金色の夢を、ずっと見てる

2009年01月12日(月) 最近、まわりがベビーラッシュ。

今日は、午前中からちょいとお出かけ。リナと一緒に、昨年11月に出産したミホリンの所に遊びに行って来ました。

出産直後にも病院に行ってるんだけど、4人部屋だったのであまりゆっくり話せなくて。ちゃんとお祝いも持って行きたいし、せっかくリナが里帰りしてる間に一緒に行こう!と計画しました。


事前に住所と行き方をメールで聞いておいて、リナの車1台で。もちろん2人とも子連れなので、リアシートにチャイルドシート2つ設置して、その間にリナの長女しーちゃん(4歳)が座る。3列シートの車だから出来る事ですな。判りやすい説明のおかげで迷う事なく行けたのですが……行ってみてわかった驚きの事実。



ミホリン、最初から向こうのご両親と同居だったのね(汗)



いや、確かにメールでも
『角を曲がったらすぐ右手にある、古風な一軒家です』
と書いてあった。だから、新婚さんなのにアパートとかマンションじゃなくて一戸建てなのね…とは思ってた。

でも、それを言うならうちだってそうなわけで(苦笑)てっきり、うちと同じように一戸建ての貸家なのかな〜と思ってたんですよ。そしたら、玄関上がって
「こっちにどうぞ〜」
と案内される途中の部屋におじいちゃんが!一瞬
「え、来客中?」
と思ったのですが、通された部屋がどう見ても“一家のリビング”ではなくてミホリンが寝起きしてる部屋。なんつーの、友達の家に遊びに行って友達の部屋に通された感じ。こ、これはもしかして……と思ったら、さっきのおじいちゃんは旦那さんのお父さん。結婚当初から同居なんだそうです。


…そういえば、行く前に『みかん、いる?』とメールしたら(近所にみかん農家が多いので、我が家にはもらいもののみかんが食べきれないほどある)
『いるいるー!妹さんがみかん大好きなのよー!』
って返事が来てたっけ。その時も
「ん?妹さんって、旦那さんの妹さん?」
とは思ったんだよね。気軽にお裾分けに行くぐらい仲良くしてて近くに住んでるって事かな〜と思ってたんだけど…一緒に住んでるんですね、この様子では。


予想外の事にちょっと焦りましたが、ミホリンいわく
「お義父さんもお義母さんもすごくいい人で、良くしてもらってるよ。居心地いい」
との事なので、本人がしんどくないのならいいか。(……本当はすっごいイヤだけど、外で会ってるならともかく家の中にいる時には言えない…って可能性もなくはないが)


もうすぐ生後2ヶ月のちまちゃん(仮名)は、ちっちゃくてかわいかったです。お祝いに買っていった服も、喜んでもらえたようで良かった(^^)旦那さんはあいにく出かけてたんだけど…っつーか、うちらが来るので遠慮して席をはずしてくれたようです。いや、そんな気を使ってもらわなくても…まぁ正直言うといない方がおしゃべりは気楽なんだけど(笑)せっかくだから、旦那さんがどんな人なのかってのもお話してみたかったというか。


2時間ほどでおいとましてきました。帰宅したら、私はユウ連れて地元のイベントに参加。木や竹でやぐらを組んで火をつけ、注連縄とかのお正月飾りや鏡餅を焼く『どんどや』という行事です。地方に寄って呼び方がちょっと違うみたいだけど、『どんど焼き』っていう所が多いんじゃないかな?

正直言うと別に行きたくはなかったんだけど(苦笑)次郎君が中心メンバーの1人でもあるし、お義母さんいわく
「結婚して地元を離れた人でも、どんどやの時は子供連れて帰ってくるのよ〜」
という程の(地元民にとっては)大イベントらしく、よっぽどの用事がない限りは参加しないわけにはいかないみたいなんだよね。

そのために、ミホリンちに行くのを午前中にして昼過ぎには帰ってこなきゃって事になって、私が
「面倒くさいなぁ」
と言ったら
「イナカの長男の所に嫁に来たんだから、こういう付き合いはもうしょうがないと思って頑張ってよ」
と次郎君に言われましたが、いや、アンタ本当は次男じゃん!(笑)←お義兄さんが婿養子に行ってるので、次男なのに繰上げで長男扱いなのだ。そこまでして跡継ぎだのなんだの気にするような家でもないんだが。


