私はひじょうに謙虚で無欲で慎ましいファンなので最初は「ファーストシングルでビデオ作ってくれただけで十分うれしいわい」などと思っていたのですが、こーなると欲が出てきます。次は「Between My Legs」を全編アニメで作るか、「Tulsa」のブランドン・フラワーズ特別出演で再現ビデオを作って欲しいー。
ルーファス来日するからにはそれなりにきっと日本で人気もあるはずなのだなぁ!と思って先ほど「着うた」なるものをしらべていたところ、ついこのあいだまで「I Eat Dinner」と「Across the Universe」しかなかったのに、23曲に増えてた…!!!!! 「リリースザスターズ」の全曲に加えて、以下の10曲が先月より着々と追加されていたようですー。おぉ…。 Cigarettes And Chocolate Milk/Poses/California/Rebel Prince/Oh What A World/I Don't Know What It Is/Go Or Go Ahead/Vibrate/The One You Love/Gay Messiah すごいすごいすごい。もともと着うたってあまり入れたり変えたりしないほうなんですが(ずーっとストーンズの「ラフ・ジャスティス」と「アンダーマイサム」だった)、こんなに追加されると燃えるなぁ。全部欲しい全部。しかしわたしの携帯はドコモ70xシリーズであるため大変容量が少なく、ちょっとしかいれられません。こいつめこいつめ。 ってなわけで、とりあえず好きなものから、「Tulsa」「Between My Legs」「Release The Stars」「Tiergarten」をダウンロード。ちなみに1曲210円。ちりが積もるとけっこうな額になりそうだわ。
しかしウキウキしながら再生してみましたところ、始まり方が……アレ?そこからいきなり?って感じ。特に「Between My Legs」だなんて2番の「Again, I'm afraid of one thing」の「one thing」からいきなり始まるんですよ。何だそりゃー。ふつうにサビからでいいんじゃないのか?? そもそもルーファスの曲ってけっこうサビとの区切れが曖昧だったり、声がもんのすごいのびてたりするから、あんまり着メロには向かないのかもしれない…。いまんとこ4曲の中で着メロとしてのおすすめは「Tiergarten」かなぁ。あと前からあったけど「Across the Universe」は着うたとしてかなりいい感じです。 でも容量さえあればリリースザスターズ以外の曲も設定したい。 携帯電話の曲である「Vibrate」にしてもおもしろそうかと。
あと沈んでるあいだのもろもろ覚え書き。 ■次のシングルは「Rules And Regulations」。 セカンドシングルが出るってだけでも驚きだけど、この曲ってのがまた意外。ポップ路線アピール戦略なのか??白い全身タイツの体操選手みたいな格好して、ムチムチタイツ着た男たちに囲まれてるプロモーションビデオ作るみたいですよ。 ■わーいアティテュード誌の写真がゲイだーほんとうにゲイゲイしいわー 彼のセクシュアリティーが判明したときの家族の反応がおもしろいです。両親が狼狽しているとき、おばあちゃんは電話してきて「あなたゲイなの?そのことについて私と話したい?どうしてほしいの?そのうち平気になるわよね、そうでしょ?」とズバズバ言ったそうだ。かっこいいなぁ。 それから「ルーファスを初めて聞く人にルーファス自身がお薦めする5曲」という質問では、 Foolish Love、Cigarettes And Chocolate Milk、Poses、I Don't Know What It Is、Vibrate、Dinner At Eight、The Art Teacher、Going To A Town、Between My Legs と、9曲挙げていました。なかでも「Foolish Love」と「Dinner At Eight」はぜひとのこと。わたくしもこの選曲は大賛成です…! ■グラマシーコンサート中継音源ハァハァ
それから最近はタルサブームの流れでキラーズをいっぱい聞いてます。最初はあんまり好きな感じじゃなかったけど、聞いてるうちに声もメロディもダサめのシンセサイザー音もクセになってきました。(あとアメリカ腐女子サイト様が「キラーズの『Sam's Town』は明らかにブランドンがルーファスと結婚したいっていう内容だった」と書いてらしたのでとりあえず「When You Were Young」と「Read My Mind」を入手して歌詞の「you」の部分をすべてルーファスに脳内変換してウハウハしたりもしております。今年のグラストンベリー、ルーファスの出演が22日でキラーズが23日だからそのときになんかステキなサムシングがあったらよいな!) そして舞台が日本であるというので「Read My Mind」のPVをつい買ってしまったんですが、どういうわけかガチャピンがおもいっきり出てた…! (→これ) 遠く離れたサイバーシティで異郷の人々や異形の生物とあたたかな心の交流をかわすキラーズ…。曲とビデオが全然関係ないけどメンバーが楽しそうだからこれはこれですごくいいような気がする。(コメント欄で「よくわからんけど緑のやつ が超クール」とかも書かれてた。よかったネ、ガチャピン!) しかし、こういうPVで見るとおなじみの靖国通りドンキホーテ前でさえ妙に特別ロマンチックな場所に見えてきますが、ガチャピンは鮮明画像でどアップで見ると格別おそろしい生き物に見えるな…!!!!
