2006年10月25日(水) |
トゥナイトイズザカインドオブナイト |
今日、帰りの電車が一両すべてナビスコカップ決勝の広告でびっくりしました。ジェフ版と鹿版があり、それぞれ背番号といろいろなキャッチコピー(?)だけが書いてある低予算系広告でしたが、一両すべてともなるとなかなか圧巻。JR東日本もたまには粋なことしますね。(私は寝坊してチケット買いそびれたことを思い出して苦々しく思いましたけどね…!)
何枚か鹿島のが持ち去られていたけど、選手の写真が載っているわけでもないので、不思議です。家に貼ってテンションあげるのかな。そもそも今の鹿島に広告持ち去られるような選手っていたっけか?アレックスミネイロ?
サマソニで大フィーバーだった(このへんの日記参照)トゥーギャランツさんの新ビデオ。
http://www.twogallants.com/theprodigalson.html
まさかの警官コスプレです。お姉さんそういうの大好物だけどね、まさかこの人たちがやるとはね、ちょっとビックリしちゃったよ、うん。本人達の出演が極端に少ないビデオですけど、アダム(gt)がタイソン(dr)に帽子をかぶせてやっているとこは萌えポイントだ。タイソン相変わらず無抵抗。
警官コスプレまでやっておきながら皮肉なことですが、トゥーギャランツさんは最近、テキサスの店の中でライブをやってただけで何故かイカれたポリスに暴行&逮捕されたそうで。イカれたポリスとのひと悶着はyoutubeなどにも映像がそのままあがっていましたけど、ポリスが見るからにヤバく、見るに見かねるもの。
アメリカの警官のヤバさについてはあまり言うべき言葉も見当たらないのですが、いろいろ調べていたら、「散々ポリスと揉めたあとにアダムがひとりで店から出て走って逃げてしまったせいでヘリコプター出動&追跡、ひとり残されたタイソンはパトカー内に無理矢理押し込められ、アダムが捕まるまで一時間半監禁」だったそうで………アダム、お、おまえらふたりっきりのバンドなんだから、ひとりで逃げたりすんなよ!ここは、なんていうか、ヘリコプターのサーチライトが追う夜の街をふたりで息をきらせながら手に手を取って逃げたりするんじゃないの!?体力なくてへばるタイソンを励ましながら「もう駄目だ」って瞬間までふたりでいるべきではないの!?そしてそのままベイビーオレたちは走るために生まれてきたんだぜとか何とか、スプリングスティーン並の勢いで愛の逃避行に流れ込んだりするんでないの!?
あーそんなベタな映画とか見たい…
まあ置き去りにはしたみたいですけどだからといって仲悪くなったりはしてないようなのでよかったです… あとタイソンが警官にねじ伏せられている画像はかわいそうだけどそれはそれでちょっといいような気がした…(←それは危険思想です)
>はくしゅ
(23日)ひゃはーありがとうございます!コメント嬉しいです
グダグダですがこれからもよろしくおねがいしまっす
2006年10月21日(土) |
血の中に嵐を巻き起こすんだよ |
テスト開始時に「先生、我那覇くんがまだ名前書き終わってません!」みたいなことはなかったんだろーか…小学校とかで…
■浦和vs川崎
さすが上位争い、緊張感があって本当に見ていて楽しいですね…!いや、楽しいというか、ヒヤヒヤというか…とにかく高確率でロスタイムに寝る私が寝なかった。(それもどうか)
まー勝てはしなかったけど結果的には点差も縮まらず、でよかったと思う…。ひとりしか選手変えてない川崎が最後あんなに元気に攻めてるとなると(最初から走りまくってた闘莉王はさすがに力尽き気味でしたね)、もうすこし試合が長かったら点とられてたかもですよ。恐怖。
あー、鈴木啓太の後ろ髪を見るたびにあの髪をリボンで結んでペテルブルグの森に馬車で決闘しに行けばいいとムラムラ思うのですが、川崎の森とかいう人も一緒に決闘したらいいと思った……ていうかもうみんな決闘すればいいんだよなぁ−……(病気
