金色の夢を、ずっと見てる

2009年06月28日(日) 土日の事。

土曜日。

この日は、ユウは朝から義実家へ。本当は保育園に預けて家の掃除などしようかと思ってたんだけど、数日前にお義母さんから
「土曜日、何も予定がないならユウちゃんをどこかに連れてってあげたいんだけど、いい?」
と連絡がありまして。じゃぁぜひ、とお願いする事にしました。


10時半位に義実家に預けて、私は久々のエステへ。先月末に行く予定だったんだけど、急用が入ってキャンセルしたっきりになってたのです。季節メニューだという、毛穴クレンジングをメインにしたコースをやってもらいました。しかも今月1回目のお客さんにはサービスで足の加圧マッサージもできますけど、やってみます?との事。おもしろそうだったのでお願いしました。

膝上まである銀色のブーツみたいなのを履いて、スイッチオン。プシュー!と空気が送り込まれ、つま先から膝上に向かって5段階ぐらいに別れて包み込むように圧迫されます。最後に全体をギュ〜ッと締め付けて、プシュ〜と空気が抜ける。その繰り返し。圧迫しては開放するってのを繰り返す事で、血流やリンパの流れが良くなってむくみや冷え性に効くんだそうです。

それが終わったら、膝下のマッサージ。気持ちいいんだけど、人にそんなに時間かけて足を触られる事ってあんまりないんで、なんか照れました(笑)確かに、終わったらちょっと足がすっきりしてた…かも。考えてみたら、私は冷え性もないし足がむくむような事もあんまりしてないからな(^^; 立ち仕事の人とかがやってもらったら、もっと効果が実感できるのかもね。


エステの後はちょっとスーパーで買い物して、ついでに向かいにあるミスドにも寄る。5月にあれこれ新商品が出てたんだけど、なかなか機会がなくてまだ食べてなかったんだよね。明日の朝食のパン代わりと、義実家へのお礼&手土産としていくつか買いました。モスとコラボしたハンバーガーみたいなドーナツも、やっと買ってみました。それから同じ通り沿いにあるモスでドライブスルー。こちらでもミスドとコラボしたドーナツバーガーを買う(笑)


帰ったら、ハンバーガーで昼食にしました。録画してたドラマを見て、ついでに次郎君がレンタルしてきてた『おくりびと』を見ながら洗濯物をたたんでたら、久しぶりにマキから電話がかかってきました。ヒマなのでリリちゃん(生後9ヶ月)連れて遊びに行っていい?と。もちろんどうぞ〜と快諾し、マキが来る前に急いでちゃちゃっと掃除。

会うのは3月にミヅキんちで集まって以来かな?その頃はまだ寝返りするだけだったリリちゃん、もうとっくにハイハイするようになってて、つかまり立ちもマスターしてました。あいかわらず目が大きくてラブリーv ちょうどさっきミスドを買ってたので、コーヒー飲みながらおやつタイム。以前、ハニーオールドファッションってのがあって大好きだったんだけど、いつのまにかなくなってたんですよ。それに似た感じで、新商品のクッキークルーラーのハニーがおいしかったです。


次郎君も帰ってて家の前で何やら作業をしてたのですが、途中でちょこちょこ会話にも参加。基本的に子供好きな人だし、マキともとっくに顔なじみなので
「うちはそのぐらいの頃はこんな感じだったよ〜」
とか言って普通に加わってました。うちでユウの台所侵入防止に使ってたベビーサークルの話をしたり、あーだこーだと盛り上がっててふと気付くと夕方6時!マキの所は旦那さんが大体毎日遅いらしいんだけど、今から帰ってぼちぼち夕飯やお風呂の支度をしてればちょうどいいかな?という事でお開きにしました。

チャイルドシートですごく汗をかく…と言ってたのでうちで使ってたチャイルドシート用の汗取りパッドと、さっき話したベビーサークルを貸し出す事になりお持ち帰り。うちに2人目ができたら返してねって事で(笑)



その後、次郎君がDVDの返却のついでにユウを迎えに行ってくれました。実は『おくりびと』が途中になってたので、もう1回借りてきてと言ったら
「……いいけど、金払えよ」
せこっ!!(笑)4枚で1,000円でしょ!?いいじゃん、250円ぐらい。
「わかったよ、出すよ!」
とは言ったけど、多分踏み倒すね(笑)



