2007年08月13日(月)
人に言えず思い出だけがつのれば
アレックスが移籍後約8ヶ月にして初得点!おめでとー! しかーし、夜のスポーツニュースをハシゴしてみたのですが、タイミングが悪いのかなんなのか、映像がどこに行っても見れず。結局どんなゴールだったのかわからずじまいです…。 でも、ザルツブルグのサイトを見てみたところ、ほら、やったあ、ゴール後の写真が載ってるよ〜………って、 え?なに?このスタッドレスタイヤみたいな頭の人 は誰? 誰なんだ…? 私、知らないよ……? 先週、体がエロイカ的ロマンを求めてやまないぜどうしようと思っていたところ、ブックオフの100円コーナーで「ツーリング・エクスプレス」を見つけたので2巻まで買ってみました。この作者の「火輪」は花とゆめ連載時に楽しく読んでいたので、あのアクの強い絵柄とかもむしろ好きな類です。 「ツーリング・エクスプレス」は、世界一の凄腕を持つ超クールな殺し屋ディーンとICPOの下っ端ロリ刑事シャルルが、いっつも出張先で偶然出会ってアレやコレやするうちにイチャイチャしたりするようになっちゃったよ!たいへんだー!という感じの話。読むまでは私が好きそうな漫画だと思ってたんですが、主人公二人のノリにどうも置いていかれるのと、恋愛部分重視なのと、国際情勢を舞台とした相反する立場の二人の腐れ縁ロマンスって時点でどうしてもエロイカとくらべてしまうため、どうもだめでした…。 いちばんの敗因はかわいこちゃん設定であるシャルルに「おまえちょっとは仕事しろ!このばかもーん!」というもどかしさしか感じなかったことか。シャルルが「ムッシュウ!ムッシュウ!」「メルシー・ボクゥ、ムッシュウ!」 とか言うたびに私は軽く殺意を覚えたよ…ムッシュウって8月にはあまり聞きたくない暑苦しい響きの言葉ですよね…うっうっ。 ただ「チャイナ・ロード・エクスプレス」はすごくおもしろかったし、漫画に「アンナ・カレーニナ」の出会いシーンを引用する作者のロマンには感動した。評判だとこの先どんどんおもしろくなるみたいだけど、登場人物が苦手な限り集めたくはならないかもしれんな… まあやっぱエロイカがあればいいか…ということで代わりにエロイカを読み返しはじめたら、コレがまたとまらない。 新しいシリーズ早く始まらないかな… ところで。ついに、嵐のメンバーの名前と顔を覚えました。だからどうした!というとってもどうでもいい感じではありますが、私にしてはたいへんな偉業を成し遂げたような気分です。 先週の飲み会で「新人の○○くんって櫻井翔に似てるよねー」と言われたとき、今までだったら「え…櫻井翔ってどんな顔してましたっけ?(と忘れたようなふりをしつつほんとうは知らない)」とかテキトーに答えていたんですが、今回は「えー似てませんよ」って返すことが出来たんです!脳内でレベルアップ音が聞こえた! それから先日友人にもらった特製36曲入りCDを聞いてみてふと思ったのですが、「Love So Sweet」はいい曲だけど、笑ってもっととか、最後のLadyとか、Love So Sweetとか、たまにサザンの「いとしのエリー」を思い出す箇所があるんだが気のせいだろうか!こんな好きな人に出逢う季節二度と無い、ってのはTSUNAMI(あんなに好きなひとに出会う夏は二度とない)っぽいしな〜作詞家サザン好きなんだろうか… >はくしゅ ・8/9のタイトル、ええ、逆さ読みです。寺山修司が詩で使ってました〜 タイトルがいつも中身に関係してないので日記一覧のタイトル表示が意味のないものになってしまってますが、こんなとこまで注目していただけるのは嬉しいです♪
