2007年01月08日(月) |
はんなり!巻キュイジーヌ |
いつまで京都行ってるんだおまえというかんじですが、雨雪に晒されながらも昨日無事に帰ってまいりました。が、しかし、明日からいよいよまた会社ですよ…もう休みすぎて仕事なんて何にも覚えてないですよ…せいぜい会社への道をどうにか覚えている程度ですよ…鬱だぜ…。
そして水曜また早速マイケミライブがあるため通院を偽って早退するのですが(仕事しろよ…)、もしもつっこまれたときのために何の病気にしようか悩み中。去年ストーンズのときは耳鼻科って言ったけど、ほんとに具合悪いときでもあったしな…。歯医者か眼科か皮膚科かな。歯医者っていうと今後も使えて便利かな…
今日は高校サッカーをぼんやり見ました。高校サッカーのテーマソングって、「振り向くな君は美しい」はもう使わないのかなー。
今回の高校サッカー、そもそも千葉県民としてはずっと前から八千代を応援しておくべきだったのですが、八千代はろくに見ずに終わりましたよ…。今日の決勝はふつーにドラマチックでおもしろかったです。盛岡がPK失敗したときにもう心が折れるなと思ったけど、強かったですね逆転優勝。両得点とも左サイドが見事だった。
しかしすごいよなあみんな高校生であんなに頑張って。私の高校時代なんてギター抱えてサッカー見ながらひたすらぼーっと妄想して終わったよ(今だってたいして変わっちゃいないけど…)。そういやこのまえ高校時代からの友人であるバンドメンバーが別の友人に語っていた高校時代の思い出が非常に美化されていてどうしようかと思った。「え〜そんなクリエイティブな高校生活なんてうらやまし〜い」とか言われてた。私その場の中心人物だったけど、そんな美しいかんじの思い出ではなかったはずだ…。でもそれが美化ではなく人によって感じ方が違うだけだとしたら、同じ体験をしていても彼女は意識上ではそんなに美しい高校時代を送っていたということになるんだろうか…そしたら私なんだか損してる気がするな…
あと今回の高校サッカーはいちいちCMにとぅーりおさんと巻の高校時代がちらちら出てきて気になりました。ふたりとも髪の毛以外はあんまりかわらない。特にとぅーりおは高校時代もやたらと熱そう。
ちなみに京都は最高でした。何あの街。どーなってんの。(興奮)
また行きたいです。女一人旅ってかんじのひとも多かったしなー。
詳しくは今がりがり書いてて力尽きたのでまた明日?。
>はくしゅ
ジェフトリオ温泉!まじですかそんな美味しい企画があったんですか!やべ○ちFCあんまり見ない派なのでうかつでした…。どこかの神がいつかゆーちゅーぶにあげてくださるのを期待しておきます…巻のタオルがうっかり事故ではらりと落ちたりしたらもっと正月早々縁起がよかったですね!
しかも巻胸毛ときましたか…わたし胸毛の障害は最近すっかり免疫ができたと思っていたのですが、巻に胸毛…と思うとちょっと悶々と悩んでしまいます。まぁ下まで繋がってる(…)とかでなければ軽いもんですよ!きっと!うん!
そうだ、京都行こう!とふと思ったので唐突に明日京都に行くことにしましたが行く場所も決めてないし何も用意してません。
あー。どうしよう。うっへっへ。
>はくしゅ
教えてくださってありがとーございます!腹がよじれました!
みなさんもぜひどうぞ↓
Jリ〜ガ〜のバカエピソードをまとめるサイトbakars
(とりあえずアレックスがいないようでホッとした…。)
あべゆうきとやざわともりゆうすけとくりはらはすごい!こいつらほんものだな!と思いました。もう感動の域です。集めてトークショーやったら新世紀のエンターテイメントになりそうですよ。
これ見るとあべがもしレッズに来たらすごい破壊力になりそうですね。
どうしましょうね。
2007年01月02日(火) |
エサイの枝は芽を出し |
オーストリアに絶賛無職滞在中の姉が、例の三つどもえブルズカップに行ってくれるそーです。「2月の夜だよ、寒いよ、ほんとに寒いよ?」と念を押しましたが、「スキージャンプとか見に行ってるから平気」だそうです。確かにそーかもな。「アレックス☆」とかそーいう旗作って送ろうかなー。
それからレッドブル(オーストリアのオロナミンC的存在飲料)飲んだことあるかどうか姉(楽器奏者)に聞いたところ、「あるよーあれ超効くよ。昔オケでブルックナーとか長い曲で、疲れて途中でもう弾けそうになかったときに飲んだらどうにか最後まで弾けたりしたよ」と妙にリアルな体験談が。すごいですねレッドブル。CMみたいな効き目だ。飲んでみたいです。
あとレッドブルは缶は青ですが中身はピンクの怪しい液体で、スーパーで6パックで安く売ってたりして、不良っぽいねーちゃんはそれを朝ごはん代わりにしたりしてるそーです。日本では使っちゃいけない物質がはいってるから今まで輸出してなかったけど今回その物質を使わずに日本向けのを作ることにしたそうです。こりゃますますツネ様広告塔としての期待が高まるな。(あーっと前に拍手でツネ様について教えていただいた方ありがとうございました!!!)