夜、2人が寝た後で『おくりびと』の続きを見ました。おもしろかったんだけど、終わり方がちょっと…なんかもうちょっと欲しかったなぁ。あと、普段の会話のシーンとかはかなりトーンが抑え目なので音量を大きくして見ちゃうんだけど、途中でオーケストラとか怒鳴り声とか唐突にボリュームが上がるシーンがあるので、そこだけ急に音が大きくなってビクッとしちゃうの。あれはどうにかならないもんかね。

見終わって、DVDをケースに戻すついでに次郎君が他に何を借りてきたのか見てみたら、なぜか宮部みゆきさんの『長い長い殺人』があったので驚く。これって映画になってたの?と思いましたが、どうやらレンタル用のDVD作品(……いわゆるVシネマ?)らしいです。いや〜次郎君は小説とか全然読まないし、私が宮部みゆき好きだって事も多分知らないので偶然なんだろうけど、本当にビックリしました。


…で、せっかくなので見ました(笑)2時間ぐらいあったのでどうしようか迷ったんだけど(その時点で深夜1時)、でも今日見ておかないと返却までに見る時間は多分ない。いいや、明日は日曜だし!と。


えー結論から言うと、やはり原作ファンにとっては微妙(苦笑)疑惑の犯人に谷原章介、それを追う刑事と探偵が長塚京三さんと仲村トオル…とキャストは悪くないんだけど、あの作品って『登場人物達の財布が出来事を語る』っていう設定が斬新で面白かったんですよ。財布それぞれもキャラがあって。でも映像化されちゃうとやっぱりどうしても人が中心になっちゃうから、原作ではほとんどそれで話が進んでたともいえる『財布の語り』がほとんど出てこないの。

普通のサスペンスというかミステリーとしては充分面白かったんだけど、原作の面白さがちょっと活かしきれてないように感じられて残念でした。今回だけじゃなくて『理由』といい『ブレイブ・ストーリー』といい、宮部作品の映像化はどうも難しいな。せっかくだから『クロスファイア』も借りてきてもらって見てみようかな。




日曜日。

寝たのが3時過ぎだったので起きれずにダラダラ。9時過ぎに目が覚めたらしいユウにちょっかい出されて起こされ、2人でベッドの中でしばらく遊んで、結局ちゃんと起きたのは10時近く。次郎君はとっくに起きてました。


一応次郎君に聞いてみたけど、やっぱり昨日の『長い長い殺人』は宮部作品だと知ってて借りてきたわけではないようです。
「仲村トオルが主演で、なんかサスペンスっぽくておもしろそうだったから」
だって。いや、主演と言えるほどメインの役かどうかは微妙…でもまぁ最終的に犯人を追い詰める役どころではあるから、主役級といえば主役級ですね。

ていうか、聞いた事もない作品を『おもしろそうだったから』というだけで借りてくるほど、ヒマなのか?自営業としてはあまりありがたくない状況だな、それは(--;




夕飯に豚の角煮を作ってみました。ていうか正確には、昨日から作ってました。合わせ調味料を作って、表面を軽く焼いた豚バラブロックを圧力鍋で煮る事15分。浅めの器に移して冷蔵庫で1晩冷やして、固まった脂を捨てて温めついでに再び軽く煮る。普通なら1〜2時間煮込むものらしいんですが、圧力鍋で挑戦したので煮時間は15分。でも結局食べるのは翌日になるんで、手間がかかってるんだかかかってないんだか(苦笑)

でもレシピに『1晩冷やして、固まった脂を捨てる(←意外と多い!)』って書いてあったの。『意外と多い』とまで書いてあると、捨てなかったら脂っこくて辛いんじゃないか?って気がしてさ〜。

初めてにしてはよくできたと思うんだけど、ちょっと甘味が足りなかったかな?蜂蜜を入れたんで砂糖を控えめにしたんだけど、控えすぎたかも。あと、スジ…っていうか肉の繊維がどうしても歯に挟まる感じ。これって長く煮込めば柔らかくなるんでしょうか。また挑戦してみよう。


それにしても、圧力鍋ってなんか怖い(苦笑)シュンシュンなってる横で調理してると、何かの間違いで鍋が爆発しやしないかとちょっとビクビクしちゃいます。慣れれば平気かな?