ミホリンちから帰ってくる途中で寝てしまったユウ。お昼寝を中断して起こしたら機嫌悪くなるかな?と思いましたが、パパはいるしおじいちゃん・おばあちゃんもいるしでハイになり、超ご機嫌で走り回ってました。去年のこのイベントの時はちょっと人見知りしたんですが、今年は絶好調。見慣れない人にもちゃんと挨拶できたし、おやつとかジュースとかもらって楽しそうでした。

予想以上に寒かったため、例年よりちょっと早い時間に解散。行けばそれなりに楽しいんだけど、行くまでが面倒なんだよな、こういう行事って。



2009年01月11日(日) 宮崎で結婚式・続き。

さて、昨夜の二次会の話からです。


正直、行こうかどうしようかかなり迷ったんですよ。だって地理が全然わからないし、クミちゃんの友達も誰も知らない。それに、やっぱり朝から緊張しながら長距離運転してきて着物で披露宴。結構疲れてました。二次会が終わったら部屋に遊びに行くよ!とも言ってくれてたし、無理して行かなくても部屋でゆっくりして待っててもいいんじゃないか?って。

でも、クミちゃんは私の結婚式の時は二次会にも来てくれたんだよね。クミちゃんは学生時代熊本に住んでたから地理的な不安はあまりなかったかもしれないけど、周囲が知らない人ばっかりっていう状況は同じ。私の時はよっしーは招待してなかったし。それでも来てくれたのは本当に嬉しかったもん。恩返しってわけじゃないけど、せっかく招待してくれたんだから同じだけの礼を尽くそう。何より、頑張って宮崎まで来たのに、このままじゃ全然クミちゃんと話せないじゃないか!(笑)


ってわけで、部屋で一息ついてからクミちゃんに電話してみました。二次会の店までの行き方を聞いてみようと思ってたら
「うちらも、着替えて軽く食事して、今一息ついたとこなんだ。これから出るから、一緒に(タクシー)乗って行く?」
と誘ってくれました。

いいのかな〜と思いましたが、行く先も交通手段も同じなのに別々に行く理由もないし…って事で、お言葉に甘えて同乗させてもらいました。


タクシーを降りた所に旦那さんの後輩である幹事さんが迎えに来てくれてて、そこから歩く事5分ほど。着いたのは、小さなスナックでした。

スナックっていうか、パブ?通りすがりに入る人は確実にいないだろうなって感じの、ビルの2階にある本当に小さな店。ボックス席とカウンター、合わせても15人座れるかどうかってぐらい。店員さんは男の人が2人と、一応女性も2人いるんだけど、ホステスさんとかキャバ嬢っていうよりは本当に単なるバイトの女の子って感じ。だってほぼ普段着なんだもん。なんつーか、会社の飲み会とかで二次会で行く店を彷彿とさせました。お姉さん達がスーツやワンピースでオシャレしてる分、そっちの方がまだマシかも。

えぇ、ぶっちゃけ、学生時代によく行ってたような『2時間飲み放題で2,500円』とかの店だったと思います(苦笑)そしてクミちゃんはどうやら本当に自分の友達にはほとんど声をかけなかったらしく、クミちゃん側の出席者は私だけでした。みんな子供がいたり、披露宴が終わったら地元(市外)に帰る人が多いから、来れる人はほとんどいないと思う…って言ってたんだよね。そして、来れないだろうとわかってるからこそ、『行けなくてごめんね』と気を使わせたら悪いから最初から声をかけないつもり、と。


結果的に、二次会の間はほとんどクミちゃんを独占してがっつりおしゃべりできました(笑)クミちゃんとしても、旦那さんの同僚ばっかりが飲んでるところにぽつんと参加するのもあまり楽しみではなかったようで(ま、そりゃそうだ)たくさん話せて喜んでくれてたようです。やっぱり行って良かった。