BSでやってる「わんだふる紀行」とかいう、ゴールデンレトリバーと毎回違う芸能人がカヌーでのんびり各地の清流下りをする癒し系番組を見ていたら、元ベガルタの岩本が出てました。
この番組、犬がカヌーが嫌いでいつも必死に舟から降りたがってる時点でもう企画倒れだと思っていたのですが、なんだか続いてますね。最後の夕暮れのしんみりするシーンで、犬がカヌーから必死に降りたがってるのに「コタロー、また来ような」とか話しかけたりしてるのを見ると、別の意味でしんみりします。
でも今日の岩本はけっこう犬とうまくやってました。犬もカヌーに慣れてきたのかな。特にカヌーが浸水して沈みそうになって犬が岩本に必死にしがみついてるとことかマジで萌えました、アドレナリンってこういうふうに出るんですね!っていうのがリアルにわかるレベルで興奮しました。なんていうか…ゴールデンレトリバーが愛くるしいのは当然なのですが、色男+大型犬って最高にうっとりする組合せですよね…(ポイント:犬は大型じゃないと駄目です)。岩本にもうっかりときめいてしまいました。
岩本が出るのなら今度は鈴木啓太とか永井とかタナタツとか長谷部くんとか出ればいいのにと思います。そして犬をよしよししたり犬に翻弄されたり犬に甘えられたりボートから落ちてぐしょ濡れになったり水もしたたるなんとやらっぷりを存分に発揮したりすればいいよ…!この複雑な気持ちを15文字でまとめると「永井のセクシーシーンが見たい」…(病気
今日は9月に収穫したひまわりの種をひたすら選別したりしてました。ちばぎんカップで配られてた種の二代目です。1本の花から1000粒ぐらい取れた。すげーなひまわり。
春に植えたひまわり達は、芽のうちに父に踏まれたり、虫に食われたり、病気にかかったり、虫に食われながら病気にかかったり健気っぷりをこれでもかと見せつけてましたが、夏には立派に咲きましたよ!10個の種のうち、おおきくりっぱに育ったのは1本でしたけどね!(あとは小さめのが3本、残りは自然淘汰…世話してこの確率だよ、自然って厳しい…)
それからひまわり跡地にチューリップかポピーを植えようと思って土を耕していたところ、地中からいきなり蜂がとび出て来てすごい驚きました…。調べたらジガバチとかいって地中にすむ蜂らしい。そんなのいるんだなぁ。はじめて知った。ファーブル昆虫記すげぇ。ひとつ賢くなった。
まーそんなかんじでダウナーな日々ですが土いじりに癒されたりしてます。胃とか痛くなってきたのでギリシャ人の誘いは病気だから無理とか言って断りましたよ、病気ってのはある意味真実ですけど、ものすごいひどい断りかたをしてしまいましたよ、もー電話が怖いから携帯電源きりっぱなしですよあっはっは桐野さん悪人だなぁ慣れないことはするもんじゃないわ消えたいわー………あーもう胃が痛い……
それで友人ブリさん(今や立派なイングリッシュティーチャー)に電話で告解。告解というか生徒指導というか…ブリさん最高だー><
>はくしゅ
メッセージありがとうございます!文芸坐デビューしたかったのですが結局いかずじまい(TT)そしてギド遭遇うらやましいです!遭遇率はツチノコみたいなものかしらと思っていたのですが本当に現れるのですね…。
わぁぁゴハン賛成です☆日記は暗くともロシアに関してはかなりバーニングですよ!
2006年10月20日(金) |
愛およびその他の亡霊について |
▼マイケミ新作。
http://www.theblackparade.com/
えええ〜ひょっとして全曲フル試聴可能なんじゃないの…!
もったいないからあんまり聞いてないけど全体的にベタベタした感じですなぁ。音質のせいかもしれないけど。うぇるかむとぅーThe Black Paradeと DEAD! がすきですよ!