サマソニ、今年はチケットないけど会場周辺うろついてマリンスタジアムから漏れ聞こえるOK Goを堪能しようかな!とか思ってたんですが、 暑 す ぎ る … なんだこれ!暑いにもほどがあるだろ!溶ける!溶けるって! というわけで家から出る気力もなくなりました。 食中毒と日射病がたくさん出そうだなぁ… [追記] そんなわけでサマソニ見物に出かける気力がすっかり失せたので、クーラーをガンガンにつけた部屋で、先週会社で注文して昨日アマゾンからとどいたストーンズのDVD「Biggest Bang」をみながら超アクティブにすごしました。わたしはミックとキースがちょっと手でもつなごうものなら「ギョハーーーー!!!!!」と口からエクトプラズムを垂れ流しながら騒いでしまうので、犬が物陰から心配そうに様子を見てました。飛雄馬の姉のようだ。だめな飼い主でごめんよ。 4枚組なのでさすがにまだ半分くらいしか見れていないのですが、1枚目のライブ映像にはいっている、キースが歌うバディ・ホリーのカヴァー「Learning the Game」がすばらしいです。キースの長いスカーフがギターに絡まってめっちゃ弾きにくそうでも、ロニーのギターがちょっと不慣れな様子でも、そんなことは問題ない! 心の内側を撫でるようなキースのやさしいヴォーカルと素朴なギターがあればそれで十分さ! ここ2、3年で妙にキースの声に涙が出るようになってきてしまったなぁ、私は。 あとはスーパーボウルのハーフタイムライブでの裏事情みたいな映像が入っていて、そこで箱に入ってセットと一緒に移動したりしてるストーンズメンバーがかわゆい。 余談ですが、ミックの動きを見ていて「あーなんかこれエクササイズにいいんじゃねえの?」と思ったので、ジェスチャーのような力強い手の動きから激しい腰のふりまで、真似してみました。(ほら、家に誰もいなかったからさ…魔がさしたんだよ…) ウーン、腕と腰に効くな…これは。 ストーンズの曲にあわせてミックがびしびし指導してくれるミックズブートキャンプがあったら入隊したいな!なんたってやってる本人があの年齢にしてあれだけ素晴らしいスタイルなのだから、効果は実証済みだしね。 ▼私が今回のツアーで見て、あまりのカッコよさに、生きててよかった、寿命も延びたよ、神様ありがとうと思った曲「SWAY」 こんなカッコよい映像をこんなしがない日記に貼付けることができるだなんて信じられないぜ! ゆーちゅーぶは神です!
2007年08月09日(木)
さいせんじがけだらなよさ
ベストはち切れそう まだチケットの詳しい情報が発表されていない微笑みの貴公子ルーファス・ウェインライト殿下の名古屋公演のことが、なぜだか昨日急に気になってしまったので、チケットを取り扱っているCBC事業部に電話してみました。なんかね、「気になるんならおまえが直接電話するべきだッッ」という、神の声が、したのよ。 問い合わせのお姉さんは「え?ルーカス?なに?スターウォーズ?え?ルーファス?」(←うちの犬の名前を聞いたときの近所の人の主な反応)とかいうこともなく、非常にすらすらときもちよく答えてくれたのですが、結論から言うと、 「会場や日程は決定しておりますが、チケットの発売日はまだ決まっておりません。」 だ、そーです。 粘着質なので「え?ほんとうですか?決まってないんですか?」って聞いてみましたが、やっぱり決まっていないそうです。それからチケット情報テレホンサービスの番号を教えていただき、すごすごとひきさがりました。発売日は決まったらインターネットかそのテレホンサービスでわかるようになるそうです。テレホンサービスの番号はとっさに左手でメモをとったため、あとで見たら読めなくなっていました……6だか0だか見分けがつかない… なんだかあんまり役に立てなくてすみません……ふふ…へへ… 最近は内定とバンドの揉め事とプロジェクト歓迎会に忙殺されておりました。 いただいた内定についてはずーっとウッジウジ悩んでいて、某アイドルの中華料理店でもルドにウッジウジ相談していたのですが、結局辞退することにいたしました…さようならななじゅうまんえん…!またいつかきっと会えるさ(ななじゅうまんえんに)! かといって今後の就活予定も特には決めてないのさ…! 