以上レッドブルミニ知識でした。
どうでもいいっちゃあどうでもいい。
今日は新宿バーゲンの旅に出てみました。
L.A.M.B.とかに手出してみたかったんですすいませんという理由で伊勢丹へ、しかし午後から行ったにもかかわらずあまりのひとの多さに終始ぼーっとしたままミーアキャット状態。そのうち人酔いと空腹で気分が悪くなってまいりました。うん、セレブカジュアルとか、むりだよ……
そのあとルミネだの京王だの伊勢丹だの散々歩き回ったのに結局収穫はスカート一枚のみ。無念。福袋とかって買ってみたい気もするけど、社会の悪意がつまったパンドラの箱だったらどうしようと思うとチキンハートな私にはどうも手が出せません。
結局、あまりバーゲン向いてないのかもしれません。
さっきBS2でトニーベネットがいろんなひととデュエットしまくる番組をやっていて、ゲストがエルトンジョンだったりボノだったり他の若手シンガーたくさんだったり、舞台がカーネギーホールだったりしたことからルーファス臭がぷんぷんしたため、「これはルーファス出てもいいんじゃないの!」というなんの根拠もない期待をしまくりながら舐めるように1時間見てしまいました。
ルーファスは私の脳内ビジョンでは出ずっぱりでしたけど、どうやらトニーベネットには招待されていなかったようです。おかしいなあ…(遠い目)。トニーベネットは80歳でもまだ元気そうで「やり残したことがまだまだあるんじゃ〜」とかおっしゃっていたので、ぜひやり残したことのひとつとして一度ルーファスと共演するように!
そのあと続けてマイケル・ブーブレとかいう若手シンガーのライブ番組がはじまり、これもじっくり見てしまいました。若手にしちゃ珍しく最初から最後までスタンダードナンバーの嵐で、若いのにこんなに他人のふんどしで相撲を取っていいんだろうかとも思いつつも、甘い声とおちゃめなトークとはにかみスマイルで楽しかったです。個人的にはもうちょっと毒とクセがあるほうが好みではありますが。ブーブレ、名前以外はいいなあ。今度日本に来たら見に行きたい。
しかし小さめの素敵なホールでジャズバンド背負ってスタンダードナンバーだなんて、ルーファスのカーネギーコンサートのようではないですか。こんなふうにいつかテレビであのコンサートやったりしたらいいのに。だいたい終始どの曲きいても「あーこれルーファスが歌ったらかわゆいだろーな〜」「この部分ルーファスだったらもっとのばして歌うだろうな〜」とか悶々としてたんだわな。ごめんブーブレ。
それにしてもワーナーの最近の若手男性シンガーの売り込みに対する力の入れようはただひたすらうらやましいです。ルーファスも「リリース☆ザ☆スター」記念にワーナーに行ってみればいいのに……。あー気づけばルーファス出なかったくせにルーファスの話ばっかりしてるよこのひと!末期患者め!
2007年01月01日(月) |
おみくじ曰く今年は他人に迷惑をかけるらしい |
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。テレビでうっかりジャ○ーズライブ見ながら年越ししました桐野です。いやー今までまったく知りませんでしたけどあいつらすごいですね。ドームであれだけステージ動かすなんてストーンズ以上じゃないですか?あと男のスカートは個人的に好きです。サッカー選手もみんなスカート履いたらいいよ…
今振り返るのも遅い気がするんですけど、去年は仕事が異動になったり、バンドで悩みまくったり(再結成&ライブ&解散&新バンド結成)、ロシアいったり、うーむ、いろいろありました。ロシアいけたのは本当によかったなぁ…満たされた。
あと個人的に、このサイト始めて以来初めて人前に出たというか、オフでお会いさせていただいたのも去年がはじめてでした。以前なら絶対びびって無理だったんですが。今年もいろんなひとに会って刺激を受けたいなーと思う次第でございます!