仕事でいろいろとお世話になり、先日チームを離れた人と送別会で再会したとき、なぜか覚えのない封筒を預かる。「けっして家に着くまで開けては駄目ですよ」との言いつけを守り、さっき見たんですが、中身は
自作の4コマ漫画の小冊子が5冊。
ど、どーなってんだ。一冊30ページくらいはあるし(コピー綴じ)、何気にNo.10とかNo.15とか描いてあるからすくなくともあと10冊あるのかよ!詳細はまったく知らされずに渡されたのでよく事情はわからないのですが、日付を見るとどうやら10年以上前から描き溜めている様子。たしかに卓越しておもしろいひとではあるんだけど、人の趣味って言うのは本当にわからないものだ…
画風は和田ラ○オ系で(トーンとかちゃんと貼ってある)、総じてシュール。二次創作の類ではなく、登場人物は古今東西老若男女。血はダラダラ出るし、世間に顔向けできないような下ネタも多し。きれいな嫁さんもいて仕事もできる33歳がこんなものを公開していいのか?
ちなみに私が一番気に入ったのは、池田屋に押し入った新選組が池田屋にいた毛深く無害そうなモンスターが急に何か吐きだしたのを見て「消しゴム食べてたのかよ…」と気遣うところだ。最高だ。最高すぎてもうどうしたらいいのかよくわからないくらいだ。
2006年10月19日(木) |
けっして、誰とも、今後一生をかけてでも |
絶不調です。
いっそのことマドンナの養子になりたい。
仕事は全然問題ないというかむしろ仕事中こそ非常に安泰なのだけれど、それ以外がてんで駄目だよ……なんというか、あらゆることにおいて自滅だ……ほぞきかずこがそのうち水星の人は大殺界がくるとかゆってたけどこれではないのかな……
(とゆーわけで暗いです)
今日ウルジャンと一緒に血迷ってこんな本を買ったのだけど、うっかり気を抜くと挿絵の顔が全部平山相太に見えてくるんだよね… いや、いい絵だと思うんだけどさ…なんかこう…平山の影がよぎるんだよな…話し方のマナーについて平山と学ぶっていうのもなんだかいまいち気乗りがしないのだよなぁ…これも大殺界か?大殺界なのか??
最近のあまりの絶不調ぶりとロシアで英語が衰退しているのに気づいたショックから、新しい世界でも開こうかと思い立ちまして、このあいだ社会人向け英会話サークル的なものに参加してみたわけですよ。「ロシア人がいたらいいな〜」とか特に何も考えず学生のノリで行ったのですが、行ってびっくり、トンネルをくぐるとそこは出会い系だったよ。まーみんな社会人だし一応まともそうな人が来てるんだけどさーそれでもやはり雰囲気が期待したほどアカデミックでもカルチュアルでもなかった…
そんでぼーっとしながらポップコーンを毎秒1個の速さで食べてたら、その場にいたギリシャ人に熱心に話しかけられて、非常に熱心に話しかけられて、私は前日にネットで外人に騙されて金巻き上げられた話とかを散々読みまくってたせいで「わーまじこえええ」と思い人を見たら泥棒と思うことにしていたのですが、非常に熱心に誘われたので何となく今度映画なんぞを見に行く約束をしてしまい、なんだか今もう地上から消え去りたい気分ですよ。そもそもギリシャ/トルコ/ブルガリアその周辺はヨーグルトが食べられない私には鬼門ゾーンじゃないのか。どうなんだ。あいつらごはんにヨーグルトかけて食べたりするんだぜ。エイリアンの手先だよもうその時点で。そして私も私、特に気乗りもしてなかったくせに「あーギリシャ人とかが登場したら私の最近下りっぱなしの人生もちょっと方向が変わるかもしれんな」とかそれくらいの理由で適当に、しかし非常に高慢に承諾してしまったわけですよ。いやまぁちょっと一緒に出掛けるだけだからそんなに深く重く捉えることでもないんだろうけど私はもともとあまり軽やかな行動ができないタイプですし、現在非常に沈み込んでいるために「恥知らず恥知らず恥知らず!」「死んでしまいたいわ、だって何もかも汚らわしいんですもの!」などとカラマーゾフ調に自分を責めたりして何時間か遊んでしまうわけです。救いようがない!
それで今度日曜一緒にごく健全な映画なんぞを見てきます。映画ってなんだよ、みんな映画がそんな好きなんだろうか、全世界であらゆる口実に使われる映画、映画って何のためにあるんだろうか、よくわからない。私は本当は池袋でロシアの監督ソクーロフのオールナイトで父と息子のインセストという相当な禁忌で暗い暗い映画をすっごく見たかったわけなのだけど、代わりにごく健全な映画なんぞを見てきますよ。あああそのへんもなんだか納得がいかない。だって父と息子のインセストってすごくないですか、人類がいけるとこまでいってしまう感じがしませんか、絶対そっちのほうがおもしろいとおもうんですけど!