今日、前から欲しかったローズスメルな羊のかたちのまくらが売っているのを発見しました。しかし私のベッドにはもう枕的なものがあふれかえっているので、詰め替え用ローズスメルバッグのみ、購入。 <唐突だけどつくってみよう!ローズスメルパルちゃん> [用意するもの] ・だいじなところに穴があいたパルちゃん ・詰め替え用ローズスメルバッグ 1)詰め替え用ローズスメルバッグをふくろからとりだし、 2)だいじなところの穴からパルちゃんにつめる (だいじなところの穴は自然にあきました、虐待の結果ではありません) 3)ローズスメルパルちゃん完成 いい感じです。 これを使って、ドレッド時代のアレックスがバラをくわえている耽美風味な夢でも見ることにします。
2007年08月04日(土)
明けない夜はないらしい
>実際バンドのヴォーカル同士のファイティングゲーム ※けっこう血とか出ますので注意 BERT (THE USED) JARED (30 SECONDS TO MARS) BUDDY (SENSES FAIL) WIL (AIDEN) 申し訳ないけどBERT以外のヴォーカルさんは全然知らないな〜 とりあえずBERTが「→ → D」で、「デトロイト・メタル・シティ」のクラウザーさんの「悪魔玉」みたいな攻撃をするのが非常にたのしいです。 もっと有名なバンドじゃこんなおふざけゲームは出来ないんだろうけど、こういうのもっとあったらよいのになー。マシュー・ベラミーがスタンド出すようなゲームはないのかな! ゴゴゴゴゴ… マシューといえば今日友達が家にきたついでに自慢してみた1999年9月マシューベラミー21才時の雑誌記事、携帯画像ですみませんが載せてみまーす。 この写真大好きなんです、ハァハァ。このときMUSEはまだ「ニルヴァーナとレディオヘッドを足して割ったような変な新人」扱いを受けていたため、このインタビューもタイトルが「Nevermind 'The Bends'」だなんてちょっと皮肉な感じ。 これはオーストリアで手当り次第に買ったドイツの音楽雑誌の記事なんですけど、私はこの写真をはじめて見たとき「ギャー!なんてかっこいい人なんだ!うっへぇぇ!」と大興奮し、しかしドイツ語がまったく読めないためMuseというバンド名しかわからず、当時はまだネットで調べても薬用せっけんと芸術の女神しか出てきませんでした…。日本デビュー前だったしね…。 ちなみに、この雑誌の前号のおまけCDに「UNO」 が入ってて、そのグシャグシャなイントロにものすごい衝撃的をうけ、ギターで真似したけど全然できなかったのを覚えてます。ほんとにかっこいいんだよこの曲…… 今日は友人ルドがうちに来るついでに、千葉観光ツアーをしました。 まず、某アイドルの実家の中華料理屋へ。(桐野家来訪というよりこれがルドの当初の目的でした…) テレビをほとんど見ない私は申し訳ないことにそのアイドルの顔もよく知らなかったんですが、住宅街の地味な中華料理屋に全国津々浦々の乙女が駆けつけているという異様な事態を聞き、ちょっと行ってみたかったわけです。 太陽が照りつけるなか閑静な住宅街を歩いていくと、つぶれて看板が色褪せた喫茶店やスナックにかこまれたところにその店はありました。しかも中がよく見えず、入り口が奥まったところにあり、ちょっと知らないと入りにくい雰囲気です。それでもエエイと入ってみると、そこは静かな外からは想像もつかない、ほんとうに妙齢の女子だらけの異様なムード。(何組か超地元のおじいさんやおばさんがラーメン食べたりもしてましたが…) 遠方から来る人も多いらしくスーツケースが積み重なっており、レジの奥には贈り物らしきちいさな紙袋が山になってました。 内装はいたって普通の家という感じで、中華らしさはどこにもありません。料理も別にふつう、というか家庭料理みたいな感じでした。あまりに暑いので昼間から中ジョッキ。 