その店にいた女の子のうちの片方が、途中で唐突に
「私、いくつに見えます?」
と話しかけてきました。

ちょうどその時、クミちゃんは旦那さんと一緒に別の店(旦那さんの学生時代の友達が自発的に集まって飲んでた店)に顔を出しに行ってて、私1人でヒマそうに見えたんでしょうね。一応店員さんだし、気を使って話しかけてくれたのかな〜と思いましたが、それにしてもなんの前触れもなく
「私、いくつに見えます?」
って…どんな切り口だ、とちょっと笑いそうになりながら
「そうだな〜…」
と考える。

いや、もう正直言うと化粧が濃くてよくわかんないんだけど(笑)肌の感じから若いなって事だけはわかる。こういう状況では見えた年齢より2〜3歳下に言ってあげるのがマナーだと判っちゃいるんだが(あたしゃオッサンか)、同性相手にそこまで気を使う必要もなかろう。という事で、見えた通り
「…20…2、3ぐらい?」
と答えてみました。すると
「聞いた!?あたし、23に見えるんだって!!」
と男性の店員さん相手にいきなりテンション上がる彼女。

あれ?もうちょっと上だったのか?と思ったら、隣に座ってた幹事さんも同じように感じたらしく
「え?実は27ぐらいいっちゃってるとか?」
と尋ねる。彼女はますます大笑いして
「これ、答え言っちゃっていいのかな〜」
と首をかしげなが言いました。



「18歳です。平成2年生まれ




……いや、言っちゃダメだろ、それ(苦笑)



冗談かと思いましたが、その後の様子を見てたらどうも本当っぽい。彼女、シブガキ隊を知りませんでした。さらに、チェッカーズも知りませんでした。記憶の中で一番古いアイドルは誰?という質問に、しばらく考えてから
「……よーおこーそー、ここーへー、あそぼーよパラダイス♪って人達」

光GENJIの事のようです。私、小学生でしたわ……。


旦那さんの同僚の方達の年齢層が、一番若くて26歳、上は40過ぎだったんですが、カラオケの選曲が渋いんですね。シブガキ隊から始まって、BOOWYメドレー、浜省メドレー、チェッカーズメドレーに締めは尾崎メドレー。私でも
「一部はリアルタイムで知ってるけど、大半は本物を聞いた覚えはほとんどない」
ってレベル。

で、チェッカーズメドレーの中に『涙のリクエスト』が入ってて、男性陣が皆腕をぐるぐる回しながら歌ってたんです。そしたら彼女、とりあえず真似して盛り上がりながら、こそっと私に
「この動き、なんですか?」
……(^^; そうだよね、18なら知らないよね、と思い
「フミヤがあーやって歌ってたの」
と答えると、そこで驚愕の言葉が。



「フミヤって誰ですか?」




………え、そこから!?


あれ?フミヤって今でも人気あるよね?もしかして、18ぐらいの世代ではフミヤもすでに過去の人なの?と唖然としながら
「誰、って……藤井フミヤ、知らない?」
と答えると、ちょっと考えてから
「あー!チェッカーズってフミヤがいたグループなんですか!」

よ、よかった、フミヤは知ってたのね……_| ̄|○



なんつーか、うちの会社にも新卒で入ってきた男の子いるけど、その彼と話す時にここまで年の差を感じた事はないんだよね。同じ18〜9歳でこうも違うものかと。次郎君が
「飲みに行っても、ハタチ前後のホステスとか何話していいかわからん」
と言ってたのが判る気がしました。(そこで彼は娘自慢をして親バカぶりを披露してくるらしいのだが)


翌日も仕事とか、そのまま市外に帰るという人ばっかりだったため、二次会が終わった時点でおとなしく解散。ん〜、やっぱり私が自分の結婚式の後に四次会まで付き合ったのは、普通に考えたら例外なんだな。


そこからホテルに帰るのかなと思ったら、旦那さんが
「せっかく宮崎に来てるし、何か地元のおいしいものでも食べに行きませんか?」
と誘ってくれました。披露宴で16〜18時ぐらいの時間にフルコースを食べてるからそんなにお腹が空いてはいなかったんだけど、ちょっとぐらいなら食べれるな〜という腹具合。結果、3人でうどんを食べに行きました。宮崎って、飲んだ後の締めにラーメンよりうどんを食べる人が多いって本当?