2009年06月26日(金) ファンじゃなくてもショックだ。

最初にニュースを見た時は何かの間違いかと思ったんですが、本当だったんですね。

あまりにも突然だった、マイケル・ジャクソンの訃報。



中学の頃、友達の家にマイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』のカセットがありました。まだCDよりカセットが主流だった時代です(苦笑)それは友達が持ってたわけじゃなくて、彼女いわく
「なんでか家にあった」
との事だったので、もしかしたらご両親とかが買ってたのかも知れないけど、とにかく中学1年の私達が聞いてもカッコいいと思いました。

その頃、給食の時間の校内放送で生徒のリクエストした曲を流してくれるコーナーがあったんです。で、『スリラー』の中にイントロに犬の鳴き声が入ってる曲があって
「これを流してもらったらウケそうじゃない?」
という話になり、当時2人で愛読してた雑誌のキャラクター名をPNにしてリクエストした事がありました。かかった時は、曲がどうこうよりも
「リクエストしたの誰だ!?」
という事で教室中が大騒ぎになったのを覚えてます。

曲名とかは全然覚えてないんですが(判る人いたら教えてください)、私が初めてマイケル・ジャクソンというアーティストを知ったのは、その時でした。




高校の頃、体育の授業で創作ダンスがありました。適当に仲のいいメンバーで6〜10人ぐらいのグループを作り、選曲から振り付けまで全部自分達でやって発表する。好きな曲を適当につないで使うんですが、そのダンスのラストにマイケル・ジャクソンの『Heal The World』(だったと思う)という曲の最後のサビの部分を使いました。今でもなんとなく歌えます。



『スリラー』のPVでゾンビの群舞の1人が振り付けがうろ覚えみたいで踊りきれてない、という話を聞いて友達と探して大笑いした事もありました。特にファンだったわけではないけど、その私でも学生時代の思い出の中に彼の楽曲があります。ここ数年は音楽以外の事でニュースに上る事が多かったように思いますが、やっぱりすごい人だったなぁ…と。



整形とか黒人コンプレックスとかいろんな噂が囁かれてるけど、それもなんだか切ないなぁと思います。あれだけの成功を収めて、音楽界にものすごい影響を与えて、そんな人でも逃れられない何かがあったのかなぁ。日本人だって有色人種だけど、同じ肌の色の人間ばかりが暮らす単一民族国家では、その肌の色をどうこう思う理由もない。

オバマさんが大統領になって大騒ぎしてた時でさえも
「彼は黒人と白人のハーフだから、純粋な黒人ではない。我々の本当の苦しみは彼でもわからない」
とテレビの前で語っていた黒人女性がいました。白人が多数を占めていて、肌の色が違うというだけで迫害された歴史のある、そして今なおその名残が残る国で黒人として生きるのはそんなに大変だったんだろうか。



今はそういう事からも開放されて、安らかな気持ちでいられるのならいいなと願うばかりです。昇り詰めた人間にしかわからない苦労や辛さもあったんだろうけど、コンサートを前に熱狂するファンの姿を見て、少しでも幸せを感じてくれたのならいいなぁ。


ご冥福をお祈りいたします。



2009年06月25日(木) 今日の出来事2件。

その1。

保育園から帰る時に、いつも園庭の隅っこにある小さな滑り台をすべってから帰るのが日課のうちのお嬢さん。今日も滑り台に近付いていくので、いつものように
「1回だけよ?」
と言ったら
「うん!」
と頷いて滑り台に上りました。

ところが、今日は思わぬ障壁が。

大体、この時間帯はいつも年中〜年長さんの子達が園庭で遊んでるんですが、いつもは彼らにとっては小さいため見向きもされずに忘れられてるこの滑り台に、なぜか今日は複数の子がいたんですね。で、ユウが階段上ってさぁ滑ろうとしたら、滑る方から年中さん(多分)の女の子が逆走して上ってきちゃったんです。おまけに、後ろの階段の方からも同じぐらいの女の子が上ってきちゃって
「早く行って〜」
と急かされちゃった。

早く行って、と言われても、前に人がいたら滑れない。かといって引き返そうにも、すぐ真後ろに別の女の子がつかえてて動けない。そこで立ち上がって順番を譲るという発想はまだ3歳児にはないようで、どうしていいかわからずに完全に固まってしまいました。