お店の人はそのアイドルの両親らしいのですが、似てるかどうかもよくわからなかったなー…ちゃんと顔を確認しておけばよかったー。 入り口にメッセージ用ノートが置いてあったので帰りがけにパラパラみてみたら、店内以上の異空間が広がっていて驚きました。ファンレターを封筒ごとノートにべったり貼ってる子、似顔絵描いてる子、自分で作ったコラージュ貼ってる子…。しかも、それが日本だけじゃない。ここ2週間くらいのだけでも、韓国、中国、イタリア、ドイツ、ペルー…。どういうきっかけで知るのかも謎だけど、地球の裏からペルー人がわざわざこんな辺鄙な場所に食べにきて、日本語で「nihon ni kita gaikokujin mo concert no ticket wo kaeru youni site kudasai onegai simasu」とか書いてんの!アイドルが好きでわざわざ日本語勉強したんだなーきっと。(自分の身にも覚えがすごくあるけどね!) そう思うと夢と勇気と行動力を与えるアイドルというのはすごいものですね。なんだか感動してしまいました。 それから移動して、桐野家へ。そもそもルドとは批判精神と斜に構えた姿勢と笑いのツボは異様に合うものの、共通の趣味は中野ブロードウェイくらいしかないので、家に遊びにきたところで何をしたらいいのかよくわからなかったのですが、部屋で本棚チェックを受けたり、飛び出す絵本で遊んだり、ジョジョの画集を見せたり、友人が持参した「ポポロ」を読んでツッコミ入れまくったり、昔のサッカーaiにツッコミ入れまくったり、西田東論を交わしたり、少年アシベについて語ったり、なかなか楽しく過ごしました。私にもしものことがあったときは、ルドが親に見つかったらヤバい本の始末をしてくれるそうです。安心、安心。 ちなみに、犬はきれいなお姉さんルドに対してツンデレっぷりを披露していました。(「おまえなんかすきじゃないんだからな!あやしいやつめ!」→「なでさせてやってもよいぞ!」→「え…もう帰っちゃうの?」という王道コース) それから千葉市民花火大会を見に移動。10年くらい前に行ったきりだ…。時間を間違えてけっこう早くついてしまったのでベストポジションが確保できました。花火みながらビール片手に枝豆とかチーかまとか貝ヒモとか食べまくって、おとなになってよかったねぇ、としみじみ語りました。 それからなぜか「今『赤ちゃんと僕』読んだら実がかわいいと思えるのかなー…」「いや、いつ読んでもむかつくだけだと思う」「藤井君のおにいちゃんって昔はおにいちゃんだと思ってたけど今じゃもう年下どころじゃないよね、高校生だぜあいつ」「森口君が好きだった」「森口君と藤井君はどうなんだろう…」「うさぎの話でもう泣けなくなったなぁ」などと延々と赤僕トークになった。ちゃんと花火みましょう。 とりあえず「夏にすることチェックリスト」(架空)の「花火」は攻略したけど、あとは夏って何だろう、海とか? 今年はフェスにいかないから夏の思い出作りが難しいです。
2007年08月02日(木)
厭世とリリシズムの化身
昨日Sさんと飲みに行ったら 「wikiで『ぼくのなつやすみ』っていうゲームについて調べてみ、『8月32日』の話が超怖いから」 と教えていただきまして、仕事中にのんびり見てみたら、超怖かった!!なにあれ!ネット上探したら映像とかも出てきたけど怖くて直視できねぇ… (wikiにリンク貼るとどーゆーわけかうまくいかないので、お手数ですが興味のある方は調べてみてください><) そんなSさんは富士急ハイランドの所要時間50分というおばけ屋敷に行った猛者です。私だったら途中で発狂するんじゃないかと思う。 あと最近仕事中の息抜きwikiで読み応えがあったのは「江頭2:50」と「デーモン小暮閣下」と「夭折」の欄です。あと知らない漫画の登場人物紹介欄だけ読んでみたりもします。 こういうふうに誰かがまとめたら欄がものすごく長くなるような濃い生き方をしたいものですね。 