2007年って7という数字がついてるだけでいい感じがするので「今年はいいことがありそうな予感がするんだよねー」とかてきとーに言いふれまわっていたところ「こいつおめでたいな」って目で見られました。夢ぐらいみせてくれ。
以下とりあえず書いてみる今年の目標
■転職?
(自信がない!うまくいったらいいな!)
■ニューヨークにいく
(去年も行くとか言っておいて結局ロシアに行ってしまった…頼むよルーファス)
■英会話はじめる
(続くかわかりませんけどとりあえずすぐ始めますよ!)
■バンドをどーにかする
(新生したので今までとは違うアプローチでのびのびやりたいです。曲も3曲くらい作りたいなー。)
■通勤読書生活に戻る…
(ジョイス系、ゼーバルト系、八月の光、青春の門、戦争と平和とか!)
ルーファス新譜とジョジョ映画とスパイダーマン新作がたのしみです。
あとは大きい声じゃいえませんけど素敵な出会いがあるといいですね的な…
2006年12月31日(日) |
ニューイヤーズイブはなにするの |
大掃除しました。
たくさんあるんですけど…捨てられねー!だめ!絶対むり!だってだってやっぱりかわいいんですものドレッド時代!整理ついでに読んでてホワーッとしました…たまらんよ!
ああ髪が違うだけでここまで違うのかしら…
29日は天皇杯見に行きました。
寒いの弱いくせにぶらり軽装で行ってしまったせいで寒くて寒くて寒くて死ぬかと思いました。試合を見ているうちに脳内に鍋焼きうどんの幻想がふわふわ飛んできたりしました。冬の観戦は最低
・毛布/座布団 ・毛糸の帽子 ・靴用カイロ ・水筒に入ったあったかいお茶
これくらい必要ですねやはり。反省。
ハーフタイムに会場で売ってるカップラーメン食べまして、熱湯じゃないしお湯少ないしで普段なら美味しくないでしょうけど、寒さのせいでエルフの食べ物みたいにありがたく感じました。レンバスラーメン。延長戦までいったら寒さで死ぬかもしれないと思ったんですけどポンテがきっちりカタつけてくれてよかった!
試合は、やっぱりワシ闘アレいないと攻撃的に最後のツメが…何度もヒヤヒヤしました。特にアレックスいないと相馬じゃ突破とクロスが物足りない…うぅ…。
でも小野くんにはほんとうに期待です。決勝楽しみだわ〜
試合後はRANAさんに誘っていただきまして、レッズサポの方々の祝勝会に参加させていただきました★ すっごいおもしろくて熱い人たちばかりでした!浦和はすごいなぁ!私みたいなぬるいサポはホントすいませんって感じですよ…だって私よく考えたら今もパルちゃんと寝てますからね…(今日やっと気づいたけどこれって浮気なんだろうか…)
それからアレックス去りし後は細貝もえちゃんのファンになることをお勧めされたんですが…もえちゃんのブログ…わぁぁぁばかだなー!話題がよくわからんし漢字もすくないしほんとにばかでかーわいいな!ばかなこってどきどきするよな…!まぁ今後どう転ぶかわかりませんがもえちゃんには注目したいと思います!
あー今年も終わりだわ。年末の挨拶って好きです。妙にあらたまった感じが。こないだ会社でみんな年末の挨拶しててドキドキしました。ふふ。
それでは来年もどうぞよろしくお願いします。
よいお年を!