■マイケミカルロマンス武道館公演 の感想を言ってなかった。 前回リズムギターのフランク氏が病気のため急遽帰国してしまった1月の公演を見に行った際、開始が遅れてライブも実質一時間程度でお目当てのフランクがいなかったにもかかわらず、私は非常に感銘を受けて「マイケミはすばらしいライブバンドだ!別にヘタじゃない!」と宣言しましたが、一部撤回します。すばらしいライブバンドではありますが、やっぱりなんかこう…ヘタでした。あーう… 何がヘタってさ…ひょっとしたら私の大好きなフランキーがヘタなんじゃないかとの懸念が一瞬頭をよぎったわけですよ…前回はちょうどフランキーが不在だったから音がタイトに締まって聞こえたんではないのかと…だってあの人あんな走り回って床を転がりまくって前転して弾いてるんだもの…リズムギターに肝心なリズムが保てるわけがないじゃんかよ…。ロックバラード「I Don't Love You」の大事なアルペジオも音を外しまくってたしな…! しかし、そんなのはフランキーのかわいさにくらべればどうってことはありません。サマソニのときは全体の動きがよく見えなかったのですが、今回はよく見えたので、スピーカーにちょこんと座ってるとことか(曲が終わったらスタッフがあわてて降ろしてた)、エンジェル100%。「鳥かごに入れてうちに持って帰って家で育てたいギタリスト」世界ナンバーワンだと思う。
まー演奏はアレって時もあったけど、全体的には花火あり水しぶきありのエンターテイメントな構成でおもしろかったです。席も「2階かよシケてんな」とか思ってたけど、行ってみたら意外と2階の前のほうで真っ正面だったから「お嬢様席」って感じがしました。 ライブは二部構成で、最初はマーチングバンドの衣裳&幽霊メイクでアルバム「The Black Parade」を全曲再現。次の部ではそれ以前の曲で、パンクっぽい雰囲気の盛り上がり。 両方楽しめてお得ではあるけど、さすがに「The Black Parade」を曲順もふくめて13曲全部きっちり再現っていうのはなぁ。ロックバンドならもうちょっとジャムでつないだりとか即興的なあれこれも楽しみたいものです。むしろ、「The Black Parade」の雰囲気を再現するならダンサーとか呼んでミュージカルっぽくおもいっきりパレードしてしまえばよいのに。 二部は普通のロックのライブだったので、フランキーが飛んだり跳ねたり、いきいきしてた。やっぱり彼はパンクっぽいほうが好きなんではないのかな。そしてシメの「Helena」はほんとうにいい曲だとあらためて思った。心の垢が落ちます。歌の話なんだけど、ヘレナが死んでしまったことがなんだかリアルに悲しくなってしまった。「オレの声が聞こえるかい?きみはオレのそばにいるのかい?この車が衝突したとき、オレたちはまた会えるだろう!」って、そんなの、悲しすぎるではないか!死んじゃだめだ!(とちょっと本気になりがち)。サビがあと4回くらい繰り返されたらいいのになー。