そういやトゥー・ギャランツが9月25日にアルバムを出すそうで(ちょうど在米中だわー)、サイトに曲名だけ載ってたんですが、 1. the deader 2. miss meri 3. the hand that held me down 4. trembling of the rose 5. reflections of the marionette 6. ribbons round my tongue 7. despite what you've been told 8. fly low carrion crow 9. my baby's gone 出回っているライブ音源で3,4,5,9は聴いたことがありますが、そのなかでも超名曲だと思っていた「Damnatio Memoriae」 がない…! 他にもライブで披露してきた「In From The Rain」とか「Mary」とかどうなってしまうのだろう。すくなくとも「Damnatio Memoriae」がタイトルだけ変わってこのなかに含まれていることを願っております。あーでもこの「記憶抹消刑」というへんてこなタイトルもどうしても好きなんだ! 先日Nさんにお会いしたときに「トゥー・ギャランツは多田由美が描くマンガの登場人物っぽい」と教えていただき、血と萌えに飢えた私はさっそく短編集を買ってみましたが、超 似 て ま し た。ちょっともうタイソンにそっくりな殺人犯とか、タイソンにそっくりなアル中とか!なんだそれなんだそれ!むしろ燃えた。 このラフな線というか、ガリガリさというか、全身から染み出た繊細さと傷つきやすさというか、とにかくかもしだす雰囲気が似てます。漫画がすごいのか、トゥーギャランツの二人が生身の人間でありながらそんなオーラを出してるのがすごいのか。 まあ両方が奇跡的にすごいのだろうと思います。 >はくしゅサッカーとルーファスは意外とかぶってらっしゃる方も多いですよ!まあ趣味でベン図を描いたら私だけでなく誰でもきっと他人とぴったり重なる部分は少ないはずですよ〜…たぶん
2007年07月31日(火)
アイムソーリーアイムジャストルッキング
わー!竜宮城をはっけんしたぞ! http://rufuswainwright.site.voila.fr/index.jhtml まごうこと無きルーファスライブ音源サイト様だッ。 フランス語わかんないけどこのひとがルーファスを大好きなことだけはわかるぜメルシーメルシーメルシーボークー。 2003年のラジオプログラム?( Black Session)音源と、 2005年のライブ(Casino de Paris)音源と、 2006年のCuctus Festival音源と、 2007年のジュディライブ音源がすべてありますッ。 さすがにまだ全部は確認できてないんですが、 とりあえず2005年にある「Chelsea Hotel No.2」は壮絶に美しいのでぜひ聞いてほしいです…! 同じ2005年の「One Man Guy」はあまりに心地よくておそろしく眠くなります。私が昨日聴いたときは、特にそれまで眠くなかったのに3分持ちこたえられませんでした。お風呂はいってからもう一回トライしたんですが、やっぱり3分もたずにガクッと落ちた。何この曲。 レアなとこでは、2005年の「Miami」(たまに「Nuits de Miami」)でしょうか。フランス語曲をひじょうにアンニュイな感じで妹マーサちゃんとデュエットしてます。この曲、1996年のライブ音源にも入っていたから、ウェインライト兄妹の十八番なのかも。 それから最近itunesでも手に入るようになりましたが、ルーファスのクリスマス・ソング「Spotlight On Christmas」も、曲紹介で「この曲はバディホリーみたいなロックンロール」とかホラ吹いててかわゆいです。 あと2003年ですでに「Leaving for Paris」をやってるのですが、この音源はなんとジェーン・バーキンとのデュエット!? うわーよい雰囲気だ。