旦那さんが
「近くに、ちょっと変わった食べ方をさせるおいしいうどん屋さんがあるんですよ」
と連れて行ってくれたのは、カウンターのみ10席ぐらいの小さなお店でした。旦那さんお薦めの釜揚げうどんを注文。

そばちょこみたいな器に卵を割って、出された刻みネギとわさびを全部投入。わさびが全部溶けるまで混ぜたら、熱燗みたいにして温められた麺つゆを器の8分目ぐらいまで入れてさらに混ぜる。そこに、茹で上がったあつあつのうどんをつけ麺で食べるのです。これがまたおいしかったー!家でも真似してみたい食べ方でした。


食べてる途中で、旦那さんはもう1軒の学生時代の友達グループから呼び出しがかかり、
「ごめん、ちょっと行ってくるね」
と出て行かれました。クミちゃんと2人で完食して、それからタクシーでホテルに帰る。
「朝からバタバタ準備してきたから、クレンジングとか洗顔とか全部忘れてきちゃったー」
と言うので、先に私の部屋に寄って化粧だけでも落としていけと連れ込みました(笑)

だって、普段と違う化粧品でメイクされてて
「あんまり合わないみたいで、なんかさっきから肌が痒くてさ〜」
とか言ってるくせに
「一晩ぐらい、石鹸で洗って寝ても大丈夫でしょ」
とか言うんだよ。もうそういう無理がきくお年頃じゃないんだから(苦笑)




一晩ゆっくり寝て、朝は8時ぐらいに起きました。オーシャンビューの窓からは朝日が見えるのですが、実は建物自体は北向きだったらしく、朝日が予想と逆方向に見えたので焦りました。でもすばらしくいい天気です。

クミちゃんから
『朝御飯、どうする?』
のメール。いや、そりゃ食べるけど…せっかく結婚式翌日の朝なんだから、2人で食べなよ、と返信すると
『大丈夫だよー。旦那の友達も一緒かもしれないし』
という返事。

食べようと思ってたレストラン(3つの中から選べる)も同じみたいだし、このタイミングだと別々に行っても結局は店で会いそうだ。じゃぁいいか?と、これまたお言葉に甘えてご一緒させてもらいました。どこまでも新婚さんの邪魔をしてる気がする私。

クミちゃん達はもう1年以上前から一緒に住んでるから、確かに新婚さんって雰囲気ではないんだよね(^^; でも、だからこそ結婚式の翌朝ぐらいちょっとスイートなムードになっても…と思ったんですが、クミちゃんいわく
「新婚旅行でそういうのはもう満喫してきたし、旦那とはこれから毎日一緒だけど咲良とは次いつ会えるかわかんないじゃん。一緒に食べようよ」
だそうで…嬉しいような申し訳ないような。


でも、おかげで前日の二次会からこの朝食で、旦那さんとも結構ゆっくり話ができました。会社の人達の口ぶりからも、披露宴でスピーチして下さってた上司の方の言葉からも、そして実際に話してみたご本人からも、伝わってくるのは『とにかくいい人で周囲の信頼も人望も厚い人』という印象。いい人過ぎて損をする事もあるようで、しっかりもののクミちゃんといい組み合わせだなって思いました。


朝食は、メニューがとっても充実したバイキングでした。具材を選んでその場で作ってくれるオムレツがおいしかった。新婚旅行で行った沖縄のブセナテラスの朝食に負けないぐらいの充実度でしたよ。


朝食が済んだ所で、それからホテル内のブライダルサロンに小物の返却や最後の挨拶に行ってくるという2人とはお別れ。部屋に戻って、ゆっくり身支度をして、時間ギリギリにチェックアウトしました。

予想はしてたんだけど、宿泊費は新郎新婦持ち。泊まる事にした時、
『費用は自分で出すから、部屋の手配だけお願いします』
と一応言ってはいたんだけどね…もちろん、クミちゃんが熊本で私の結婚式に出席してくれた時もクミちゃんの宿泊費は私が負担したんだけど、今回は金額が全然違うもんな〜。多分、私が出した彼女の宿泊費の2倍ぐらいかかってますよ。しかも、前夜の二次会の往復のタクシー代もクミちゃんがタクシーチケットで払ってくれたし、あまりに何もかもお世話になるのは申し訳ない。