2006年12月29日(金) |
ふりかえりみればそこには |
去年別ブログのほうでやったんですけど今年の俺音楽ベストテン。
今年発売とかそーいうのではなく今年はじめて聴いた的な。
■今年の10曲(順不同)
1・Steady Rollin'/Two Gallants
2・Nothing to You/Two Gallants
3・Chelsea Hotel No. 2/Rufus Wainwright
4・C?ur De Parisienne - Reprise d'Arletty/Rufus Wainwright
5・Welcome To The Black Parade/My Chemical Romance
6・Marrow/Ani DiFranco
7・Tears Of Rage/The Band
8・The Worst/The Rolling Stones
9・That's How Strong My Love Is/The Rolling Stones
10・89 Days of Alcatraz/Emm Gryner
1・Steady Rollin'/Two Gallants
順不同とはいってみたものの、おそらくこれがぶっちぎりで今年一番ヘヴィーローテーションでした。旅情と慕情と郷愁のすべてがつまってるこの曲の勢いでロシアに行っちまったと言っても過言ではないです。あとこの曲が一刻も早く欲しかったために禁断の果実itune storeに手を出してしまいました。買いまくりっすよ。
2・Nothing to You/Two Gallants
ゆらゆらふわふわしていて最初から最後までどうしようってくらい好きです。ちょっとGooGooDollsの「Iris」に似てる気がするんですがどうでしょ。
3・Chelsea Hotel No. 2/Rufus Wainwright
原曲も含めてかなりのヘヴィーローテーション。ルーファスバージョンは原曲よりもやさしくあったかく思い出してる感じがして素敵!特に「I need you, I don't need you」の部分がよすぎる。来年はニューヨーク行って本物のチェルシーホテル見てみたいです。
4・Coeur De Parisienne - Reprise d'Arletty/Rufus Wainwright
ルーファスの歌うシャンソン。Want Twoの日本版ボーナストラックだったために、DVD付の米国版を買った私はこの曲を発売より遅れて聴いたのですが、曲が流れて10秒であまりのすごさに金縛りにあいケースをガッシャンと落としましたよ、ハイ。12秒あたりのピアノとヴォーカルの深みのある絡みは何度聴いてもゾクゾクします。
5・Welcome To The Black Parade/My Chemical Romance
一見、勢いのあるロックだけど、実は聴けば聴くほどすごい曲な気がする。騒がしくてアクが濃いのに、ぜんぜん飽きません。アルバムとのコンセプトのまとめかたも素晴らしい。
6・Marrow/Ani DiFranco
レイチェルヤマガタとどっちか迷ったんですけど、こっちで。アーニーさんの他の曲はあんまり知らないんですけどこの曲だけ異様に好きです。三拍子ってときめくなぁ。今年は女性ヴォーカルもたくさん聴きました。
7・Tears Of Rage/The Band
これも金縛りにあったわー。The Bandはどの曲もよいです。
8・The Worst/The Rolling Stones
えーっとアルバム買ったのは何年も前なんですけど、キースヴォーカルの曲の素晴らしさがこの年になってようやくわかりました。これに限らず他のも。やさしすぎます。
9・That's How Strong My Love Is/The Rolling Stones
昔のでなく、Live Licks のライブ版。全身全霊のプレイ、神です。まさに「俺の愛はこれぐらい強いんだよ!」ってのがガンガン伝わってきます。惚れる…
10・89 Days of Alcatraz/Emm Gryner
海外の某サイト様でタダでもらったんですが(不法ですが)、この曲、なんか無性にクセになります。ずっと聴いてても飽きない。Emm Grynerさんについてはよく知らないんですけどカナダのロック系女性シンガーソングライターなんですかね?
ちなみにそのサイト様のおかげで聴く曲の幅がものすごい広がりました。感謝!(不法ですが)
■今年の10枚(順不同)
1・The Black Parade/My Chemical Romance
2・The Throes/Two Gallants
3・what the Toll Tells/Two Gallants
4・Will Die For You (Live At Carnegie Hall)/Kiki & Herb
5・39 Minutes of Bliss /The Caesars
6・Black Holes And Revelations/Muse
7・Elevator/Hot Hot Heat
8・Happenstance/Rachael Yamagata
9・The Band/The Band
10・Shaun Barrowes EP/Shaun Barrowes
1・The Black Parade/My Chemical Romance
いやー正直あんまり前作よりよいとは期待してなかったしネットで試聴したときもそこそこだったんですけど、意外と、すごいですよこれ。じわじわ感動します。
2・The Throes/Two Gallants
どの曲も気持ちよすぎるんでないかと。
3・what the Toll Tells/Two Gallants
トゥーギャランツ好きすぎてごめんなさい。
4・Will Die For You (Live At Carnegie Hall)/Kiki & Herb
オカマふたり組のライブ。ルーファスがちょーっとだけ参加してるからそれ目当てで買ったんですけど、全部よかったです!あんまり英語わからないけど、キキのトークがかわいくてたのしい!
5・39 Minutes of Bliss /The Caesars
さいきん増えてるこーいう踊れて古めかしいサウンドのロックバンドでは彼らが一番好きです。特に「Only You」「Over 'Fore It Started」が異様に好き。「Over 'Fore It Started」、日本語歌詞つけてバンドでやりたかったな。
6・Black Holes And Revelations/Muse
今までのにくらべるとずいぶん丸くなった気がするんですけどやっぱりこのギンギラギンのミューズ節がたまらんです。サマソニもよかった!