アルバムでもデュエットしたらよかったのに。でもここでもルーファスのスタンドが発動して、「途中からやり直し」してる。いいのか、ジェーン・バーキン相手にそれでいいのかっ。映像がみたいなー。 あとこないだ面談行って、ひとも場所もステキだけど、仕事内容があんまりかわりばえしないからだめだなぁと思っていた会社、 内 定 も ら っ て し ま っ た 今日面接というので行ってみて、一応志望動機とか説明できるよう準備しておいたのに、行ったらもうすぐ当然のように「就業規則」と「給与規定」の紙をいただいてしまった。びっくりした…。 しかもふつうに現在年収+70万円アップだった… 70まんえん… 70まんえん… 7 0 ま ん え ん … あがるとこはあがると聞いてはいたけど、私みたいな経験の少ないやつでもあがるもんですなぁ……。ちょっとダイヤモンドに目がくらんでしまったよ、貫一さん…。でもそれだけでなく社長がかなりステキな人だし。今日話した社員の人も雰囲気がすごくよかったし。入社時期遅れてもいいっていうし。まわり食べ物屋ばっかりだからお昼には困らないし。帰り道にビレッジヴァンガードがあるから本には困らないし。都心だし。乗り換えも便利だし。ノー残業方針だし。 ただ…業界が…今と変わらない。 そもそもやりたい仕事があって就活始めたわけだからなー…そことずれてるんじゃないだろーかという気がものすごいする…うーん…道を見失ってるぞ桐野!!!! 日曜に孤独のあまり近所の古本屋に行ったら、前から欲しかった寺山修司の「さかさま文学史 黒髪篇」ゲットしました。ラッキー。ていうか寺山修司好きを自称しておいて今までこれをもっていなかったなんて許せないよな…もう自分が許せない…(でも、このさかさまシリーズ、「さかさま世界史 英雄伝」は新装で出たけど、「黒髪篇」と「さかさま世界史 怪物伝」はずっと絶版状態。なんでだろ。差別語とかがめちゃくちゃ多いからかな。) この「黒髪篇」は、文学に影響を与えた、もしくは文学者の人生に深く関わった女たちにスポットを当てた文学史エッセイ?です。「さかさま」とついている通り、偉大なイメージを持たれている文学者がかなりズタボロに書かれております。基本的に寺山修司が「一途で健気な女」に肩入れしてるため、逆にどの文学者も「ただの惨めで薄情な男」に成り下がってる。それもまた史実とはズレているのでしょうけど、詩情と憐憫でびしょびしょに濡れた寺山修司の妄想の結晶をみるのはとってもたのしいです。 もったいないのでちびちび読んでいるんですけど、寺山修司の文章がいちいち素晴らし過ぎて身震いがとまらない。特にグッときてうっかり何度も音読してしまったのが、 「西日のさす台所で二人分の葱を刻む智恵子」 この一文のなかに含まれている、暖かさと、懐かしさと、儚さと、孤独の深さときたら!智恵子ー! もちろん一応は文学史ということで、とっても勉強になるネタも満載です。とりあえず、島崎藤村が42歳のときに、家に家事手伝いに来てた19歳の姪に手を出しちゃって子供作ってしまったというのを学びました。さいていだ!藤村、おまえ、さいていだ!破戒とかなんとか言ってる場合じゃないよ! >はくしゅ >7/26 デモ音源聴きましたか!Liberty Cabbage最高ですよね〜!you're trying to kill me、賛成です。笑。私も毎回ルーファスに心臓をズドンとやられています。今日紹介したところもかなり音源豊富ですのでぜひ行ってみてください〜 ちなみに、拍手でもメールでもどちらでもお好きなほうでどうぞ!拍手の連打は迷惑どころかむしろ嬉しいのでもっとがんがんやってください!笑 >7/29 ギャー!最近ゲイのアメリカ人の話ばっかりでごめんなさい>< 最近オフシーズンでますます情報もないですね…むーん。では今度私のキリさんyoutubeプレイリストでも晒します!
