生にお姫様だっこのような感じにされてしまい…(照)しかもワタクシハダカでございます。(ストレッチャーに移ってから服を着せていただきます)
しかし、先生って結構力持ち。 心臓系だと長時間のかかる場合もあるから、体力はあるとは思っていたけど凄いですね。 でも、内科であって、外科ではないんだよね…外科だと○時間とは手術するみたいだけど… 昔は心カテも、外科がやっていたみたいだけど、今は内科がするみたいで、結構外科→内科っていうのも有るらしいですよ。
止血をして(この止血は先生が直接部位を押えるんですが、結構長い時間。その後の固定バンドやテーピンが痛い←かなりきつくされます)、先生と共に病室に帰還。
続く……
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2009年07月23日(木)<<<卒業試験1-1
タイトルの『卒業試験』。 こう書くと、学生みたいな気分になりますね。実際先生が”卒業試験”と言っているから、そんな感じなんだろうけど。
本日のメニュー
AM:経食道エコー図検査 PM:心臓カテーテル検査
つまり、この結果次第で退院が決まるらしい。 卒業試験というのも、強ち言い過ぎではないかな。
この検査は絶食が必須。 昨日に引き続き朝・昼絶食でございます。お腹すくよね。でも、検査が検査なので、お腹が空くというより緊張の方が大きかったかな。特に心カテが。
昨日、胃カメラを二度とやりたくないと書いたけど、ちょっと前言撤回。 午前中に行った
経食道エコーをやるなら、胃カメラを10回行ったほうが遥かにましです。
この経食道エコー。 この検査をやると聞いた時、はじめはエコーと名の付くものだったので、またジェルを塗られて表面から見るのかな?って思っていたんですが。 よくよく聞くと、胃カメラより太い管(超音波プロープ)を食道から入れて、心臓の裏側を検査するというもの。心臓エコーでは観察困難な部位を見る事ができるから、有効性が高いらしいです。
説明書では細長い管と書かれているんですが、そう細長い管と。 確かに細長いんでしょうが、入れられる方にとっては、まったく細くないっ。 麻酔もなんだろう…どろっとしたものを飲むのは胃カメラと同じなんですが、その後にスプレーを喉の奥に一噴き。これ、むせやすい…
胃カメラは、涙&嘔吐感だけですんだけど、経食道エコーは………実際に嘔吐……(もっとも前日の18時以降なにも食べて無いんだから、何も出ることなく胃液のみだけど)
しかも、丁度実習だったのか、医学生が沢山いて、診察台の周りにいて、ずっと見られているし、詳しく説明しているし。
胃カメラは、喉を通過してしまえば、胃のあたりで動いてるなぁで済むんですが、経食道エコーは…飲み込んでも、ず〜と喉辺りでうごめいていて辛いです。嘔吐感がず〜となくならない。苦しいし。
ラストにいや〜なことが待ってました。 検査が終わって管を抜くとき、医学生の一人にやらせようとするんですよ。 勿論先生のサポートがあってのものなんですが、緊張しながらやっているのか、苦しいし痛いっつーねん。 流石に先生も見かねたのか、先生がやってくれましたが。 ムダな苦しみを覚えた(怒)
長くなったので、続く……
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