しばらくは
「どうするかな〜」
と思って見てたんですが、3すくみみたいになっちゃって誰も動けない。っつーか、これは普通に考えたら逆走して上ってきた子がいけないんだよね?でもこれはちょっと親の贔屓目が入ってそう見えるのかもしれないけど……その逆走してきた子は、ユウが困ってるのをわかっててわざと通せんぼしてるようにも見えるんですよ。顔が楽しそうなの。

さすがにもう助けた方がいいかな?と思って近付き、ユウに
「おねえちゃん達にすべらせてってお願いしようか」
と言うと、うんと頷いて小さな声で
「すべらせて」
と言ったのですが、前に立ちふさがってる子は避けてくれない。


え〜……正直に言います。イラッと来ました(苦笑)心の中では
「どけやコラ」
と毒づきつつも、あくまでもユウに向かって
「もう1回お願いしてみようね」
と声をかける。ユウが頑張って
「すべらせて!」
とさっきより大きい声で言うのと、近くにいた保育士さんが事態に気付いて
「あ!コラ、○○ちゃん!」
と声をかけてくれたのが同時でした。


「○○ちゃん(←逆走してきた子)、危ないから反対から上っちゃダメっていつも言ってるでしょ〜?□□ちゃん(←後ろから急かしてた子)も、前の子に近すぎ!ちっちゃい子が間で困ってるでしょ!?」


保育士さんに言われた途端、2人とも
「あ、やべ」
みたいな顔をして、後ろにいた子はちょっと下がり、前にいた子はユウの脇をすり抜けて後ろに回り、おかげでユウはそのまま滑り降りて私の所に走ってきたわけですが……



う〜ん、なんというか、自分が子供を持ってからずいぶんマシになったと思ってたんですが、私の生来の子供嫌いは完全になくなったわけではなかったようです(苦笑)その2人だって悪気があったわけではないのだし、別にユウが危害を加えられたというわけでもないのに、一瞬本気でイラッとしましたからね。保育士さんが声をかけてくれるのがもう少し遅かったら、多分私は周囲の人に聞こえないぐらいの声で
「いい加減にしなさいよ、どきなさい」
って言ったと思います。当然、笑顔なんてナシで。あぁ我ながら大人気ない。






出来事その2。

夜、ユウがしまじろうのDVDを見たいとゴネ始めました。テレビの上に乗せてあるDVDを自分で取ろうとして、手前の縁に腰掛けるように置いてあった小さな猫の置物を落としたんです。私が
「あ!」
と言ったのでユウも
「しまった!」
という顔になり、DVDに伸ばしていた手を引っ込めました。

「ネコさん、落ちちゃったよ」
と私が言うと『うん』と頷く。
「こういう時はなんて言うの?」
と尋ねると、ちょっと考えてから
「……おちたよ」

いやそうじゃなくて(苦笑)私はそこで『ごめんなさい』という言葉を引き出したかったのですよ。目の前で起こった事をただ報告されても…とつい笑いそうになりながら
「おちたよ、じゃないでしょ?なんて言うの?」
と重ねて聞くと、う〜ん……と考えて、あ、と何かに気付いたような顔をして言いました。





「おちました!」





そうじゃない!(笑)誰が丁寧語に直せと…と今度はこらえきれずに笑ってしまったんですが、考えてみたらいつのまに『丁寧語に直す』なんて事を覚えたんだろう?

どうやら、『落ちた』じゃなくて『自分が落とした』事を自覚してないようだったので、
「ユウの手が当たったからネコさん落ちたんだよ。こういう時はごめんなさいって言おうね?」
と言ったら素直に
「ごめんなさい」
と言えたのですが、本当に語彙が増えたんだなぁ…と妙な風に感心してしまいました。


そういえばこの前実家に行った時も、両親の車がそろってたので私が
「あれ、お父さんいるのかな」
と呟いたら、それを聞いたユウが
「じいちゃん、いるかもしれないね!」
と言ったので笑ったんですよね〜。まぁ確かにその時のお目当ては父だったんですが(前日が誕生日だったのでお祝いにお刺身を買って行ったのです)、今まではこっちの言葉を繰り返すだけだったのに、いつの間にかちゃんと自分の言葉でしゃべるようになってました。子供の吸収力ってすごい。


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咲良 [MAIL]

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