2007年07月29日(日)
ハイウェイ・スカイラインを焼きつくし
みなさま選挙には行かれましたでしょうか。 俺の一票が時代を変える…!というほどのパワーは私は信じていないのですが、先人たちが血と涙を流して勝ち得てきた、歴史の重みのある選挙権ですので、大事に使わなければなーとしみじみ思います。 金曜飲んだくれて帰ってきて土曜朝ぼんやり起きたら、両親と犬が荷造りをしていて一泊旅行に出かけるからあとはヨロシクとかいうことで、ブルルンと車で去ってしまいました。 さ、さびしい!週末は王子と遊ぼうと思ったのに…。 そんなわけで孤独な週末を過ごしました。 とりあえず最近よくつるんでる友達に電話をかけたら、実家に帰ってソロ音源の宅録作業にいそしんでいるとのことでした。もう楽しくて楽しくてしょうがないとのこと。最近彼女は音楽の道を進むことを決意して、確かに彼女ならば実現できそうなので非常に今後を楽しみにしているのですが、いろいろ迷っている自分にとっては夢に向かって突き進んでいるその後ろ姿がちょっとうらやましくもあります。 ちなみに私は来週こないだ受けたステキな会社の最終面談に中途半端な気持ちのまま望みます。中途半端な気持ちだとよっぽど演技がうまくないかぎり何か気づかれて落とされるんじゃないかなーという気もします。まあそれならそれでいいかなー…うーん…いいのかなー…あー考えると胃が痛い… 就職活動は頑張ればどうにかなりそうな勢いなんですが、最近ちょっとガイドブックとか眺めすぎたせいでまた「どっか行きたい病」が再発しまして、ニューヨークとアルゼンチンだけちょっと行ければいーやとか思っていたのがだんだんメキシコとかペルーとか禁断の文明系にハァハァしてきました。 唐突におもしろいサイトの紹介をしますと、私はずっと昔(サイト黎明期)からこの「ズキズキどんぶり」 さまが大好きで、ここのメキシコ旅行記を読むたびに「いいな〜メキシコ…」とうっとりしてます。地球の裏側でもいきなりキャンディキャンディの話になったりするところがステキ。私もバンビとスペインに行ったときは毎晩ミラクルツインズとかホイッスルの水野君の将来の心配とかそーいう話をしてました。環境は変われど人間は変わらず。旅ってそんなもんだと思うし、そんなとこが楽しいと思います。 そういうわけで今「地球の歩き方・メキシコ」をアマゾンで注文しました。あーあ。あーあ。 なんだか自由に音楽ライフをスタートさせてしまった友人の影響もあるのですが、私もちょっとくらいなら会社やめて中南米行ってもバチ当たんないんじゃねーの?と思いはじめつつも、結局のところは、バチ当たんない?よね?うん?という感じで幸運の女神の顔色をうかがいながらビクビクしているというみっともない次第でございます。 そもそも私のなかの勝手な自分ルールで「会社を辞めて放浪に行ってもいい人」という定義は 1)放浪で何かを学んで帰ってくる自信と向上心がある人 2)今の仕事と人生に疲れきっている人 3)これまでの人生のリズムが崩れるのに不安が無い人 と上記のようになっているのですが、私はなにかを学んでくる自信も無いし、今の仕事も普通にやってるし、3が近いけどチキンハートだからいろいろこんごのじんせいがふあんだし…どれにもあてはまらないなー。(こないだ友達に「チキンハートなら辞職よりメキシコのほうが怖いんじゃないか」とか言われたけどそれとはまた別なのだよこわさの種類が〜私の先輩に幽霊は怖くないけど宇宙人は超怖いという人がいたんだけどそんな感じだよ〜)どうなるのだろう私は… そんなわけで人生に迷いつつもだらだらと日本代表をみました 日本代表も人生に迷っていたので「俺だけじゃないんだな…じーん…」みたいな感動…、は今するべきことではなく、退場処分になったミョンボ様の眼力にキュンキュンしてる場合でもなく、ミョンボ様のシャツがジャージにインしてるところにキュンキュンしてる場合でもなく、日本は不甲斐ないな…というどんよりした気持ちだけが最後に残りました。 日本のFW問題はたぶん当分解決されないような気もするので、とりあえず足が速くてクロスの精度が高いサイドアタッカーが欲しい と切実に思います。どっかにいないかなー、そんな快速野郎。