…単純に、お渡ししたご祝儀と出してくれた宿泊費がほぼ同額のはずなんです。それじゃお祝いにならんだろう。

と思って、一応フロントで
「宿泊費を自分で払いたいんですが」
と主張してみたんですが
「新郎新婦様からすでにお支払い頂いてますので」
とやんわりと断られました。あぁぁぁやっぱり(;;)

申し訳ないので、何かプレゼントでも贈ろうと思います…。



帰りは天気も良くて、行きより短時間で家に着きました。次郎君は夜は新年会の予定だったので、帰宅してまずは洗濯機をまわして、その間に荷物を片付けて、洗濯物を干して、着物をクリーニングに出してから自分のパジャマを持って実家へ。昨日から泊まってたユウと一緒に、実家で夕飯食べてから帰ってきました。


1泊2日で、総移動距離420km。ハードでしたが、結婚式も良かったし、クミちゃんも幸せそうだったし、旦那さんもいい人そうだったし、初めてのホテルも満喫したし(笑)充実した2日間でした。今度はぜひ夫婦揃って熊本に遊びに来て欲しいな(^^)



2009年01月10日(土) 結婚式は楽しい♪

今日は、学生時代のバイト仲間クミちゃんの結婚式に行ってきました。

宮崎での出席だったので朝から車で向かったんですが、熊本の天気は『山間部では雪』!高速道路が通行止めになるんじゃないか!?とハラハラしましたが、どうにか無事行けましたよ。


なじみの整備士さんには
「…正直に言うなら、僕はJRを勧めるな」
とまで言われて不安になりましたが、熊本から宮崎にJRで行こうと思ったら、特急&新幹線で1度鹿児島に行ってそこでまた特急に乗り換え。朝7時過ぎに熊本を出て11時前に宮崎に着くっていうルートが最短。でも私、かなり乗り物酔いしやすくてですね……出張で本社(福岡)に行くのも、可能なら自分で運転していきたいぐらいなんですよ。そんな私が、トータルで3時間強のJRや高速バスなんて乗りたいはずがない。

前日にクミちゃんから
『遅刻してもいいから、安全運転で来てね』
とメールももらい、念のため予定より小1時間早く家を出ました。ユウは実家に泊めてもらうので、保育園グッズとお泊りグッズを預けて高速のインターへ。途中までは結構晴れてたので
「あれ?意外と大丈夫じゃない?」
なんて思ってたんですが、雪降るかもよ〜と言われてた地域に突入した途端、風景が一変しました。


高速道路の両脇の山や木々にうっすらと雪が積もってる光景ってのは、なかなか緊張します(--; 九州の人間は雪に慣れてないからな。


50km/hに速度規制されてるところを、それでも頑張って70〜80km/hで走ってたんですが、ガンガン追い越される。皆、この状況でどうしてそんなにスピード出せるの!?とビクビクです。一応、着替える都合もあって挙式の2時間前に到着の予定で出発してたんですが、急ぐ余り事故るんじゃ意味がない。
「なんなら1時間前に着いても間に合うから」
「最悪の場合、挙式がダメでも披露宴に間に合えばいい」
と言い聞かせてたんですが、宮崎に入ったら天気も徐々に回復。結局、予定より30分遅れただけで着きましたよ。いやーよかった。


着替えたら、さっそく挙式場へ。上るエレベーターで同年代ぐらいの女性と一緒になりました。目的の階が同じだし服装もそれっぽいから、この人もクミちゃんの挙式に出席する人なのかな〜と思いつつ、エレベーターは到着。会場の方が
「今、中でリハーサル中ですので、ご出席者の方はあちらの控え室でお待ちください」
と示されました。言われるままに控え室に行こうとしたら、一緒に上がって来たその女性が
「あの、娘が中でリハーサルしてるはずなんですが…」

……娘ってクミちゃん?