7・Elevator/Hot Hot Heat
何も考えずに借りたけど、意外とクセになる名曲ぞろいだった…。おもちゃみたいなサウンドなのにヴォーカルに無駄な色気があってキャッチーだけどなんだか陰気。ステキ。
8・Happenstance/Rachael Yamagata
ガツンときましたよ。オーガニックだぁ。
9・The Band/The Band
神。普通のアルバムでこのクオリティっておかしい。ベストだろこれ。
10・Shaun Barrowes EP/Shaun Barrowes
おまけ。全曲スタンダードナンバーのカヴァーですがよかったです。
2006年12月27日(水) |
根の無い木のように寄りかかる |
噂のクリスピークリームドーナツとやらを食べました。
この店、綴りがCrispy CremeでなくKrispy Kremeなところに愛とこだわりを感じます。英国ロック雑誌KerrangがCoolをKoolを書いたりするように、Cristian GonzalezがKily Gonzalezであるように、やっぱCよりKでしょ、Kの時代でしょ、歴史はKによって塗り替えられていくんでしょ。
日本にはまだ新宿の一店舗しかないそうなのですが、これが、寒空の下で基本1時間待ちというディズニーもまっ青な人気。たかがドーナツ、されどドーナツ。
友達が先に来て並んでくれていたので私は実質並んだの10分くらいだったんですけど、行列のお詫びに無料で配ってたドーナツもらいました。これが本当に焼きたてで溶けそうな状態で、けっこうこの無料ドーナツだけでも満足できました。(そもそも私、昼にポンデリング食べたうえに砂糖はいりまくりのコーヒー5杯のんでぼんやりと気分が悪いという「なんでおまえ夜のドーナツに向けて準備するっていう真摯な態度のかけらも見られないんだよ」的な状態だったんですが…)なんかふわふわやわらかいんだよね…
とりあえずベルトコンベアにのせられて大量にできあがっていくドーナツの群をじっと見るだけでもかなりの癒しでした。ドーナツって幸福の象徴みたいな存在だな…なんかもうキリさんっていつか引退したらドーナツ屋とかやったらいいんじゃないかな…ピンクのエプロンとかしてさ…
さいきん友達に教えてもらったんですが、このひといいです。
ダミ庵・ライ酢。(伏せ字は察してください。
私は今まで知らなかったんですけど、調べたら彼はすでにかなりの注目株のようで、ダニエルパウ太ー・ジェーム酢ブラントに続く天使の歌声!だとか。天使がそんなおっさんばっかでたまるかい、という不平はともかく、それより世間はもっとルーファスっていう絶世のディーヴァに注目しようぜ!と普段からしきりに願っている私としてはちょっとおもしろくありません。
ダニエルパウ太ーとジェーム酢ブラントは天使といっても、降誕劇のためにロウでかためた鳥の羽を背負ってみた天使役という感じですが、ルーファスはリアル天使もご先祖様も召還できそうなイタコもまっ青の歌声だもんね!ふふん!………と思いましたが、これ書いてみると褒め言葉なのかよくわかりませんね。イタコ。うーん。
でもあくまでダニエルパウ太ーとジェーム酢ブラントがきらいなわけではありません。ただただルーファスを必要以上にチヤホヤしたいだけです。
まあ、ルーファス賛美はともかく、主題はダミ庵・ライ酢です。
いちばん有名らしい「The Blowers Daughter」を聴いたのですが、まあ、美しいなあ感傷的だなあ、という感じ。それから新アルバムがここで全曲試聴できるので流しっぱなしにしていたところ、新アルバムのほうが暗くて想像以上に好みだったので、「あーアルバム欲しいかも」とじんわり思い始めた4曲目、「Rootless Tree」でぶっとびました。だってこの曲、美しいメロディのサビのはじめの歌詞が
「Fuck You!Fuck You!Fuck You!」(絶叫)
なんです。ファックって、ちょっとダミ庵、あんた、いくらエモーショナルなシンガーと言えど、いくら心の叫びをストレートに歌うとしても、さぁ。
アナーキーなパンクバンドでもこんなにサビでファッキューファッキュー連呼するのは聴いたことがないです。これシングルカットできそうないい曲なのに、アメリカのテレビで流したらサビほとんど「ピーーーーーーーーーーー」になっちゃいますよ。何考えてんだダミ庵・ライ酢、こいつただもんじゃねえよ!勇者だよ!と思った瞬間に恋が始まった!次第でございます。放送禁止用語から始まる恋。
あとはデビュー作にはいってた「I Remember」も暗くていい感じでした。錯乱気味のダミ庵が「これは愛、これはポルノ、神が俺を赦しても、俺は自分を軽蔑で、軽蔑で、鞭打つ」とかそーいう歌詞を歌いだすと「暗い!いいよ〜ダミアン今すごくいい感じだよ!いい暗さだよ!あっぱれ!」とテンションあがってきます。彼にはあまりマイルドでキャッチーな路線は走らずにどんどん暗さをアピールしていってもらいたいものです。