海外組系報道。「チームは負けたけどフル出場」ではなく「フル出場したのにチームが負けた」っていう感じになりはしないものか。
2006年10月15日(日) |
レット・ミー・ダウン・スロウ |
播戸の背中の「BANDO」を「BAND」にしたいんだけどさ……(独言
おおっと、なんだかひさしぶりになってしまった(ので、数日分まばらに書いといたのを埋めました…。)
核実験で落ち込んだり、ナビスコ決勝チケット買い忘れで落ち込んだり、暗い映画の見すぎで落ち込んだり、それに加えて暗い本も読んで更に落ち込んだり、会社が忙しかったり、その反動で癒しを求めてうっかり某サイト巡りに再度はまってしまったり(危険だよ…本当に危険だよネットサーフィンは…睡眠時間も削られるし日中もぼーっとするし妄想癖ばかり強化されるし急にニヤニヤして「大丈夫桐野さん?」みたいな…うわー…本当に危険だ)、なんかいろいろと落ち込んだりしてたら日々が過ぎていましたよ……浮上!浮上!
2006年10月14日(土) |
国際交流にいそしんでいる場合ではない |
携帯の待ち受けが自家製ルーファスウェインライトなんですけど、今日それをちらっと見た人に「誰それ?彼氏?」って聞かれた。
ルーファス彼氏!
ルーファス彼氏!
ルーファス彼氏!
ルーファス彼氏!
(脳内スタンディングオベーション)
うぅぅ…萌えすぎて気持ちが悪いぜ…ふふ……
なんだこの嬉しさはどこからくるんだ……あまりに嬉しい自分にむしろ自分でちょっと引いたというか……ああでもちくしょう、肯定して捏造エピソードのふたつやみっつしとけばよかった……
近頃、週2、3回、会社の昼休みに古本屋に行きます。
やはり社会人になっても、古本の匂いや「馬娘婚姻譚」とか「江戸時代の呪詛」とかそーいうタイトルにドキドキする自分を否定できないわけです。ワオ!悪趣味!
そして今日はアンドリュー・ワイエスの図録を発見。1995年に日本でやった企画展の図録なのに、150点近い名作ぞろいの充実ぶりで、全ページカラーで全作品に作者自身の解説付き。かなりゴージャス。
値段がついてなかったのでおばちゃんに聞いたら「入ってきたばかりだからねー、1000円でいいや」とのこと。古本でも2000円はするんじゃないかなーと思っていたのでお買い得でした。
アンドリュー・ワイエス、このひとの描く、丘、木々、塗装の剥げた壁、枯れ草、雪の吹きだまりなんかをぼんやり眺めていると、興奮するのか落ち着くのか、よくわからないけど心が乱されます。ペンシルバニアにもメイン州にも行ったことないけど(モノポリーで土地買った程度だぜ)、懐かしい気すらしてくる。一度にあまりたくさん見ると感傷に浸りすぎて涙腺が緩んでしまうようだ。恐るべしロマン。
自分が一番好きなのは、「春」という題の、寒々とした丘の雪の吹きだまりに全裸の爺さんが埋まってる絵です。リアリズムが売りな画家にしてはめずらしくシュールな作品。青白い爺さんの痩せた脛なんかがむき出しでどちらかというと気持ち悪い絵なんですけど、全体の空気が透き通ってて、孤高の美しさがたまらない…!今日買った図録にも載ってて嬉しかった!
作品解説、画家自身の言葉ははじめて読みましたけど予想以上におもしろかったです。自分の作品の相当の愛情と自信を持っているのがにじみ出ていて、文体がかなり詩的。派手なベッドカバーに寝てる長身の黒人の爺さんを、幼いときにもらったクリスマスプレゼントに例えるなんてのは常人にできる技じゃあないよ…。やはり感性の成せる技か?
しかし、いくら多作な画家とはいえ、日本人の個人蔵多すぎる。。。
バブルか?これがバブルなのか…?