そんなはずはない(笑)



後で判った事ですが、この女性は、クミちゃんのベールを持って歩いた姪っ子ちゃんのお母さんでした。クミちゃんのお兄さんの奥さん。あ〜ビックリした(^^;


控え室で、同じくバイト仲間だったよっしーと合流。個人的に連絡を取り合うほど親しくはなかったんだけど、クミちゃんとよっしーと私の3人が、そのバイト先のオープン当初からのメンバーで一番長かったんだよね。よっしーも結婚してるけど今でも地元に住んでるので、小児科やら耳鼻科やらやたら病院で偶然会うのです(笑)今回は出席はよっしーだけなんだけど、ホテルの敷地内のコテージを取ってもらって、家族でそこに泊まるんだって。式の間、2人の息子さんはご主人が遊んでてくれるって。


挙式場はホテルの43階にあって、海に向かってバーンと大きな窓があるチャペル。自然光がたっぷり入る、明るくてキレイなチャペルでした。会場選びでここを見たクミちゃんが
「絶対ここでやりたい!と思ってこのホテルにしたの」
と言ったのも頷けます。


始まる前に祭壇の脇に神父さんがちょこんと腰掛けて待ってらしたんですが、その隣に座ってるもう1組の男女が。女性は『ちょっと地味目の出席者』って感じのワンピースの日本人女性なんだけど、男性が……バシッとスーツを着こなした、ジローラモさん風(笑)の外人男性。この人達は何なんだろう?通訳とか?いやまさか違うよね。何なんだ?…と思っていたら、“歌う人”でした。聖歌隊ではなくソリストが2人いたわけです。新郎の入場時にはジローラモさん(勝手に命名)が、新婦とお父さんの入場時には女性が歌ってました。


挙式が始まって……実は、この時が旦那さんになる方と初対面。

学生時代のクミちゃんは、当時まだ全然メジャーじゃなかったイチロー選手にいち早く注目してカッコいいと盛り上がってたぐらいで結構面食いだったのですが……正直、ちょっとイメージと違いました(笑)うん、イチローっていうより古田選手。イケメンではないけど人柄の良さがにじみ出てるって感じの、優しそうな人でした。


挙式はつつがなく終わり、披露宴会場がある隣の建物に移動。受付を済ませたら
「披露宴が始まるまでの間、よかったらお使いください」
と、同じフロアにあるラウンジで使えるワンドリンクチケットを渡されました。この時点で開始まで1時間弱あったので、じゃぁお茶しながらしゃべろう!とよっしーと一緒にラウンジへ。お客様の中には、早くもビール(多分自腹)で盛り上がってる親戚らしいおじさん達も(苦笑)

よっしーと会うのも久しぶりなので、お互いの近況報告やあれこれ話してたらあっという間に披露宴の時間になりました。会場前でお出迎えしてるクミちゃんの写真を撮って、中へ。縦長い会場の、ちょうど前からも後ろからも真ん中付近でした。ん〜、高砂も出入り口も微妙に遠かったのはちょっと残念。

席はもちろんよっしーと隣同士で、同じテーブルには他に子どもを含む4人のお客様。ところが、そのうち1人が急に欠席になったらしく、2人の子供をつれたお母さんと私達、という5人になりました。

1人で子ども2人連れてくるって大変そうだよね…と感心してたんですが、その2人、どうも同じぐらいの大きさに見える。年子か?もしかして双子かも?とよっしーとこそこそ気にしてて、途中で聞いてみたらやっぱり双子でした。男の子と女の子の双子で、あまり似てなかったもんで。ちなみに3歳。同じ年でもやっぱり男の子より女の子の方がちょっとしっかりしてるな〜って感じでしたね。でも2人とも大騒ぎする事もなく、とってもいい子でしたよ。


途中で、司会の方から
「ここで、新郎新婦からのサプライズプレゼントです。今からお呼びする方は前に出てきてくださ〜い」
と言われ、へーなんだろうねーとか言ってたら、最初に私の名前が呼ばれてビックリ。飲んでたウーロン茶噴きそうになりました。

呼ばれたのは、私を含めて5人。実はなんとなく呼ばれる理由に心当たりはあったんですが……はて、5人もいるとなると違うかな?と思っていたら、やっぱり私の想像通りでしたよ。


ずばり、誕生日の人。


さすがにピンポイントで『今日だけ』ではなく、『今日を含むこの3連休の間に誕生日の人、もしくは家族が誕生日を迎える人』でした。私が昨日(9日)、私の次に呼ばれた男性は今日(10日)、新郎の妹さんが明日(11日)で、あとのお2人はそれぞれ奥様とお子さんが今日・明日が誕生日。

クミちゃんが
「ケーキじゃなくてごめんね」
とニヤリと笑いながらプレゼントをくれたんですが、後で開けてみたら、最近よくギフト商品として見かける“ケーキみたいなタオル”(←商品の画像見れます)でした。いやん、かわいい♪


お色直しに行ってる間に、よっしーとカクテルドレスの色予想。テーブルクロスとか装花がピンク・オレンジ・黄色・クリーム色とパステル暖色系だったので、多分ドレスもそうだよ!と盛り上がっていたら、ばっちり予想通り淡いピンクでした。スカートの部分にオフホワイトや薄いサーモンオレンジ、淡いレモンイエローの花や花びらが散りばめられた、とってもかわいいドレス。多分、先にドレスを単品で見たら
「いや、33歳にこれはどうなの?」
と思ってしまうんだけど、クミちゃんが着てると違和感がないんだよね〜。普段からよくピンクを着てるって印象があるわけでもないのに、すごくしっくり似合ってました。


テーブルに、1人1個ずつかわいらしいキャンドルが置いてあったので、これは1人1人につけて回るのかな?でもそれだとすごい手間がかからない?と話してたら、代表で各テーブルで1人だけ新郎新婦がつけて、テーブル内でその炎をリレーして全員につけてください、というやり方でした。そしてそれを、新郎新婦も一緒に1つだけ願いをこめてそれぞれ吹き消す。新郎新婦と会場の皆の幸せを願う、『エンジェル・ブレス』という趣向なんだそうです。引出物の袋の中にちゃんと小さな袋が入れてあって、キャンドルはお持ち帰りできます。


それにしても、料理がどれもすごくおいしかった…オードブルからデザートまで、1つもはずれがなかったです。和洋折衷のフルコースだったんですが、最初からお箸だけ置いてあったのでヘンに格式ばらずに頂けたのも良かったな。


披露宴の最後には、出席者の名前をスクリーンで流すエンドロールの演出。バックにいろんな写真が出てきたのですが、最初は、挙式のリハーサル風景だったんです。でも、クミちゃんの後ろでベールを持ってる女の子が今日の服装だったので
「あ、これ今日の写真なの?」
とか言ってたら、いつのまにかリハじゃなくて挙式本番の写真になってる!その後も次々に出てくる今日の写真。挙式風景だけじゃなくて、披露宴が始まるのを待つ間のお客様の写真もたくさん出てきました。

……そういえば、ラウンジでよっしーとお茶してる時に、お客様をグループごとに写真撮ってる人がいたわ。うちらの隣のグループも撮られてて、次はうちらを撮りに来るのかな?と思ったらスルーされたんで(笑)あの人、何のために写真撮ってるのかな〜クミちゃん達の結婚アルバムにでも入るのかな?とか思ってたんですよ。そっか〜、あの写真はここで使うためのものだったのか〜。

多分、うちら2人はあまりにも話が盛り上がってたので、カメラマンさんも声をかけるのを遠慮したんだと思います(苦笑)

披露宴中の写真まで出てきて、撮ってすぐ映像を作ったんだな〜って感じでちょっと感動しました。


披露宴終了後、お見送りが終わったクミちゃんと一緒に写真を撮って、再び更衣室で着替えてチェックイン。クミちゃんにお願いして会場のホテルに部屋を取ってもらってたんですが、リゾートホテルだけあってシングルでも広々!っつーか、アメニティが全部2つずつあったので、本来なら2人でも泊まれる部屋なんだと思います。


えーと、この後は二次会なんですが、これがまた長くなりそうなので(苦笑)続きは明日の分で。


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